劇場公開日 2021年6月25日

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「津軽訛りの引っ込み思案な女子高校生「いと」。自分で見つけた居場所(メイド喫茶)を守ろうと、祖母譲りの三味線を弾いて奮闘します。」いとみち もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5津軽訛りの引っ込み思案な女子高校生「いと」。自分で見つけた居場所(メイド喫茶)を守ろうと、祖母譲りの三味線を弾いて奮闘します。

2021年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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もりのいぶき
NOBUさんのコメント
2021年8月15日

今晩は(この会話は、他の人はわざわざ見ないという前提で記します。)
 私事ですが、私は東京神田で生まれ、埼玉で中学まで過ごし、父が会社の偉いさん(出向ですね)となり、山形の鶴岡と言う町で高校時代を過ごしました。
 という訳で、高校入学時の担任の言葉が、真面目に何を言っているのか分からず、途方に暮れ、周囲の同級生に”オイ、コトバガワカンネエカラ、方言講座を開いてくれよ”とぞんざいな口調でお願いしたら、”都会モンハ、オッカネエノオ”(今でも、彼らとは遣り取りしていますが、感謝しかありません)と言いながら、親切に色々な方言を教えてくれました。只、私の高校は当時、彼の地では進学校であったため、庄内地方各地から生徒が来ており、土地ごとに言葉の微妙な違いがある事に、皆で驚いたモノでした。
 宮本常一も、幾つかの著作で記載していますが、東北の冬は長く(10月から3月まで、太陽が出ない)そのため、人は必要最小限の言葉でコミュニケ―ションを取るという言葉が、腑に落ちましたね。長くなりました。では。

NOBU