希望のカタマリ 解説 Netflixで2020年8月28日から配信。
2020年製作/93分/アメリカ 原題:All Together Now
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Auli'i Cravalho。 顔がいい。 パーツが大きく、豊かで濃い。 明朗と親しみと厚情が顔にでている。 肉感もありフェミニンでもある。 モアナそのものだと思う。 根無し草のように生きる少女の生活実態がリアルだった。 貧苦と災難に遭いながらも、人間関係に難儀しながらも、明るく生きている。 たくましい。 予定調和を感じない、でもないが、美しい主題をかかげた佳作だったと思う。 ところで原題All Together Nowとは、さあみんなでいっしょに──というような意味ではなかろうか。 フランクキャプラのIt's a Wonderful Life(1946)のように、まじめに人を扶けながら生きている善良な人間は、かならず報われるのですよ・・・。 そんな人と人とのつながり──ハリウッドの伝統的な博愛と良心がTogether に込められている──はずである。 が、この邦題が希望のカタマリとなっている。 カタマリってなんですか? 気の利いたタイトル付けたつもりなのかなあ。 個人的には、このテの邦題に腹が立ってしかたがない。 冗談抜きで「カタマリ」ってなんですか? うんこみたいなもののことを言ってるんだろうか。 業界的な、一過性な、現代用語が邦題に入ってしまうことで、映画の価値が著しく下がる。──個人的には本気でそう思う。
2020年9月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
Netflix映画。ありがちなティーンの青春映画の風味だが、結構絶望レベル高かったり、周りの手助けがちょっと違う角度だったり、退屈せずに観られました。アウリィ・クラヴァーリョちゃん、途中から二階堂ふみにしか見えなかった。非常に魅力溢れる女優さん。
2020年8月29日
Androidアプリから投稿
《贈り物》として受け取るべきもの --- 優秀で人当たりよく愛嬌があって、とっても素敵な主人公のアンバー。才能豊かな彼女には秘密がある、それは家がないこと。けど笑顔で強がって見せては、人に頼ることができないでいる。そして訪れる悲しいこと --- 希望は翼のあるもの。僕の大好きなブレット・ヘイリー監督の『最高に素晴らしいこと』に続いての原作ありNetflixオリジナル映画。脚本にはマーク・バッシュ、音楽はKeegan DeWittとヘイリー組とも呼べそうな人々が揃っていて外れない。安定に魅力的だし、生きる上での痛みや辛さを知っている。まだ世の中の痛みに慣れていない繊細さを失っていないように、瑞々しくロマンチックな空気・雰囲気を作り出すのがうまいのだろうか、彼とティーン成長モノの抜群な相性の良さは折り紙付き。そしてまた大切な人の死という出来事も付きまとう比較的ヘビーな題材。という意味でも(本作の方が明確に希望に溢れているが)『最高に素晴らしいこと』とやはり通ずるものがある。暗がりに光が射し込む、スポットが当たり舞台の幕が開く。みんながアンバーのために、チューバもあるよ。 別荘 SAVE FOR AMBER 自分のことは!そんなに才能があって… Stop! You are not her. You are not who?「人は助けるが助けられるのは嫌か?」「助けを受け入れるのが君からの贈り物」彼女は認めたくないらしいが助けな必要「贈り物として受け取るべきもの」I told you I'll make you cry.
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