「スゴイとこもグロイとこもギャグも人情もしれっと見せてるyo!(ラップ風にしてみました)」ザ・ファブル 殺さない殺し屋 ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
スゴイとこもグロイとこもギャグも人情もしれっと見せてるyo!(ラップ風にしてみました)
岡田准一さんの身体能力がとにかく凄いです。でも、演出はそれをさらっと流します。汗もかかず息も乱れず、痛がらない。笑いも多めですが、どちらかと言えば乾いた笑いです。
登場人物が鈴木くん佐藤くんなのもなんだか可笑しい。佐藤二朗さんが良かったです。
堤真一さんが小者感を醸し出しているのと、安藤政信さんの整形設定は、笑う所だったのでしょうか。そこは微妙でした。
悲惨な部分がさほど重苦しくないのは、ファブルのキャラクター設定のせいなのでしょう。好きな人はすごく好きだと思います。
岡田さんの髪形、前作ではひどいと思いましたが、今作では馴染んできました。木村文乃さんはエロカッコ良かったです。
敢えて金魚を使ったところとかはちょっと悪趣味だなと思います。私が観た回は親子連れも居ましたが、小さい子が観る映画ではないですね。中学生以上の指定が出来るといいのに。
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pipiさんのコメント
2021年6月28日
ありがとうございます!
面白かったですか、それは良かったw
前作が良かったので、非常に期待していたのですが、製作陣の中に迷いがあった印象を受けましたね。
シリアスストーリーにしたかったのか、前作で「ギャグが寒い」という評価を恐れたのか(私は佐藤二郎もジャッカルも非常に良いと思うんですが。ジャッカル自体が笑えるのではなくて「ジャッカルに笑う佐藤」がおかしいんですものね。)
前半・中盤はオリジナル性を強く出そうとしているのに、後半・終盤は原作寄りにし過ぎで、それまでとの整合性やバランスが悪いし。
せっかく、俳優陣も世界観も良いのですから、次回作に期待ですね(笑)