映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ

劇場公開日:

解説

「四月は君の嘘」の原作者・新川直司が女子サッカーを題材に描いたコミック「さよなら私のクラマー」「さよならフットボール」をアニメ化した映画&テレビシリーズ「さよなら私のクラマー」の映画版。女子サッカーの頂点を目指す高校生編を描くテレビ版に対し、映画版では主人公・恩田希が男子サッカーで苦闘する中学生編を描く。子どもの頃から男の子たちの中でサッカーを続けてきた希。優れたテクニックを持ち、誰よりも努力してきた彼女だったが、中学に入ると性別による身体差という大きな壁にぶつかり、滅多に試合に出してもらえなくなっていた。中学2年生になった彼女は、新人戦の1回戦に出場したいと監督に申し出る。対戦相手は幼なじみのナメックこと谷安昭が主将を務める江上西中学校で、希はナメックから、身体の大きな男子に女子が敵うわけがないと言われていた。試合に勝つことでその言葉を跳ねのけるべく、孤独な戦いに挑む希だったが……。

2021年製作/104分/G/日本
配給:東映

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(C)新川直司・講談社/2021「映画 さよなら私のクラマー」製作委員会

映画レビュー

4.0ジェンダーとフィジカル

2021年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ジェンダーバランスと平等が社会のあちこちで議論されている。スポーツというのは、おそらくジェンダーというテーマで最も難しい分野の1つだと思う。男性と女声では明確に身体能力が異なるからだ。この作品は中学サッカーを舞台にジェンダーとスポーツにおけるフィジカル差をテーマにしている。
主人公の恩田希は、小さい頃から男子に混じってサッカーをやっていた。小学校時代までは男女のフィジカル差は顕著ではないので、誰よりもテクニックのある恩田は活躍できた。しかし、中学時代は成長期であり、男女の体格差は明白になっていく時期だ。小学校時代は仲間の中で一番高身長だった恩田は、中学になってどんどん身長を抜かれていく。中学の監督は成長期の大事な生徒に一生モノの怪我を負わせたくないから彼女を試合に出そうとしない。女であるというだけで試合に出れない悔しさをバネに恩田は、一層テクニックに磨きをかけ、「フィジカル以外の全て」で男子を越えようと努力する。
男女の体格差はどれだけ世の中が平等になっても埋まらないかもしれない。しかし、主人公はフィジカル差をテクニックで跳ね返す。サッカーはフィジカルだけで決まらないスポーツであることが本作のポイントだろう。

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杉本穂高

4.5憧れ

2022年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

親分に憧れてるナメックが切なかった
昔のまま、かっこいい親分、頑張っても手の届かない親分、色々切ない部分が多かったです

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お~い

4.0安昭がマジ嫌いだ!

2022年8月21日
iPhoneアプリから投稿

なんなん?安昭

ジェンダーの観点でも見て考えさせられるとこはある。
サッカーって勝負の世界で男女と言う違いをサッカー選手として対戦する時、女の子だから手加減するのか関係なく本気でぶつかるべきか?これは難しいとこだけど…主人公が置かれてる状況にコーチが悩んでいた事とか考えさせられた。そういう場に大人としてどう関わるべきか考える機会を貰ったよね。いいテーマ!

ただ、確実に主人公の希が女の子である事を間違った扱い方したキャラは一人!

安昭!!!

希と再開して密かに好きだったから
自分が男として見られたいからか知らんが
なんなんあのマウント?!

「男と言うだけでお前を超えたレベルにいる」

男ってだけで勝ってる事が誇りなんだ。こういう男ってだけで女に甘えられると勘違いした男は現実にも多いんだよな。んで、最後の安昭の「好きだ」も反吐が出る。お前の勝手な感情押し付ける前に謝罪しろや!

それに対照的に鉄ニと薫は中学生にしちゃ大人過ぎる。この二人の秘めた想いパートは凄い良かった。二人の密かな想いを見るだけで見る価値ある。

ただ、安昭には天罰降ってほしい。

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たっつん P子

3.0鑑賞動機:原作10割。

2022年3月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原作は『フットボール』は既読。『クラマー』がいつのまにか完結しててちょっとショック。テレビアニメは直後に一気見。公開が遅れて当初の意図と順序が逆になったが、特に問題ないでしょう。駒場競技場は高校の部活で何度も行ったので懐かしい。
やっぱりフィジカルだけじゃつまんないぜよ。奇抜なアイデアや魅せるテクニック、練り込まれた構成でこちらをアッと言わせるそんなファンタジックな映画が好きだーって、サッカーどこいった。

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なお
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