劇場公開日 2021年3月26日

ノマドランドのレビュー・感想・評価

全484件中、141~160件目を表示

5.0ただただ考えさせられました

2021年5月17日
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鑑賞方法:映画館

 気になっていた映画でしたが,なかなか時間が取れなくて,少し諦めかけていました。しかし,妻と思い切って見に行きました。今まで多くの映画を見てきましたが,これほど人生について考えさせられた映画はありません。その後,妻とランチしながら,余韻に浸ることができました。人生はまさに旅です。
 この映画は,おそらく映画館で見ないとその良さが分かりにくい,とても繊細な内容です。まだの人は是非映画館へ足をお運びください。

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ぽんぽこ

4.0究極の車中泊

2021年5月17日
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鑑賞方法:映画館

どうにか見つけた洋画・・・
(プアな映画環境)

企業城下町で企業がなくなると街自体がなくなるという・・・
なかなかドライな行政でむしろ感心した。
夕張もそれで良かったかも?

明日は我が身かもしれぬ。

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kita-kitune

3.5失ったものをどこか探し求めてる、それを何かで埋めようとか、新しい居...

2021年5月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

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UPtwHmNNLjBjFuAF

5.0孤独を抱えて生きる

2021年5月15日
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生きることは死に向かって進むこと。
どんな終わりを迎えるのかはどう生きたのかと同じ。
孤独を抱えて生きることは辛いのに、美しいと私は感じる。
世の中に優しさや救いはある。
でも孤独を抱えて生きることを許されたような気持ち。
主人公の人生はまだまだ長い。
私の人生も、まだまだ長い。
どう生きて、どう死ぬのか。

フランシスマクドーランド素敵だった!

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たまこ

4.0後悔のない生き方

2021年5月14日
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鑑賞方法:映画館
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WELOVEMOVIES

3.5さよならって言わないのはなんかイイよね

2021年5月14日
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同じ境遇になることがほとんどないことから共感出来ず第三者的目線で見ていました。まだ20歳の自分には難しすぎた。歳をとりたくさん経験した方々なら共感できるところも多かったのではないですか?また歳をとってから見たい映画でした。きっと見方が変わる気がします

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rikuma

3.5愛じゃなくても恋じゃなくても

2021年5月13日
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鑑賞方法:VOD

停留しない生き方はかっこいいし、辛い。

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filmpelonpa

3.5遊牧という仕事

2021年5月12日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

淡々と進むノマドライフ。
自由そうな遊牧民暮らしだが考えれば遊牧って仕事なのだと思い至る。
ワークライフバランスを振り切った感じ。
自由そうな放浪者にも薄い絆と思い出とお金が必要。年金額への不満を聞きながら借金に奔走するファーン。
赤ん坊を見てると家族と家の必要性が本能的に分かる。定住させる動機なんだろう。
そこに埋没できなかったファーン。
ノマドライフ、家族が減り始め、しがらみがだんだん薄くなってきた世代にはひとつの誘惑です。

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HigeKobo

4.0過去を捨てられない人間の性

2021年5月11日
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鑑賞方法:映画館

過去を捨てられない人間の性。
世の中のしがらみにしばられない生き方。
21世紀初頭のロードムービーの傑作になるかもしれない秀逸な一作。

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tbgoh

5.0暇だから見たんだけど…

2021年5月10日
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やることがなく、暇だから見てみようと思い見た映画でした。

主人公の境遇には私自身にも当てはまることがあり、年を取ったら自分はこうなるのかなと感じるシーンも多く、なんでもないワンシーンでぐっときてしまう映画でした。
これだ!という見せ場や派手なシーンはないのですが、この映画こそ人生を表しているなと、私は感じました。

若い方には???となる映画かもしれません。ある程度年を取った方で、「ノマド」というものに関心のある方はいろいろ思うことがある映画となるのではないでしょうか。
見てよかったです。この映画を映画館で見られてよかった。

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がおたん

5.0旅人たちは「また会おう」が合言葉!

2021年5月10日
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この映画は、ズバリ老いや死という問題をシンプルに取り上げているので、そのことに関心のない方は、面白くない映画でしょう。また、全編を通じて、弾けるような明るさはひとつもありません。静寂の中で、幸せを感じて淡々と生きていきます。終活を考える人にとっては、いくつかの貴重な示唆があると思います。最初の方で、アマゾンの工場で働くシーンがありましたが、巨大企業の工場の存在は、まさに作品と拮抗する経済エネルギーの象徴のようでした。観ているうちにタイトルの本当の意味がわかってきます。家のない人が主人公なのです。しかもそういう人間を生み出しているのも、アメリカの政治でありつつも、逆に自由主義国の自由さという側面もありました。主人公たちは、常に色んなところで仕事しながら自由さを楽しんでいます。まさに「家は心の中にある」というセリフそのものです。思うに、人間は生きている間にたくさんの体験をしたいという願望を持っています。その願望を果たすために、彼らにおいては定住を拒否し、旅に出るのでしょうか。彼らが集まる集団生活は、小さな村のようですが、このスタイルはコロナ禍を乗り越えた先にある、一つの組織のあり方のような気もしました。日本で言えば、縄文時代のスタイルです。そして、死の問題については、彼らは楽しく生きることで、平然と乗り越えているような気がします。しかし、それは定住を求める人にとっても、意識の高い人間は乗り越えていることなのでしょう。もともと主人公は、愛する旦那との別れの悲しみから旅に出た。いつかきっと再会できる気がしてキャンピングカーを購入して、旅に出たのだと思います。彼らにとって大事な合言葉は「さようなら」ではないのです。「また会おう」なのです。永遠に繋がる素敵な天国言葉だと感動を新たにしました。

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三輪

5.0若い人も観たらいい。

2021年5月10日
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鑑賞方法:映画館

この映画は観る人それぞれ。感想はまったく異なるはずだ。これを観て、観客に感じ、考えてもらうための映画、きっとそう作られたのだろう。私の場合は、5年前33歳で息子が自殺した髭のオヤジさん、「こうやって車で彷徨っていればどこかで息子に出会える気がする」そう言っていたのが一番心に残った。ノマドの人々とか、心の旅とか、そんな題名にせず、ノマド「ランド」になっているのがミソだと私は思いました。あ、それから今アメリカで始まったことは、10年後日本で始まりますからね。

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悟空

4.0自由に生きると孤独になる。また、逆もしかり。

2021年5月10日
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アカデミー賞取った作品にしては、なにかしら一風変わった作品。

僕も経験あるんですが、バツイチで現在未婚の僕はよく既婚の友人から「自由に生きれてていいよね、羨ましい」とか言われます。
が、僕自身は、内心は孤独で寂しいのです。

でも、結婚していた時は、孤独ではなかったけれど一人の自由な時間を欲していましたね。

結局、どちらか、なんです。
不自由でも人に満たされた生活をとるか、自由に一人で好きに生きるか。

この主人公の場合、別に孤独を求めている訳ではないけど、以前の夫のことを忘れられない。いや、忘れてはならない、と心の芯で強く思っています。だからこそ、あえて孤独の道を選んだんです。
前の夫を思い続ける限り、満たされた生活をすることは許されない、と、自分自身の強い意志を持ってノマド人になっているんですね。

だから、誘われてもノマドを続けるしかない。
誘いにのってノマドをやめてしまうことは、前の夫の事を葬り去ることになるから。

決してノマド生活が悪いものではないけれど、それ以上に、記憶が、感情が、彼女をノマドにさせているんですね!

なにかしら、少し寂しくも儚い話でした…。

そして、こんな映画ばっかり見ている自分は、はたしてまた結婚できるのでしょうか?笑

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NECTAR

4.0いろいろ考えさす

2021年5月9日
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僕も会社を定年なったら、どうやって生きていこうか考えてしまった。息子、娘、妻には嫌がられるだろうから、人生の最後はどうしたものか?お金もないから、僕も働かないといけないだろう。
「思い出は生き続ける」っていうけど、それを思うとつらくなる。

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とね

4.0観た後の余韻が続く

2021年5月9日
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鑑賞方法:映画館

粗筋を読むと、現在の格差社会を告発する作品のようだが、季節労働の悲惨さはあまり強調されない。「ホームレスなの?」と小学生から尋ねられた主人公ファーンが、「ハウスレスよ。ホームレスとは別物」と強調したように、現代のノマド(流浪の民)として、オカネに縛られず移動の自由を謳歌するのだ。
実際に、アメリカでは高齢者の車上生活者が多いらしく、主人公ともうひとりの男性(ボーン・アルティメイタムの悪役)を除いて、実際のノマドが実名で登場しているので、ドキュメンタリー映画のよう。
アメリカ西部の風景が美しく描かれ、広大さを実感する。あぁ、いつかはアメリカの自然豊かな風景を実際に目にしてみたいなぁ。主人公の生き方について、賛否が分かれると思うが、個人的にはヨシ!である。

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矢吹 貴

4.0柔らかいたまごの殻が浮かぶ水面

2021年5月8日
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言うまでもなく、現れる風景のすべてが美しい。
自らの人生を語る人々の、皺の刻まれた顔に寄ったカットが多かったのも印象的だった。

幾百の燕の巣に覆われた崖、柔らかいたまごの殻が浮かぶ水面、これは本当にどこかで見ることができるのだろうか。涙が出た。

楽しい出来事があり、自然は美しく、他人は優しい。
それでも世界には「誰も」いないと気づいてしまう。彼方まで続く砂漠。誰もいない、あなたがいない。

逃れ得ぬ孤独の存在は、例えノマドの生活をしていなくても、多くの人の身に覚えがあると思う。
わたしもある。
誰もいない朝の重力、迫り来る夕暮れ、眠り方を忘れた夜。

映画を見て家に帰った後も、余韻のなか、寂しい気持ちで今これを書いている。
帰り道に買った海苔巻きが美味しくて、少し元気になった。

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mimi

3.5自分はしないけど、これも1つの生き方

2021年5月8日
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リボン

4.0フランシス・マクドーマンドの執念が見える演技

2021年5月8日
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泣ける

悲しい

難しい

映画自体はとてもあっさりしていて余計な演出とかも無く
まるで他人の日記を見てるかの様な素っ気ない進行。
だから人によってはこの映画を退屈と見る人もいるだろうし
なんの起伏も無い映画なんて酷評をつける人もいるだろう。
ただ見る人がある程度の高年齢になると誰の身にも起きる問題を淡々と描いているので
結構グッとくる瞬間がある。
その問題とはズバリ「老いと孤独」である。

この主演女優のフランシス・マクドーマンドという人は大したものだと思う。
職業意識の塊の様な人だと思った。

1番ドキリとしたのは冒頭の荒野での放尿シーンと
劇途中でフルートを吹いていると突然差し込みがして
車の中で排泄するシーンがある。
この排泄するシーンと言うのは誰にも見せたくないものである。
それを此処では2回も行ったのはキチンと理由があって
実際に老人介護をしたりその現場を見れば分かるけど
高齢者にとって排泄と言うのは付き物の問題で
それを描きたかったのだろうと思う。
排泄シーンだからどんなグロテスクなものなんだろうと思うかもしれないが
実際はうらぶれて悲しみが伴うものだ。

元々この映画の権利を持っていたのはこのマクドーマンドと言う女優さんらしい。
それで監督を誰にするかでこのクロエ・ジャオ監督を選んだと言う。
恐らくこの排泄シーンを撮ろうと最初に言い出したのはこのマクドーマンドであろう。
何故なら他人が貴方の排泄シーンを撮ろうと言っても
普通女優さんがOKする筈はないからだ。
それだけ彼女の作品に対する意気込みが凄い。
またこの作品で出てくる彼女の髪型だが
とても美容師に頼んだとは思えない所謂「虎刈り」に近いショートヘアだった。
もしかしたら自分で髪を本当に切っているのかもしれず
もし本当にそうなら女優と言う仕事の重みを非常に感じる。

映画自体は淡々と進むのだけれど
その各々のシーンに込められたメッセージの重さが凄い。

この映画の主人公ファーンと絡む各々の出演者との絡みがあるが
彼らにのちのち待っているのは「孤独な死」である。
その死の瞬間を各々が1人1人孤独に向かっている。
でも毎日そんな重い事ばかり考えていられないから
たまには仲間と寄り添って孤独を癒すときもある。
でも最後は結局は1人で「孤独と死」に必死で向かいあってる。

この部分に孤独な高齢者は身につまされそうになるだろうが
途中仲間の1人に一緒にうちの家族と暮らそうと誘われたが結局それもファーンは断る。
え?なんで?孤独から逃げられるのに、と思うかもしれない。
ただやっぱり孤独とは言えど反面気楽だと言う事実もある。
毎日大変だけど大自然が自分の目の前にはあると言う慰めもあって
結局今まで通り孤独を選ぶと言うのも分かる。
孤独を自ら選んでいると言う面も確かにあるのだ。

特にドラマチックに描かれるわけでもなく
淡々と物語が進行するから
掴みどころが無い様に感じるかもしれない。
でも実際に自分がジジイ、ババアの世代になれば
じんわりと胸に迫ってくる様に思う。

映画自体に派手さは無いから一見分かりづらいところがあるけど
まるでスルメの様に噛めば噛むほど味わいが増す。
渋い良い映画でした。

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でゑ

3.5喪失状態にある人の旅

2021年5月8日
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今の時代だからこその映画なんだろうなぁ。

 雄大な風景、ことに夕焼けの映像は美しかった、とても寒そうな荒野の雪景色、荒涼とした大地、川での沐浴、野尿、バケツへの排泄、ノマドと呼ばれる人がたくさんいることがわかった。

でも映画としては、何を伝えたかったのかが分かりにくかったけれど、私は、
「喪失状態にある人の旅」として捉えた。

 長年暮らして来た町が、無くなってしまう‥まるでツナミが来たように。ツナミならば、自分の目の前からモノは消え失せるのだが、それとは違う。モノは有るのに其処に留まれない不合理さがある。しかも主人公は、唯一の家族であった夫さえも病気で亡くしている。それは、「安心出来る居場所」が無くなった事に等しい。

 社宅に住んでいたというのだから、ある程度のコミュニティがあったはずだが、そう思わせる部分はない。

 ファーンは、より自分が居心地良い状況に身を置く人ってことだと思った。だから群れない。それが一番自分らしく落ち着き、自分の人生を引き受け、孤独な人ではなく、孤高の人なのかも。
夫のいない家は、彼女の居場所ではなく、新しく自分の人生の居場所を構築していくための放浪、夫と出会う前の自分、つまり元の一人になるってことだけだ、昔よりもだいぶ歳取ったが‥。

 全てを解き放って、自分らしくって事は、ある意味、何かを手放すって事なのだとも思う。

 でも、これが、何故アカデミー?
私には、あんまり響いてこなかったな。

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はなも

3.0究極のソロ活

2021年5月8日
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鑑賞方法:映画館

人生の終末期

失った大切な人
大切な思い出と向き合って
全部一緒に生きていく

誇り高きノマドたちの美しい佇まいが忘れられない

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どらごん