劇場公開日 2020年11月20日

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THE CROSSING 香港と大陸をまたぐ少女のレビュー・感想・評価

全26件中、21~26件目を表示

2.5香港JK青春アンダーグラウンド物語

2020年11月24日
iPhoneアプリから投稿

主人公のビジュアルが美少女の一歩手前でリアリティある。

日本のJKも様々な形で稼いでいるけど、iPhoneの運び屋がシノギになる設定は我々日本人にとっては縁遠いファンタジーで、なかなか面白かった。

そのアンダーグラウンドと三角関係の青春がストーリーの2本柱なんだけど、感情の描写の演出が控え目で惜しい。

ミニマルテクノのBGMが近代香港に似合っていて好き。

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NobuNaga

2.5喜怒哀楽が見えてこない

2020年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

現状の香港の騒ぎを察して本作品を見に行きましたが、あまり関係が無い内容ですね・・・

中国に住み香港の学校に通い、現在の中国のある意味問題点である貧困と富の差に襲いかかっている人間の価値観のちがいなどで行る人間関係などで悩む女子高が、中国と香港の間にあるこれも問題のひとつである関税の事で、徐々に密輸に手に染めていく話なんですが・・・・

お話としては別に特別に悪くも無く、題材もいいのですが、本作品の制作する方の作り手の手法が私と合わないかな・・・

作りては、何ともシュールに作り上げているのだろうけど、まるで緊張感や人物の感情論などが上手く出てこないと言うか、こちらに伝わらない・・・

見ていてイライラするかな・・・・

もっとこれが爽やかな青春映画だからこの手の表現方法でも良いと思うけどね・・・

作りては、ドキュメントタッチで作り上げている感覚なんだろうけど・・・いまひとつ伝わってこないよな・・・

演じている方はなかなか芸達者の人が集まっているのだから・・・私の視点から言えば勿体ないとしか言葉が出ない・・・

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sally

4.0香港と深圳とiPhoneと女子高生

2020年11月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

普通に面白かった。

前提知識は必要。
一元は15円くらい。
時給32.5元=時給480円
ハンバーガーやコーラなどの物価は同じくらいかな?
香港と深圳(中国本土)がどういう関係で、新型iphoneは深圳では手に入らないので、闇取引で高額取引されるので、密輸する人がいる。深圳に住んでいて、香港の高校に通えるのは何故?この辺りが前提知識がないと分かりにくいかと。
あの山は、、香港なのか深圳なのか?どっちでしょう?

単純に、16才の高校生がちょっと悪いことをしてみたり、母親が嫌いになってみたり、どこの国でも同じなのだな、と思います。

主演の女の子もとても良い。
可愛らしいところ、子供っぽい所と、怒ったり、息遣いとか。
映像も綺麗で、この監督は鏡や窓の映り込みがすきなんだなぁと思いました。
途中、何度か画面が止まって、独特な音が鳴る演出だけ意味が分かりませんでしたが。

アジアの映画は良いですね。
単に、街の景色や食事シーン、裏路地、団地のような建物など、見ているだけでワクワクします。
日本人だからですね。
日本の景色ではこうはならない。
セリフや設定も、非現実的でも許せてしまいます。

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だるまん

3.0香港の若者の日常

2020年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

香港と中国大陸の越境問題、香港から中国大陸への携帯電話(iPhone)密輸、香港の若者の日常。香港と中国大陸の実情を垣間見た。香港映画ではなく中国映画だった事に驚いた。

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浪花のしんちゃん

3.5麻痺

2020年11月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

161本目。
恋愛映画かと思ってたら、まぁ多少かじっていないでもない。
隣国携帯事情はよく知らないけれど、アンドロイドユーザーの自分からしてみれば、たかがiPhoneじゃんと思ってしまう。
クリント・イーストウッドの運び屋程の危なっかしさは感じないけれど、多感な時期に知ってしまった非日常、欲に麻痺していく感じが、ちょっと怖い。

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ひで

3.5制服はパスポート

2020年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

iPhone 6(?)時代の話なのか、現在よりも少し前の設定らしい。

映画のテーマとしては「少女」であって、「CROSSING」に重点はなかった。裏社会を含む人間ドラマであり、恋物語でもあるが、政治・経済的な話ではない。
また、公式サイトの「世界の若者が直面する道徳的な問題に立ち向かう様子が本作では表現されている」というのは、ちょっと大げさだ。

ただ、「香港-深セン」だけでなく、日本の若い女の子にも通底する内容をもった話であることは確かだろう。
犯罪に走る少女の描かれ方は繊細かつ自然で、そこが一番の見どころかも。
話はややエグいが、直球勝負の“青春”映画である。

「2020東京・中国映画週間」で自分が観た映画の中で、本作だけが「電影管理局 公映許可証」の表示が出なかったと記憶する。
それでも、中国当局を刺激するような内容ではなく、ラストでは「現在は管理が厳しくなっている」的なフォローも入っており、気を遣っているように感じられた。

それにしても、日本に来る中国映画は、このようなリアルな肌合いの“ノワール系”が多いような気がするのだが、なぜだろう?

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Imperator
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