「キャッチコピーが大仰過ぎる」ウォーデン 消えた死刑囚 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
キャッチコピーが大仰過ぎる
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知人から借りたDVDで鑑賞(字幕)。
ミステリかと思って観ていたが、途中からどうやらそうじゃないらしいぞと分かりだして以降は、かなり退屈だった。
何故この時代背景にしたのだろうか。活かされていなかったと思う。社会派映画らしいが、伝わって来るものが無い。
もしかしたら当時の情勢を背景にして、冤罪が多かったのかもしれない。だがそれを批判するには踏み込みが甘かった。
刑務所長の出世がかかった葛藤もよくある話で目新しさは無かったものの、最後の死刑囚への粋な計らいは良かった。
DVDのジャケットに書かれているキャッチコピーだが、誇大広告の感があり実際とは全く印象の異なるものであった。
「生きる意味とは」とあるがそこまで深遠な内容では無かったし、サスペンス性もまぁまぁで、全体的には微妙な出来だ。
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