「もうちょっとひねりがほしかった」THE CROSSING 香港と大陸をまたぐ少女 canghuixingさんの映画レビュー(感想・評価)
もうちょっとひねりがほしかった
香港で新しいiphoneが発売になると深セン側のイミグレで密輸犯が税関に捕まるのはもはや風物詩と言っても過言ではないが、それを香港生まれ、深セン在住の高校生が越境通学のついでに密輸にのめり込んでいくというお話を映画化したもの。
物語の流れを理解するには主人公が現在香港側にいるのか、それとも深セン側にいるのかを把握する必要があるだろう。例外もあったが大雑把に言えば広東語での会話の時は香港側、普通話での会話の時は深セン側だ。
私も仕事で香港~深セン間は何度も行き来したことがあるので、本作の背景やストーリーは非常に分かりやすかった。ただ結末もどうなるかは簡単に予想はできたのでもうちょっとひねりがほしかったところである。
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