ヒトラーに盗られたうさぎ
劇場公開日:2020年11月27日
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解説
ドイツの絵本作家ジュディス・カーが少女時代の体験を基につづった自伝的小説「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」を、「名もなきアフリカの地で」のカロリーヌ・リンク監督が映画化。1933年2月。ベルリンで両親や兄と暮らす9歳のアンナは、ある朝突然、「家族でスイスに逃げる」と母から告げられる。新聞やラジオでヒトラーへの痛烈な批判を展開していた演劇批評家でユダヤ人でもある父は、次の選挙でのヒトラーの勝利が現実味を帯びてきたことに身の危険を感じ、密かに亡命の準備を進めていたのだ。持ち物は1つだけと言われたアンナは大好きなピンクのうさぎのぬいぐるみに別れを告げ、過酷な逃亡生活へと踏み出していく。アンナの父を「帰ってきたヒトラー」のオリバー・マスッチ、母を「ブレードランナー 2049」のカーラ・ジュリ、心優しいユリウスおじさんを「お名前はアドルフ?」のユストゥス・フォン・ドーナニーが演じた。
2019年製作/119分/G/ドイツ
原題または英題:Als Hitler das rosa Kaninchen stahl
配給:彩プロ
劇場公開日:2020年11月27日
スタッフ・キャスト
- 監督
- カロリーヌ・リンク
- 製作
- ヨヘン・ラウベ
- ファビアン・マウバッフ
- 原作
- ジュディス・カー
- 脚本
- カロリーヌ・リンク
- アナ・ブリュッゲマン
- 撮影
- ベラ・ハルベン
- 編集
- パトリシア・ロメル
- 音楽
- フォルカー・ベルテルマン