「遠回り、しかし再び向き合えた二人」AWAKE しいさんの映画レビュー(感想・評価)
遠回り、しかし再び向き合えた二人
将棋のルールは全く知りませんが、予告で気になり鑑賞しました。
セリフや説明が少ない演出で、吉沢さん、若葉さんの目や表情の演技に引き込まれました。
「将棋は本来楽しいもの」
将棋プログラムに出会って生き生きとし始めたものの、これまで将棋をしている英一はどこか苦しげでしたが、
余計な勝敗を気にせず、プログラムを介さず、純粋な笑顔で浅川と直接向き合うことができた最後に、私もすっきりとした気持ちになりました。
雨で、暗く閉鎖的な会場と、光が差し開放的な空港との対比も素晴らしかったです。
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