ノマドランドのレビュー・感想・評価
全498件中、201~220件目を表示
女優魂はすごいが、そんなに面白い話ではないです。
今作でオスカー3回目の受賞となったフランシス・マクドーマンド。
文字どおり体を張った演技は凄いです。
アメリカの大自然の映像も美しい。
広大なアメリカを自分の意思で移動しながら暮らす人々の姿を描く物語ですが、そんなに面白いものではないです。
一応、自分の意思で定住生活を選んでないようなことをいっていますのでご本人達からしたら悪くはないのでしょう。
一昔前のこの国(日本)では「フリーター」と言う生き方が、仕事に縛られずに自分な時間を好きに使える素晴らしいことと、ともてはやされたそうです。
ただ、現代ではあまり評価はされていません。
自分の勝手な思いかもしれませんが、2つが重なってしまってそんなに面白い話とは思いませんでした。
「死ぬまで」について考えさせられました
自分の憧れの老後かなぁと思ったので鑑賞しました。
日本で老後にやろうとすると家と金が必要だという結論になりました。
アメリカならではの文化だなぁ。
車検、事故、住所、親族、病気、連絡、駐車場、、
自分の現状やこれから自分がノマドするならどうなるかと比較して
NG 項目を気にしながら時間が過ぎました。
遥か祖先は遊牧民だったはずなのに?
俺は、ゆるキャンで、、、。
「それは、知らないアメリカの生き方だった」
◎ホームレスではなく、ハウスレス
アカデミー賞6部門でノミネートされ、主演は「スリービルボード」のオスカー女優フランシス・マクドーマンということで、映画好きなら劇場へ行かない理由がない作品。
この映画は、最初から最後までドキュメンタリータッチで描かれており、実際そこの人たちのリアルを見せれば、細かい説明等は不要で観ている側に伝わるものがある。
この映画に出てくるノマドの人たちは、日本でいう車上生活者のようなもので、自分のバンやキャンピングカーを移動手段としての車から、生活するための車へと改造して、仕事はアマゾンの倉庫や国立公園のキャンプ場などで働く。そういった仕事というのは、労働環境的にも過酷であったり、賃金も低い。ここまで聞くと悲惨な話のように聞こえるが、結論から言うとそうではない。
彼女たちは、毎日の生活はギリギリながらも、その一方で何にも縛られない完全な”自由”の中で生きている。
我々は、日々のなかでずっとお金や将来、老後といったものに縛られながら生きている。
しかしこの映画に出てくるノマドの人たちは、そういったものに縛られていない。自由な日々を楽しみながら生きている。
幸せとか自由の定義みたいなのを考えさせられた。
◎ノマドランド、それは自由の国アメリカだった
ノマド⋯遊牧民、放浪者
ランド⋯土地、国
タイトルのノマドランドとは、とどのつまり”遊牧民の国”
大きな視点で見たとき、アメリカという国自体が元々そういう人たちからなる国でもある。
だから、そもそもアメリカ人のDNAにそういったノマドの生き方みたいなのが刻まれているんだろう。
この映画を観て、知らない生き方がそこにはあったんだけど、それは昔から根本の部分ではずっと変わらない生き方なんだと思った。
そして、主人公たちが家ではなく、大自然で生きている姿を見て、人間どこでだって生きていけるんだと、生きたいところででっかく生きていこうとそんなことを言ってる感じがした。
4月26日のアカデミー賞で見事作品賞、主演女優賞、監督賞を獲ったこの「ノマドランド」
今、注目度高い作品なので気になる人は、緊急事態宣言明けてから是非劇場へ。
、、とは言っとくが一個人的感想としては、ぶっちゃけ面白くない。やはり、ドキュメンタリーチックに撮っているため、リアリティはあるが、話に起承転結があるわけではないので、言ってしまえば退屈。気づいたらエンドロールだった。
ハマらなかったというか、多分年齢的にビビっと来なかったのが大きいかな。
作品性が高いのはアカデミー賞を見ての通りなので、10年後とかにもう1回観たい。
過分に持たず、不足もない暮らし
ひとつの生き方として、なるほどな。こんな生き方もありっちゃありよな。
ひとつの生き方のモデルとして、主人公が女性であることが特に良かった。
ホームレスではなく、ハウスレスな暮らしは、過分に物を持つことは出来ず車に積めるだけ。割れたお皿も修復して大切に使う。
しかし、物以外のものは全く不足なく全部揃っているではないか!
まずは生きていくために仕事があるから収入もある。
タバコ、テキーラなどのお酒、コーヒー、抱きしめ合うくらいの女の友情もあるし、気があって優しくしてくれる男もいる、若い世代のライターをくれる男友達もいる。
新しい車を買うか修理するかの選択では、修理を選んだ。愛着があるし、ノマドにとって車は大切な相棒だ。
そして、車の修理代を貸してくれる親族もいる。
心の中には亡き夫も生きていて、指輪ももうはずれない。
何もかも揃ってる気がする。
いいじゃないか。
カッコいいじゃないか。
アカデミー賞
作品賞受賞。
ロードムービーだから淡々として考えながら観れる作品としては好き。
世間の流れより自分の気持ちに従って生きていて強いなー、でも切なく辛いなーとも思う。
フランシスマクドーマンドはすごい。
すぐ眠くなるのにこの淡々さで寝なかったということは惹き込まれてたのか?
監督違うし比べるものでも無いけど、私はスリービルボードの方が好きだった。
「痛烈な美に満ちている」
司馬遼太郎の「峠」の中の言葉である。
いかにもアメリカ映画だという気がした。
圧倒的な自然の美しさを、作為なしに、ありのままに見せるカメラワークは、一種、爽快でさえある。
⭐️5にしない理由を考える。
おそらくそれは「恐れ」だ。
「痛烈な美」は、人を幸福な気持ちにはしない。
しかし幸福な気持ちにしないからといって、この映画を劇場で観ないというのは、大きな損だ。
劇映画とドキュメンタリーの融合
工場閉鎖によって町が消滅し、車上生活者、現代のノマドとなった主人公。同じようにノマド生活を選んだ人たちと様々に触れ合い、アメリカ西部を季節とともに移動していく。
本作品のプロデューサーで主人公を演じるF・マクドーマンドと、デビッド役のD・ストラザーン以外、主要キャストをみな本人が演じているとのこと。セリフを含めて、ほとんどドキュメンタリーのようであり、それでも劇映画の構えにはなっている。
車上生活者と聞くと、社会から孤立した悲惨な状況を想像するが、現代のノマドたちは、自分にとって最も大切な生き方を自ら選んだ者として描かれている。主人公が姉に無心に行くシーンや、子供たちと暮らすデビッドを訪ねるシーンの結末が象徴的。このあたりの構成は、しっかりと劇映画になっている。
砂漠、バッドランド、セコイアの森など、アメリカ西部の風景が壮大。特に夕焼けのシーンが美しい。それにしても、アマゾンで働く人向けのRVパークというのがあるんだね。
アメリカならではの作品に見えるが、振り返ると、原発事故で故郷を離れさせられた人たち、道の駅などにいる車上生活者、季節労働者など、日本の現実にも重なって考えられる。
「ホームレスじゃない。ハウスレスだ」「ノマドはさよならを言わない。また路上で会おうと言うだけ」といったこの作品のキーとなるフレーズが心に残る。
これは映画ですか?
自然光だけで撮りあげ、どのシーンで一時停止しても美しい作品。
ただ、今作を語る上で、テレンス・マリックの名を出す方がいらっしゃいますが、お門違いなのでは?比べること自体、双方に失礼な気がします。
フランシス・マクドーマンドとデビッド・ストラザーンの2人以外、演技素人ってのが驚きですよね、英語の言い回しを理解してない当方を含め、多くの英語圏外の人は素人とは思わないのでは?
それは、実際のノマドがスクリーンに映っているからなのか、フランシス・マクドーマンドがノマドにしか見えないからなのか。
採点が2.5なのにはちゃんと理由があって、映画の質を評価しているわけではないんです。
キャストがほぼリアルであるが故、ドキュメンタリーなのか、作り話なのか、よくわからないんです。
だから、採点という項目には良いとも悪いともつけられなく、大変困る作品でした、なぜならその狭間の作品だから。
私が住んでいる北海道には、かつて炭鉱で栄えた夕張があります、言わずと知れた日本で唯一の「財政再生団体」。他人事とは思えない反面、今作の主人公は置かれた境遇を自分でたくましくなんとかしようとする姿。別に夕張の人達を卑下するつもりは全くないのですが、日本という国は水準はともかく社会保障はそれなりに整っているなぁと、今作をみて感じました。
我々が普段お世話になっているネット通販会社で働くってのがスパイスになってますよね、数クリックで届く商品の裏で、あんな工程がある事をまざまざと見せつけてくれましたし。
そもそも、ノマドという言葉が、日本では聞こえの良いお洒落な新しい働き方に、メディアによって洗脳されているかもしれませんが、実際はそんな生易しいものではなく、この歳になっても尚、選択を迫られる大変な事なんだと、思い知らされました。
こうも自由に思った事を書き込みできる現役世代が頑張らないと、この国の安寧は一瞬で滅び去ります。
この作品を観ることが出来て、なおかつ共感出来ないほうが、貴方がまだ良い環境で過ごせているのではないかと思います。
うまく入り込めませんでした、、。
名作「スリービルボード」「ファーゴ」で有名なフランシスマクドーマンドが主演でかつ製作に関わったとなると否が応でも期待は高まります!
アカデミー作品賞受賞となれば尚更です!
で、観賞。
う〜ん。結果的にうまく世界観に入り込めませんでした。
ノマドという生き方が日本生まれの自分にとってあまりにも馴染みがないのが一番の理由です。
さしてドラマチックな展開もなく、淡々と描かれるノマドの日常を見せられるけど「で?」と思ってしまいました。
要は「共感」出来なかった、の一言です。
確かに実際のノマド生活を送る素人の演技やアメリカの雄大な自然は惹かれるものがありました。
自分も生きかた死に方を考えるようになるであろう年齢になったら、理解できる映画なのかな〜。
絶賛の嵐の中、水をさす投稿ですみません。
後期高齢者車中泊生活のロードムービー
第93回アカデミー賞 作品賞
監督賞 クロエ・ジャオ
主演女優賞 フランシス・マクドーマンド
クロエ・ジャオって名前を初めて聞いたわ。
史上二人目の女性の監督が作品賞を受賞。
次回作はマーベルのエターナルズの監督に大抜擢されている。
映画は生物と言うが、アメリカでも労働者の高齢化は深刻な問題となっている。
後期高齢者がキャンピングカーで仕事を求めて移動生活をしている姿は対岸の火事とは思えないリアルさがある。
日本も高齢者として年金暮らししててもおかしくない方々が、朝から晩まで働いている。
2008年のリーマンショック以降、アメリカではいわゆるノマド生活を送っている方が急増している。
映画の中に登場するノマドは実際に車中泊生活を送っている方も登場するそうだ。
後期高齢者が肉体労働をしながら生活なんて、人生ハードモードすぎる。
それでもノマドにはノマドなりの人生観や価値観があり、一度きりの人生を生きている。
もう、半分以上ドキュメンタリーなのではないだろうか?
しかしながら、正直なところアメリカの経済事情や住宅事情なぞ知るはずがない生粋の日本人である自分は、恥ずかしながら映画のテーマに共感することができなかった。
日本アカデミー賞に翔んで埼玉が選ばれた時くらい、ピンとこない世界を2時間観続けた。
何か心情の変化や伏線があるのかと、鑑賞前は予備知識なしで劇場に足を運んでしまった。
それが今回の敗因だったように思う。
何度も言うが、映画は生物だ。
映画を受け取る側も、映画を作る側の描きたい社会情勢やバックグラウンドくらいは調べていかねば、映画を咀嚼することは難しいように感じた。
そもそも、映画は2時間の中で理解できる範囲が映画だと思っている。
2時間あるにしてはセリフが少なく、自然の美しさや雄大さを画面に収めることに力を入れている。
つまり、アメリカ社会問題に興味のない人が見たら、全然ピンとこないつまらない映画だってこと。
アカデミー賞っていつから社会派ドキュメンタリーの品評会になったんだろう?
アカデミー賞の基準とはなんだ?
一部のセレブリティが所得格差や人種差別、職業差別があることを理解し、問題提起していますよーとマウント取りに来てるようにしか感じられない。
少なくとも、自分には刺さらなかった。
大好きなマーベルのエターナルズ。
ロードムービーにならないか心配してしまう。
放浪の民…そして自由
アカデミー賞・作品賞ということで鑑賞。アカデミー賞らしい、社会に訴えるヒューマン・ドキュメンタリー風の作品。決して面白さや楽しさを求める娯楽作品ではなく、ノマド(遊牧民)である主人公の生活を通して、自分たちの生活を見つめ直す機会となる作品である。
夫を亡くし、工場の傘下であった街が、工場の廃業と共に閉鎖され、60歳を超えているにも拘らず、ノマドとなる道を選んだファーン。バンを改良したキャンピングカーで、北から南へとキャンプ地へ。季節労働のパートで日銭を稼ぎ、あるもので暮らし、自然と共に生きる生活。
何モノにも束縛されないで、ある意味自由気ままに旅をしながら生活するのは、毎日あくせくと時間に追われて働く現代人にしたら、理想の生活かもしれない。また、行く先々で、同様のノマドの人々と出会い、友情を育むが、同時に同じだけの別離も経験する。こうした生活者の中に、高齢者も多く、その人達がキャンピングカーで集える場所があるのは、広大で、自由の国のアメリカだからこその姿なのだろう。
しかし、一見、自由と思われる生活も、ホントにそうなのだろうか…?人は人と繋がってこそ生きていける。デイブがノマドをやめ、息子の家に納まったのは、ホームの穏やかさと孫の温もりを感じたからなのだろうし、ファーンの腕の中で、デイブの孫がスヤスヤと眠りに落ちるシーンは、ノマドの自由であるが厳しい生活との対比として、ファーンの心の葛藤が伝わってきた。
主演のフランシス・マクドーマンドは、この作品で3度目の主演女優賞と作品賞を受賞したが、創られた演技をしているというのではなく、ノマドの一人となって、ノマドの日々の生活を送る姿がリアルに描かれており、これまでの主演女優賞とは、ひと味違った感じもした。
改めて、ファーンと同じ年齢の自分だが、これからの余生を考えた時に、こうした生き方は、決して選択しない生き方であると断言できる。
若い人に見て欲しい。
雰囲気は年齢層高めですが、これは若い人が見るべき映画です。
当たり前の前提が一瞬で無くなるかもしれないということ、仮に人生に失敗してもなんとかなるということ、若いうちに対策しておけば回避できることは多いということ。
とても考えさせられました。
いい映画です。
自分には響かなかった
自分は基本的にエンタメ系の映画が好きなのでもともとこの映画は観るつもりは無かったのですが、アカデミー賞作品賞を受賞した作品ということで観てきましたがやはり自分には合いませんでした。
こういう映画って身近にこういう人がいるか、もしくは自分が当事者にならないとなかなか共感できないと思います。
いかにも批評家たちが好みそうな映画かな。私は好みではありませんでした。
「home」はどこにあるのか
「ホームレス」を「ハウスレス」と言い換えた彼女の思想がすべてを物語っているように感じた。
建物としての「家(ハウス)」ではなく、心が帰る「home」は、それぞれの心にある。不条理な浮世の中で、心の帰る場所を見つけられるのか。自分の子供たちに、そんな場所を作れてあげているか……。考えさせられる作品でした。
アカデミーノミネート作が軒並み弱かったのは否めないけど、作品賞に十分値する作品だったと思います。
パンフ作ってなかったのは完全に失敗でしたね。買収するならちゃんとやれよディズニー
囚われ
会社が倒産して町ごとなくなり、ノマド生活が始まったことはわかるが、なぜ定住しないのかはなんとなく終盤までわからない。
理解者である妹や好意を寄せてくれる男性とその家族。暖かいベッドや不自由しない生活がすぐそこにあるにも関わらず、彼女がノマド生活にこだわるのは、彼女にとって過去の夫との狭い社宅での生活のみが還る場所だったのだ。そしてそこから見えていた荒涼とした風景に似た場所が唯一彼女が生きて行ける場所なのだ。
彼女にとってのノマドとは、自由を求めて等ではなく囚われて抜け出すことの出来ない生活なのだと感じました。
ドキュメンタリーのような作品
不況の影響で企業下の街に住んでいた主人公が車上生活をしながらアメリカを転々としながら、同じ車上暮らしをしている人たちと交流しながら再び住む家を探しながらアメリカを放浪する映画。
この映画でアメリカという国が過酷で人間味のある国だと感心しました。車上生活で一番つらいことは「寒い」という環境が人間にとって過酷な状況だと思いました。映像を見ているだけでも肌に突き刺さるような冷たい空気を見せられて、車上生活のリアルな現状を観ることができました。
過酷な環境で生きる主人公はわが道を行く独りよがりな性格で、同じ車上生活をしている人たちからのアドバイスを受けるんだけど、聞き入れようとしない姿勢が、私個人的に理解できなかった。
それでも主人公に対して親身になって接してくれる人たちに対して、アメリカは複雑な国なんだと知るようになりました。
生き方のバイブル
タイトルから流行りの「ノマド」や「ミニマリスト」の話に思われがちだが、ノマドライフを称賛するだけの映画ではない。ミニマルな暮らしも資本主義経済どちらの良さも描かれている。決して文明や文化を否定しているわけではないのだ。その立ち位置がこの作品が評価される所以ではないだろうか。
車生活をしながらAmazonの工場で働く人たち。大量生産大量消費、大規模流通の経済や、華やかな商業施設も登場し、その狭間で揺れ動く心情を映しながらそのギャップを表現している。
ただどちらにせよ、人生において最も価値あるものは「時間」であるということだ。そのすべての人に平等に与えられた時間で何をするのか。
牧歌的な暮らしが心地いい人もいれば暇な人もいるだろう。文明の発展で楽しさの恩恵を享受している人は多い。「映画」だってそうだ。
どちらが正しい、優劣の問題ではなく、とにかくやりたいことをやった方がいいと思う。いつ死ぬか分からない限られた人生なのだから。
人は誰しも、生物はみな、いつかは必ず滅び自然に還っていく。排泄物やうがいした水、切った髪の毛などを道端の土の上にそのまま捨てている姿が、コンクリートとモラルに囲まれた今の世の中の規範を皮肉っているようだった。人間だって生態系の一部だ。
でも肉体は消えても思い出は残り続ける。語り継いでいくことでその人を長生きさせることができ、それがなによりの供養になる。
現代は貨幣経済の歯車の一部で止まると生きていけないサイクルに巻き込まれている。当たり前のことだが、働くために生きているのではなく、生きるために働いている。
でも一方で、働くこと=誰かの役に立つことは大事なことで生き甲斐でもある。
貨幣だけに踊らされず、その先の付加価値の交換と幸せの総和が重要なのだ。無駄な物や欲を持たずシンプルに生きることは幸せへの一歩だと信じている。
この映画を観たすべての人にムヒカの言葉を送りたい。
「あなたがもし何かを買うとき、それはお金で買っているのではないのです。そのお金を稼ぐために費やさなければならなかった人生の一部の時間で払っているのです。」
多様な生き方が認められはじめているいま、これからの人生について考えるすべての人に観てほしい素晴らしい作品。
孤独
生き方は人それぞれ。
でも私は圧倒的な自然が怖い。
帰れる家があるから自由になれる。
この映画は孤独が押し寄せてくる。
ささやかな暖かさはホッとするけど、車が動かなくなる降りはただただ恐怖。
キャンピングカー旅に憧れてたけど、生半可な気持ちじゃとても無理だと教わった。
全498件中、201~220件目を表示