JUST ANOTHERのレビュー・感想・評価
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幸せな人生とは、やりたい事をやれる人生
地元のバンドです。
密着ドキュメンタリーです。
パンク好きなら知らない人いない有名なバンドですね。
僕はスタークラブが好きなんですが、このバンドは聴いてこなかった。
正直に言うと、
バンド名に引っかかり…
普通のオジさんぽさに引っかかり…
ドラゴンズのユニフォームに引っかかり…
僕の思うパンクのイメージ、不良でクールでハードボイルドなイメージとは、あまりに違いすぎて…
友達の家で数曲聴いたぐらいで、よく知りませんでした。
今回このドキュメンタリーを観て、このバンドの事を詳しく知れたけど、とても興味深く、とても面白かった。
とにかく、40年バンドを続けている事がスゴイ!!!
いくら好きでも、生半可な気持ちじゃ好きな事を続けられないと思います。
とても尊敬します。
パンクバンドでありながらキチンと定職を持ち、ボーカルのTAYLOWさんは会社で面接官まで任されるぐらい。
不良じゃない、一般常識を持つ、普通のオジさんが、パンクをやってる感じです。
この作品は、パンクや音楽に興味ない方も楽しめるのでは?
地元民の方は、いつも歩いてる今池や大須、少し離れて豊田も出てきますよ。
この監督さんに、スタークラブとブランキーのドキュメンタリーも作ってほしいな。
原爆?オナニー?・・・すごいバンド名!
「the 原爆オナニーズ」というパンクバンドのドキュメンタリー作品。
バンド名はふざけてるのか?って思ったが、当たらずとも遠からず、って感じ。
「オナニー」はまだしも「原爆」を使うのは被爆者に対してどうかと思う。
また、音が悪いのか、そういう歌い方なのか、その両方だろうけど、歌詞がまるで聞き取れない。訴えてる事の意味が理解出来ない。
そうなるとただうるさいだけに聞こえる。
パンクロックという分野らしいが、自分には合わなかった。
予想を上回る出来!
名古屋を拠点に活動する1982年結成のパンクバンド「the原爆オナニーズ」ドキュメンタリー。
過去のメンバーにもインタビューしようと思えば出来なくはないのを敢えてしない所が「バンドの現在」への強いこだわりを感じる。
メンバー4人とも在籍期間が非常に長く、一番若く新しいSHINOBUでも在籍19年の51歳。
パンクと言っても髪立てないどころか一見、気のいい普通のオジサン達風なので仲良く楽しくやって来たのかと思いきや意外とそうでもなく、中でもTAYLOWの強烈なリーダーシップが38年もの間変化を拒み、更にはSHINOBUとの師弟関係など、この作品が無ければ知り得なかった興味深い内情を、各地でのライブもふんだんに盛り込みながら楽しく露わにしている。
仲良く楽しく好き勝手に38年もの間ギラついた初期衝動を噴出し続けられると思ったら大間違いだ、ということが解っただけでも貴重な「バンド長寿の秘訣」を提供してくれたと思う。
世界に誇れる日本のバンド
このバンドが日本に居て、身近なライブハウスで見れること自体が奇跡でもある。時代を越えて、常に演奏し続けるバンド。駆け出しのバンドマンは一つの指針として捉え、メジャーの拝金第一主義によって形骸化されたバンドは多くのものを失った現実を嘆き悲しめ。彼は何時も現実の中にある。このバンドが、パンクは可能性であることを見事に証明している。惜しむらくは、このドキュメンタリーの音声が酷いことだ。周りの雑音にインタビューが掻き消されている。字幕を付けてもらいたかった。
"発狂目醒ましくるくる爆弾"
パンク博士ことTAYLOWの気難しい人間性、終始ユル〜い人柄なEDDIEの大らかさ、この二人を中心に馬鹿正直過ぎる今現在の"原爆"の在るべき姿を格好悪い程に魅せ付ける、此処を通らずにPUNKは語れない。
個人的に一番期待していた"GAUZE"の登場にデカいスクリーンで映し出されたライブ映像、全身に鳥肌が立ちまくり発狂寸前、特にSINの素が垣間見れる場面はレア映像な訳で、早く彼等のドキュメント映画を観たくなる、誰か作ってくれ!安田潤二が適任であろう!?
中心的人物であるTAYLOW、EDDIEへのインタビューも興味深いけれど、後のメンバー二人が語るバンドの内情がリアル過ぎて、監督の興味津々に掘り下げようとする姿勢がドキュメンタリー映画の面白さとして倍増する。
PUNKってジャンルや文化は終わったモノなのか?オリジナルの人たちが現在進行形で現役バリバリでPUNKやハードコア・パンクで有り続ける意味が、単純にレジェンドとは言えないリアルな生き様が本作には詰まっている。
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