劇場公開日 2021年3月26日

ノマドランドのレビュー・感想・評価

全499件中、341~360件目を表示

5.0もう、圧倒的…

2021年4月3日
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見て。

事件もドンデン返しもない静かな映画だけど。

もう、ドキュメント!

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みけ

4.0勇敢で正直

2021年4月3日
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こういう生き方、憧れてます正直。
でも、やはりこういう生活をするのには相当な覚悟と度胸が必要なわけで。
イクスピアリにて、寅さんからのノマドランド。
安定は皆無、常にその日そのときを生きている逞しさ。
あー、素敵だ。
何よりアメリカの広大な景色たちが本当に美しい。

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I am R.

3.0異質な世界観

2021年4月3日
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車上生活者の生き様を描いたロードムービー。アメリカの大自然の映像美を背景にしたフランシス・マクドーマンドの異質な世界観に吸い込まれた。天才的な演技力を有する彼女だからこそ成せる業でしょうか。
2021-44

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隣組

3.5見方によってはちょっと羨ましい生き方かも~

2021年4月3日
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鑑賞方法:映画館

知的

家や職を失い、大きめの車を改造して最小限の家財道具を積み込み
職と暮らしやすい気候を求めて、広大なアメリカ大陸を
自由に行き来する高齢季節労働者を追った
まるで、ドキュメンタリーの様な作品。

特に大きな出来事は起きないのだけど
彼らの日常そのものが、出会いと別れの繰り返しであり
時には自然の厳しさによって、静かに眠れない夜もある。

それでも彼らの生き方を観ていると
都会では味わえない広大な土地ならでは風景と
時には野生動物などにも出会ったり
時間にも場所にも縛られない生き方は
ちょっとうらやましくもある。

広大なアメリカ的、生き方だよな~

で、月に8回ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては

主人公のファーンは他の町から
夫の住む町にやってきた来た。
夫を亡くしてからも、町を離れずに
夫が生きた町に拘って生きてきた。
皮肉なことに、そこが企業城下町であったために
企業が倒産してしまうと
町そのものがゴーストタウンとなって
家も仕事も失ってしまった。
もっと早く生まれた町に戻っていれば
また別の生き方があったかもしれないのに~

けれど、ノマドとして暮らすうちに
住むところに拘る心がどこかに溶けて行く。

1~2年過ぎたあたりだと思うが
冒頭に出てきた貸倉庫へと戻ったファーン。
彼女がここで何をするか
静かな中に硬い決意を感じる。

この映画を格差社会の現実と観るか
何にも支配されない自由な生き方と観るか
案外深い映画だと思う。
ライムスター宇多丸さんの解説では
彼女が白人女性だからできる生活であって
黒人だったら無理と言うのも
この映画の隠れた問題定義かもしれない。

本物のノマド暮らしをする人たちが多数出演していて
生活の様子がとてもリアルでした。

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星のナターシャnova

4.5自分には、

2021年4月3日
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泣ける

幸せ

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oraora

3.0眠気に注意(^_^;)

2021年4月3日
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悲しい

知的

寝られる

まず断っておきますが、決して悪い映画ではない事だけは始めに言っておきます。逆にこの映画のように鑑賞後に精神的にずっしりと来る映画は好きな方です。ただ物語は、特別な起伏もなく、荒涼とした乾いた大地の地平線の様に、ただひたすらと淡々と進みます。

主人公が車上生活をしながら、いろいろな人に出会い物語は進みます。仕事、お金、生と死、家族…いろいろ考えさせられます。
映画の紹介文で美しいアメリカの自然の映像が…とありましたが、正直あまり美しいとは思えませんでした。確かに雄大な景色が映画全編に映し出されていますが、全体的に暗く、荒涼とした大地、雪、彩度が低い…自分が美しいと思う映像ではありませんでした。

寝不足ではなく、体調万全な状態で鑑賞する事をオススメします(笑)

あと余談ですが、ここのプロレビュアーさん達って、どんな映画でも高評価してて気持ち悪い。お金の匂いしかしませんね。。。

追記
アカデミー賞ねぇ〜…悪い映画ではありませんが、大絶賛される映画とも思えませんが…アンソニーホプキンスのファーザーの方が良い気がするけど、私の見る目がないという事か(^_^;)

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SICK_JOY

4.02008年

2021年4月3日
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その年に私は再就職し、半年もたたずにリーマンショックというものの凄まじさを知った。
突然翌日に職を無くすということの恐怖、しかもこれから退職金をもらってゆっくり余生をすごそうという時期にそのようなことに直面した場合、どう生きていくか。
主人公はどちらかと言えば寡黙で、そして理知的な女性。
ストーリーの中で関わる人達は、自分の思いをそれぞれ皆に語っていくのだが、彼女はそれをただ淡々と聴いていく。
流れる美しい景色と、ゆったり流れる時間に、彼女の心はなかなか読めない。
途中いくつかのアクシデントがあるが、それも自分のなかで咀嚼し、糧にしていく。

観ている途中、何度も自分に当てはめてみた。自分には彼女のように生きられるだろうか、いや、出来ないだろうなと。

一度ノマドになっても、家族に迎え入れられて屋根のある生活に馴染んでいく人もいる。
彼女を迎え入れるよう計らってくれる優しい人たちもいる。

ストーリーの終盤、彼女は自らの口で自分の過去を語る。
そこで彼女は決心した様子で、今は亡き夫と暮らした地へ赴く。

観賞後、再び自分ならどうするか考えたが、やっぱり私には彼女のようには出来ない。
本当の自由とは、とてもとても勇気のいることだと思う。
言葉足らずで言いたいことが言い切れていないが、この作品を通して、自分を見つめる今後の課題ができたと思う。

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ゆの

4.0老人よ家を捨てて旅に出よう

2021年4月3日
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現代のアメリカで、昔の遊牧民のような生活をしている人たちがいることや、出演者の何人かは本職のノマドであることに驚きます。ノマドになった理由は人それぞれだけど、あえてドラマ的に盛り上げたり声高に主張することなく、彼らの生活が非常に抑制の効いたタッチで淡々と描かれていきます。短いエピソードの積み重ねと繊細な音楽、美しい構図の映像とが非常によく計算されていて、画面に妙な引力があり、意外と退屈しませんでした。全然違う映画だけど、この監督さんの作ったハードボイルドものを観てみたいですね。修行僧のようにストイックなフランシス・マクドーマンドの演技も素晴らしかったです。

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シネマディクト

5.0なぜ旅をするのか

2021年4月3日
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「ノマドランド」
主演のフランシス・マクドーマンドと相手役以外は全員本物のノマド。ほぼ全員が素人なのに、そこになぜか通常あって然るべき不自然さが全くない。
映画はドキュメンタリーとフィクションの境を漂いながら、映像の力を信じてどこまでも丁寧に物語を紡いでいく。

ノマドの表情と身体、車内の生活道具、刻々と変わる自然。それら全てを同じテーブルの上に並べ、今までロードムービーがあの手この手で描いていた「なぜ旅をするのか?」という問いに、かつてないほど雄弁に答えてくれる。こんな映画、自分は初めて観ました。

はじめは高齢者ノマド=経済主義の歪み、みたいな映画をイメージしてたけど、もちろんそうした側面はあるけど、これはそうした人間中心主義的な話ではなくもっと普遍的で壮大な、旅や孤独、あるいは美しいものに触れる事そのものを描いた映画です。

ぜひ、大画面かつ音響の良い映画館で観る事をお勧めします!傑作です。

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前世は焼き鳥屋

4.0思い出したこと

2021年4月3日
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昔オーストラリアを長距離バスでめぐっていたことを思い出した。どんどん荷物が軽くなって、たったこれだけで充分だと知った。その経験で物、場所、人間関係に対する執着がちょっぴり少なくなったかもしれない。

彼女は何かにしがみついている。昔の家、家具、アンティークのお皿、思い出、一人でいること、車…。しがみついているものが自分の大切な一部かもしれないし、そうでないのかもしれない。
ノマドが良いとは思わないが、人間にはそういう面もある。

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Momoko

4.0さよならではなく、またね

2021年4月2日
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ジャーニー

4.5転々と生きてみたくなる

2021年4月2日
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笑える

楽しい

幸せ

日本全国旅したい、日本全国に住んでみたい、その延長線上に車上生活があるのは、前向きな生き方としてすごく共感できる。ただ、経済的に苦しくてそうしかできないのであれば、辛い思いがする。

この映画では、定住しない生き方をプラスに描いていた。しかし、現実にはリーマンショックで職を失った人もいるだろうし、年金が少なくて定住できないのかもしれない。

お金だけが価値の全てだとは思いたくもないし、少なくともこの映画では自分らしい生き方があっていいんだと肯定してくれたようで嬉しい。

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かずじー

庭から見える景色が一番落ち着く

2021年4月2日
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旅に出る人々の話

素晴らしい作品でした。
人間は最後にどこに行きつくのか、人生の目的地とは?
自分にも遠くない未来に待ち受けているであろう老後の姿が胸を突く。
自由と孤独と不安で一杯、よくよく考えたら今もそんな感じだ。
家族はいるけれど、自分が死ぬ時はどんな感じだろう、泣いてくれる人いるかな。
なんて思いましたよ。しんみりしました。

希望の物語なのかはまだ分からないけれど強い映画だと思った。

大自然は強い、容赦なしだけれど人間も負けじと強い。
大自然は美しい、人間も同じくらい美しい。

アメリカの国土ってこんなにも美しかったんですね、忘れてました。
そりゃネイティブアメリカンの方々も自然を崇めるよね、景色が神々しい。
それを奪った人々の子孫が大自然に癒されてるんだから皮肉なものです。
お金の奴隷になった現代人に本来の大事なものは何かを気づかせてくれるような内容でした。

主演のフランシス・マクドーマンドは圧巻の演技でしたね。
表情も仕草もドキュメンタリで実在の人物かと思えるほどの存在感と演技力です。
顔のシワが人生を物語、瞳が心を映し出してました。

ビートたけしがお腹の出ただらしない体を見ながら言いました。
「この体にするまで何百万かかったと思ってるんだ」

樹木希林がシワと白髪が増えた時に言いました
「せっかくシワが出来てくれて、白髪が生えてきてくれたんだからもったいないじゃない」

アンチエイジングやダイエットも必要だけれど年相応の姿ってあるものなんですよね。
無理に矯正しちゃうとほころびや不自然さがでてしまう。

マクドーマンドは本当に自然体だった。衰えた体を受け入れてそのままで表現してた、ヌードシーンとかも含めて佇まいがこの上ないほどきれいでした。

肉体と精神て別物だと言われてるけれど、その二つを一つにしていくのが人生で正しい年の取り方なのかも知れない。とにかく憧れてしまうほどのいい年の取り方です。

現代のジプシーのような生活をする人々。車一つで自由に暮らす人々がアメリカには多いことや、老人が最期を求めて旅をする事など興味深い題材だった。
なかでも印象的だったのは燕の巣の話をする所。

これほどまでに美しいものを見たことが無い、その瞬間の幸福が人生最高の瞬間で今、死んでもいいと思えるほどの景色。
確かに人生で一番幸福な時に死にたいと願うのは当然の事、今まであんまり意識してなかったけれど人生最大の感動ってなんだろう?もう出会ったのかまだなのか、それを知るまでは生きていたい。

諸星大二郎の短編漫画「カオカオ様が通る 」にも同じような考えを持つ民が出てくる。
顔をフードで隠している怪しげな人々だが、実は感動的な風景や現象を見ないようにしているのだ。なぜなら、感動的な物を見た時、人生で最も幸福なこの瞬間に自殺を選んでしまうから。ノマドランドのワンシーンをかなり前から諸星先生は漫画で表現していた、それは人間の普遍的な願いの一つなのかも知れない。

余談だがこの漫画の影響で、私は学生時代にとあるオンラインゲームである試みをしていた。
冒険やレベル上げなどほっておいて、そのゲームで最も自分が気に入った場所を見つけ、そこに居続ける事。
ひたすらに景色を眺め続け、そこに来た他のプレイヤーに挨拶をする、それだけのゲームプレイ。
友人に話したら笑われてしまった「せっかく月額払ってんだから冒険をたのしもう」と言われてしまった。実際、すぐに飽きて冒険を楽しんだし、上記の試みはほぼ失敗だったのだけれど。今ならできるかも知れない。
まあ、ゲームより現実で旅とかして感動した方が映画にちかいけれど。

話が逸れたが本当に素晴らしい映画でした。
誰が見ても心に染みて人生に影響を与える作品であることは間違いないです。

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劇中セリフより

「この旅に『さよなら』はない」

またどこかで会える、死ですらちょっとのお別れでしかない。
そうなると友人を多くもっておきたいですね、また会えるなら色んな話がしたいし聞きたいから。

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フリント

4.0大人向きなドキュメンタリー風映画。

2021年4月2日
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アカデミー賞最有力候補作品なので気になって鑑賞!大人向けのドキュメンタリー風映画。子供や若い子には不向きかな。
色々な仕事をしながらアメリカ各地を旅し、車中生活を送る女性のお話。同じ車中生活を送る人々との出会い、その人々がなぜ車中生活を送っているのか。特段びっくりするような事が起こるわけではなく、まるでドキュメンタリーを観ている感覚。景色の空がとても美しい‥。
排泄するシーンやらはリアルで綺麗なものしか見せないってことはしない。汚い仕事も文句も言わずに黙々とこなす主人公。妹や友人に一緒に暮らそうと言われるのに頑なに拒否する、そこまでして車中生活を送るのはなぜか??
ホームレスじゃなくてハウスレスなのよって言ってたシーンもそれってどう違うのかなって考えさせられる。さすがアカデミー賞候補、考えさせられる良作映画。ただ面白かったとはなんとなく言えないけど、すごいです。

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コップのサチ子

4.0生きるということ

2021年4月2日
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私自身、引越しが多く、もう実家がない。なつかしく訪れる家もない。それは、悲しいことでなく、次への必要があってのこと。
今、自分が住む家は、自分のためのコンパクトな住まい。自分の居心地のいいようにあれこれ手を入れているが、賃貸物件。
この必要空間は、もしかしてキャンピングカーでもいいんじゃないか、と、もうずっと前から思ってる。 初めて、キャンピングカーをみてあこがれたのは、ピンキーとキラーズのテレビ番組 ww 50年以上前の番組です~ ww

旅がしたい。定年位になれば、キャンピングカーで各地を旅したい、と今でも思っている。

が、日本は難しいんだよね、オートキャンプ場が一泊2,3千円。 停められるとこって、少ない。 (アメリカでも、どこでも停められるわけじゃない、っていうのも、この映画にでてくるけどね)

ホントに、ワタシにとっては、ある意味、居心地のいい車に住むのは夢なんですよ。

いや、現実に、アメリカは、そういう人がいて、という話。
原作が、ノンフィクション「ノマド 漂流する高齢労働者たち」ということで、現実は、「何かを失って、心を痛めた高齢者」が、収穫時期や、クリスマス需要のネット宅配なんかの季節労働に出向いたりしながら、暮らしている。

この映画を観て、え! って思ったのが、エンドロール。
役名と、役者名が一緒の人がいっぱい。
で、このサイトで、実際のノマドの人たちが出演してる、って。 びっくりです。
こんな映画、こんな撮り方そう多くはない。 明らかなノンフィクションとも違う。。

「スリービルボード」の女優さん、あの映画は共感できなかったけど、彼女の存在感は忘れられない。 普通映画で書かない部分を、この映画は、いちいち入れることで、すごくヒリヒリするけれど、考えてみれば、生きていることは、いつもそういうヒリヒリ感を抱えている。
わざわざ描かれると、痛いけど、それは、生きていると当たり前なんだよね。
どんな豪華な家でも、病気にもなるし、死ぬときは死ぬ。 そう、すべからく、人は死ぬのです。

この映画は、いろんなシーンが次々とたくさんでてきて、大自然と触れ合う場面が、ちょいちょいでてくる。
対極は、「マディスン郡の橋」かも。 家に縛られて、家で一生を過ごす。

どっちも大変、どっちもどっち・・・ なんだよね、結局、という、人生の選択肢を示してくれてるという映画でもあります。 残された人生、どう過ごしますか?

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まろ

3.5観る年齢によるかもしれない

2021年4月2日
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悲しい

難しい

中年以降ならば、シーンや言葉によってじわじわと染み入るものもあるかも。
大昔、アメリカトレーラー生活をしている女性に会ったことがあり、その後
Life is very hard. と書いてある手紙をもらったことがある。この映画を観たときに、彼女を思い出した。映画よりももっとハードそうだった。年もいけばいくほど、更にきついかもしれない。年金については日本も厳しいし、他人事ではないのかもしれない。
風景、音楽は良かった。

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すらにゃむ

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2021年4月2日
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りゃんひさ

4.5ノマドという生き方

2021年4月2日
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この映画から、現代アメリカの抱える貧困問題だとか、反映の陰で望むと望まざるとに限らず「ハウスレス」を選択した人々の悲哀だとかを読み取るのもよい。よいのだが、わたしはむしろ、静謐さを湛えつつ何かを語りかけてくるような雄大な自然と、時にはその自然に身を委ねながら、日々の暮らしに悩みつつもどこかそれを楽しんでいるノマドという生き方に圧倒されていた。
感動しただの、素晴らしい映画だのという感想とは程遠い、しかしながら何かがずっと心に残り続けるような、そんな作品。今この時に観てよかったと思えるような、そういう作品だった。よい映画を観た。

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よしえ

4.5自由だが、過酷で孤独な生活

2021年4月2日
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期間限定の仕事をしながら車で放浪するハウスレスの生活をするファーンが、同じようなノマド生活を送る人たちと出会っていく物語。
車で寝泊まりし、放浪する生活。日本だとあまり考えにくいが、アメリカではそれなりの数の人たちが車での路上生活を送っているみたい。エンドロールを見て驚いたのだが、ノマド生活をしている人たちの多くが本人出演だったようだ。
資本主義で競争する生活からドロップアウトし、車での自由な生活を選択する人たち。たまに仕事して、移動して、ゆっくり過ごす。穏やかで自由で大らかな印象だったが、実際はとんでもなかった。高齢者も多いからってこともあるが、思いのほか過酷で、孤独だった。自由な生活には多大な負担がかかるということか。中でも衝撃的だったのは排泄物。たしかに大問題だ。
自分が10代や20代のときにこの映画を観てもなんてことのない感想だったかもしれない。彼らに近い年齢になっているからこそ、彼らのこだわりや孤独に共感できた。いや、あんな生活がしたいわけではない。話も地味だから、これっていう山場があるわけでもない。それでも今の自分の心を、魂を揺さぶられてしまった。すごい映画だ。

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kenshuchu

3.0美しき死に方

2021年4月2日
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知的

幸せ

寝られる

アカデミー賞最有力候補ということで鑑賞。
ロードムービーは一度も見たことがなく、自分に合うか不安だった為そこまで期待はせず。
でも、予告を見た限り雰囲気は良さげ。

まぁまぁ良かったです。
自然の美しさ、自由に生きる美しさ。
でも、かなり眠たくなる映画でもありました

60代の女性・ファーン(フランシス・マクドーマンド)リーマンショックによる企業倒産により長年住んでいた家を失い、キャンピングカーで生活を送ることになった。

とにかく映像の美しさは圧巻。
ロードムービー初心者でも非常に楽しめ、無駄なナレーションが入らず音楽もまた素晴らしいので、ファーンと共に観光している気分になれる。

フランシス・マクドーマンドは実際に体験しているだけあって、本当にノマドでは無いかと思うほど違和感が無い。素直で優しく愛されているが、どこか寂しそうな表情をする。

美しい生き方と死に方。
重い病気を患い余命があと少しという時に、ずっと病院のベットで過ごし管で繋がれている状態は生きていると言えるのだろうか。そういう時こそ大自然へと足を運び、いい人生だったと思いながら死ぬべきでは無いのだろうか。印象深い良いシーンだった。

ただ、共感は出来ないよなと思った。
このような暮らしをしている日本人は極わずかだろう。アメリカほど身近では無いし、現実味がない。このような暮らしをする人がたくさんいるアメリカだからこそ、人気を博しアカデミー賞有力候補に選ばれたのだろう。

そのため、感情が揺さぶられることは無かった。
ストーリーもピンと来ず、伝えたいことはわかるのだが理解し難い部分が多く見られた。映像作品としてはいいものだが、映画としてはどうだろうかと感じてしまう。

ラスト20分は失速感が凄く、物足りなかった。
中々退屈で眠たくなるほどで、なんだかな〜と。
正直、自然の美しさを楽しむ映画とでしか見れなかったような気がする。深いことは言ってるんだけどね

まぁ、映像は良かったからいっかな。
3月公開の見たい映画もこれにて全制覇。
4月はどうなることやら...。

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サプライズ