「予告編ではおバカな作品でしたが、物語の途中からある種の思想が入ってきました・・」100日間のシンプルライフ お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
予告編ではおバカな作品でしたが、物語の途中からある種の思想が入ってきました・・
あり溢れる物に囲まれた2人の経営者のいずれが物のない生活に耐えられるか、下ネタ交じりに物語が進むかと思いきや、途中からある種の思想が入ってきました。
・現在の大量消費社会は良いことなのか
・物は人に幸せをもたらすか
・個人情報を一握りの企業が集約・利用することは危険性ではないか
思想についてどうこう言うつもりはないのですが、予告編をみて予想していた内容と違っていたので意外感があります(あまり良くない意味で)。
思想のせいか、フェイスブックのザッカーバーグに似た人を〇く描いていますね。
あと、終盤にある2つの描写は映画的ではありますが、現実にはあり得えそうにもないので、個人的には感心しません。
a 全身△の状態で待つ男のもとに、女性が配置された物を頼りに
たどり着くところ
b (最終版)××××されたアプリが□□しようとするところ
「ウサギとハリネズミ」という日本でいう「ウサギと亀」に似た寓話が映画に出てきましたが、上記aについて、まいた豆を鳥にたべられて家に帰れなくなった「ヘンゼルとグレーテル」を思い起してしまいました。
全身△の状態で待つ男のもとに女性がたどり着けなかったら・・・
bについて、当然中身は確認するでしょうに。
2018年製のドイツ映画です。決して悪くはないと思いますが・・・
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