配信開始日 2020年8月28日

「『最高に素晴らしいこと』の精神的姉妹分」希望のカタマリ よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5『最高に素晴らしいこと』の精神的姉妹分

2020年8月29日
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《贈り物》として受け取るべきもの --- 優秀で人当たりよく愛嬌があって、とっても素敵な主人公のアンバー。才能豊かな彼女には秘密がある、それは家がないこと。けど笑顔で強がって見せては、人に頼ることができないでいる。そして訪れる悲しいこと --- 希望は翼のあるもの。僕の大好きなブレット・ヘイリー監督の『最高に素晴らしいこと』に続いての原作ありNetflixオリジナル映画。脚本にはマーク・バッシュ、音楽はKeegan DeWittとヘイリー組とも呼べそうな人々が揃っていて外れない。安定に魅力的だし、生きる上での痛みや辛さを知っている。まだ世の中の痛みに慣れていない繊細さを失っていないように、瑞々しくロマンチックな空気・雰囲気を作り出すのがうまいのだろうか、彼とティーン成長モノの抜群な相性の良さは折り紙付き。そしてまた大切な人の死という出来事も付きまとう比較的ヘビーな題材。という意味でも(本作の方が明確に希望に溢れているが)『最高に素晴らしいこと』とやはり通ずるものがある。暗がりに光が射し込む、スポットが当たり舞台の幕が開く。みんながアンバーのために、チューバもあるよ。

別荘 SAVE FOR AMBER 自分のことは!そんなに才能があって… Stop! You are not her. You are not who?「人は助けるが助けられるのは嫌か?」「助けを受け入れるのが君からの贈り物」彼女は認めたくないらしいが助けな必要「贈り物として受け取るべきもの」I told you I'll make you cry.

とぽとぽ