劇場公開日 2021年3月26日

ノマドランドのレビュー・感想・評価

全499件中、301~320件目を表示

4.0アメリカ型資本主義に取り残された高齢者達

2021年4月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
Sai-San

3.0本当のところ何が言いたい?

2021年4月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

ノマドという存在が有ることを初めて知りました ホームレスではない、ハウスレスだ 定職は無いが働きます ただAmazonの職場と荒野の映像がとても気持ち悪かった

コメントする (0件)
共感した! 5件)
daikokumai

3.5人間らしい"美しさ"

2021年4月7日
iPhoneアプリから投稿

 "放浪人" ノマド。広大な砂漠という大自然の中で自由な暮らしを追求する人々の姿を、スクリーンを通してストレートに体感できる貴重な映画でした。
 "映像"と"音"という、映画が持つ最大の特権をフルに活用して、砂漠を照らす太陽の光や月明かり、雨風の音や人間の呼吸、土を踏む足音まで、挿入される音楽を極力なくすことでありのままの"空気感"をダイレクトに感じることができました。息を飲む圧倒的な映像の美しさも見応えたっぷりですが、じっくりと映し通される放浪生活を追体験することで、主人公と同じように人生観を深く考え、濃密な時間を過ごしたかのような錯覚を味わうことができます。キャンピングカーライフを送るほとんどの人々が高齢者だというのも、作品をより一層味わい深いものにしていると思いました。大切な人を失ったり、仕事に追われる日々を過ごし心身ともに疲弊した人々が、自由と癒しを求めて放浪の旅に出、お互いに助け合って生きていく様は、本来の人間らしい生き方なのではないでしょうか。美しいのはなにも自然だけではなく、そうやって生きていくノマド達の姿かもしれません。
 この映画がアメリカンドリームを体現している、というのを耳にしましたが、あながち間違ってはいないのかもしれませんね。(自由を求めてやってきた移民たちの理想形) 。ただ、アメリカでホントにこんな風な車上生活を過ごしていけるのか少々疑問で、あまりにも理想的に映し出しすぎているかのようにも思いますが、そんなことを言ってもしょうがないので、受け入れます。
 自分には彼女達のような放浪生活を送る胆力は到底ありませんが、日常とかけ離れた人生をこの映画を通してほんの少しだけでも体感できたように感じます。たったの100分程度なのに、こんなに濃密な体験ができる"映画"の素晴らしさを改めて実感した作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
D.one

4.0See you down the road,

2021年4月7日
iPhoneアプリから投稿

Proレビュアーの方々の神々しい高評価は、too muchな気もするし、かと言って、「共感できない」一点張りの酷評も、私には当てはまらず。ただ、この暮らしを選んだ人たち、選ばざるを得ない人たちの実際を淡々と追う、それ以上でも以下でもない作品。共感なんてしなくてよい。ただ、映像は美しい。同情ではなく、旅情を誘う。

狭い我が国でバン暮らしは考えられないけど、ネットカフェやとある地区の安宿に置き換えれば、そんなに遠くない話。
今すぐ仕事が必要、年金じゃ足りない、しかし貴方の年齢では、、、という冒頭の会話は、遠く見えて実はそんなに遠くない自分たちの未来を見せつけられているようでした。
違いと言えば、別の部分。車上暮らしでも、依存症やPTSDに悩まされても、体験や情報を共有できるコミュニティが充実している社会。悲壮感は薄い。
屋根のある家に暮らしていても孤独な人たちは、我が国の方がずっと多く深刻な気がします。

ベリーショートと、スウェットと、マウンテンパーカのフードが、似合いすぎる60代、排泄シーンも軽々こなすマクドーマンド。彼女以外にこの役にハマる人が考えつきません。そして、彼女以外のほぼ全キャスト、実名出演なのも、なんだか心を掴まれました。

コメントする 1件)
共感した! 11件)
Ordinary Guy

4.0タイトルなし

2021年4月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

コーエン兄弟作品でお馴染みで、近年では「スリー・ビルボード」で強烈な存在感を見せつけた名女優フランシス・マクドーマンドが原作本に惚れ込み、映画化が実現した本作。
マクドーマンドは主演も勤めているのだが、全編通してすっぴんで、ノマドの役に説得力を出すために実際に車上生活をしたり、日雇いの仕事にも従事したというのだから、その本気度が窺える。
マクドーマンド以外の殆どの出演者は実際に車上生活を送る人々で、役名も本名である。

始終静かに淡々と進んでいく展開だが、そこには家を持たない者たちの様々な思いが溢れていて、退屈することなく見いってしまう。
ノマドの人たちをただ社会的弱者と決めつけるのではなく、自らが選択し社会のシステムに組み込まれないで生きる人として描いているのが良かった。不幸な目に遭って放浪をしている人もいるだろうが、自分の意思で生きている人たち。マクドーマンド演じるファーンも含め、彼女たちの前には日々困難が立ちはだかり、悩んだり葛藤するが、自然を側で感じ、仲間との交流を大切にする。それが本来生きるということである。それを知っている人たち。
ノマドたちの世界では、さよならがない。一ヶ月後か一年後か、いつになるかはわからないがいつかどこかで再開できる。大切な何か、誰かを密かに夢見て彼らは今日も車を荒野に走らせる。

傑作だと思うが、オスカー取るぞ!という勢いを凄く感じてしまったので、4.5

コメントする (0件)
共感した! 10件)
柴左近

3.5生きるって寂しい

2021年4月7日
iPhoneアプリから投稿

だからさよならは言わない。またどこかで会おうと言う。
好きなようにやっていく。会えば挨拶をする。軽い気持ちで助け合う。
仕事に家庭に縛られず、大自然の中、自らを拠り所として起っていく。「アメリカ」の見る新しい夢。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
すぅ

2.0自分の願望が強すぎて、、

2021年4月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
global square

4.0感情的な安全が確保できなくなった世界

2021年4月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

アメリカ的システムでは、システム化を進めたときの感情的な受け皿を宗教が担っていたが、街ごとコミュニティが消える世界では支えも何もない。
人の不安はどこに助けを求めるのか。
それの一つの形なのかもしれない。

自分だったらこういうシステムには行きたくないと思ってしまった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
たけP

3.5楽しい映画ではないですよ!

2021年4月7日
iPhoneアプリから投稿

キャンピングカーでひとり暮らしや旅を考え中の方は必見?
この作品はまさにそこの究極ではあるがそれを訴えているのではない!とにかく年齢がそこそこきている方でひとりの方は色々考えてしまうと思います!気になるなら見てください!

コメントする (0件)
共感した! 6件)
883HT

4.5羊がいれば

2021年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 35件)
ぷにゃぷにゃ

3.0広大な大地と空の変化

2021年4月6日
iPhoneアプリから投稿

大きな事件が起きるわけでもなく、展開が早いわけでもなくエンタメ度は低い為、観る人を選びそう。

圧倒的な映像センスに惚れ惚れするが、あまりにも展開が少ない為、少々退屈に感じた。

今作も原作があり、よりドキュメンタリー的な切り口な為、当然ではあるが…

前作、「ザ・ライダー」の方がより感動的でエモーショナルで、好きな作品だった。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
nrhg0104

4.0アメリカンは広い!

2021年4月6日
iPhoneアプリから投稿

こんなに広い国土がなければこのような人生は生まれないと思う。ハウスレスのキャンピングカーの一群。これも広大な国土故のありようだろう。狭い国土で育った私にはこの人生は解りようがない。自然との営みと孤独との共存と避けようがない社会の逆風。ただただ圧倒される生き方だった。広大な土地は社会の逆風も孤独も飲み込んでしまうのか!?

コメントする (0件)
共感した! 7件)
ころ

4.0広大なアメリカの景色にのまれてしまう

2021年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

KEEがぁ!
渋川清彦とすれ違った!!
そして同じ回で同じ映画ヲ!?
素晴らしい作品を最高な役者と同じ空間で観れた喜び、二倍得した気分!!!

恵まれた環境があるようで、愛する人を自分の居場所を失い、果てしない旅へ、果てないようで毎年同じようなルートを周り、姉の言葉や迎え入れようとする男性、ショーン・ペンの「イントゥ・ザ・ワイルド」と重なる部分も、老いを突き放すかのように排除する現代社会、デカいトラックで旅をする70も越えたような婆さんの姿が痛々しくもある。

自分自身やお国柄、そこを照らし合わせて観る必要があるのか、少ない年金を貰い帰る家がありTV見たり散歩したり至って普通な平穏を過ごす老後は幸せか。

放浪の民として漂流する現代のノマドに憧れながらも致し方ない厳しい現実を踏まえつつ、現代社会から逸脱した自由を謳歌しているような、簡単には捉えられない問題や事柄。

クロエ・ジャオ、前作「ザ・ライダー」に続いて素晴らしい作品を撮りながら、次作はアンジーでMCUからスーパーヒーロー物を、着々とアン・リーと同じ道を進んでいるのを良しとするか!?

コメントする (0件)
共感した! 8件)
万年 東一

2.0ノマドというより?

2021年4月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 7件)
アロー

4.0ノマドの生活でしか…

2021年4月6日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 17件)
ようたヨウタ

5.0自由と孤独

2021年4月6日
iPhoneアプリから投稿

ホームレスじゃなくハウスレス

リーマンショックで会社が倒産し家どころか街ごと閉鎖という日本では想像つかないことだけれど
愛する夫も失い車上生活をするロードムービー。

独りで各地を転々とするけれども出会いや友達もいて決して本当の孤独ではないし雄大なアメリカの自然の中で生きる暮らしは自由を謳歌しているある意味で贅沢な暮らしにもみえる。

なのに漂う孤独感、喪失感に胸をうたれる。

自由と孤独
持つ事と失う事

それぞれの価値観がどれも間違いじゃなく
ファーンは孤独の中で大切な思い出を噛み締めながら生きることを選ぶ。

ノマドの生き方も素敵だけどいつかは
また愛する人と暮らすことを恐れずに選択してほしいと思った。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
猫柴

4.5心を静めてくれる

2021年4月6日
iPhoneアプリから投稿

仕方なくキャンピングカーで放浪し、各地の派遣の仕事をしていく
何気ない日常を淡々と描いている。画面いっぱいにアメリカの壮大な景色が映し出されて、言葉やストーリーがなくても感動した。

貧しくて、明日をどう生きるか精一杯ではあるけど、映像の美しさや繋がりが人間的な暮らしってこうゆう事かなと考えさせられる。(都会暮らしの人間が田舎に憧れる的な安易な考えですけど)

マクドーマンドの少し変わっててとっつきにくいけど、憎めない感じがクスッとさせてくれて、暗くならないのがいい
またその仲間もみんないいキャラで、支え合いの心地よさが伝わる。

また見たくなる映画でした

コメントする (0件)
共感した! 6件)
モン吉

3.5マクドーマンドの体当たりぶりは半端じゃない

2021年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
うそつきカモメ

3.5人生の最終期を想像して、孤独でいることの恐怖ばかりを感じてしまった。

2021年4月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分も間もなく高齢者の仲間入りをする。定年を向かえても生きるために働かなければならず、そのうち職探しをすることになる。
高齢者となって季節労働のクチを渡り歩く生活は、想像するだに過酷だ。そのほとんどは肉体労働でもある。
この映画に登場するノマドたちはほぼ高齢者。彼らは共同体(仲間)として助け合ったりはするが、群れて暮らすことはしない。一時共に働き、それぞれの別の職場に向かって旅立つ。かなり意思が強く独立心がなければ出来ない生活だ。
多様な生き方のひとつではあるが、ひとつの方向の究極に位置すると言えるのではないだろうか。
病気になって動けなくなったら、広野の真ん中で車が故障したら、独りで死んでいく覚悟があるのかもしれないが、自分は考えただけで怖い。
映し出されるアメリカの広大な自然が、その恐怖感を増幅させる。自分は自然のなかでのサバイバルは無理な人間だ。

主人公はやむなく「ハウスレス」の生活を余儀なくされたのだが、出会うノマドたちから生き方を学んでいく。
皆がみんな死ぬまで放浪生活を続けるわけではない。安住の地を見つける者もいる。
主人公はこの先どうなるかは解らないが、映画の範囲では車上こそが自分の居場所になってしまったようだ。
どんなに元気でも人は歳とともに衰える。誰かとひとつ屋根の下で暮らすことに違和感を覚えた主人公は、いつまでジプシー生活を続けるのか、続けられるのか。
家があっても、子供たちは離れてそれぞれの生活を送っているし、親類縁者が近くにいるわけでもなく、ご近所付き合いも希薄なのだから、自分にも孤独死の最期が待っているのかもしれないけれど…
☆どなたか、私がこのサイトに投稿しなくなったら、気づいてくださるだろうか☆彡

これまでも逞しい女性を演じてきたフランシス・マクドーマンドが、かなり身体を張って演じている。彼女以外のノマドたちはほぼ本物だというから、マクドーマンドの「うるるん滞在記」なのだと思うと、物語とは別の面白さがある。
自分も「体験入学」程度ならやってみたい気はするが、きっと耐えられないだろう。

コメントする 2件)
共感した! 45件)
kazz

4.0人よりも勇敢で素直なだけ

2021年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 10件)
ともひろ