「とりあえずは大きめサイズでよし。」いとみち はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
とりあえずは大きめサイズでよし。
津軽弁。これはもしや監督からの挑戦状ですか?むむ。同じ日本人やないですか。受けてたちます!って…ほんまに聞き取れんかった。前後のニュアンスで言ったであろうことは想像できたけど。おばあちゃん強者やった。大阪弁なんかかわいいもんやな(笑)
さて、主人公は訛りが強い女子高生いと。津軽三味線の名手であるが、性格はおとなしく引っ込み思案。でも実は意地っ張りで大胆なところもある。そしていつも自分を変えたいと思っている。そんないとが選んだのはなぜかメイドカフェでのアルバイト。優しい店長となんだかんだでやっぱり優しい2人の先輩に囲まれて居場所を見つける物語。
駒井蓮ちゃん初めましてでしたけど雰囲気がいとにピッタリでした。めっちゃ津軽弁に挟まれてるのに標準語キープのお父さんも良かった。家出のシーン笑った。
全体的におもしろい話ですけど一部戦争の話を交えたりとハッとさせられる場面もあり。津軽三味線の演奏シーンは迫力があってめっちゃかっこ良かったです。
いつも自信がなくてもじもじしていた過去の自分から少しだけ前向きになれた明日の自分へエールを。私は好きな終わり方でした。
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