私をくいとめてのレビュー・感想・評価
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この映画が私をくいとめてくれる
おひとりさま、なんて言ってるけど
ひとりで焼肉行くのも公園に行くのも
ほんとのほんとは不安いっぱいで
ひとりが好きだって言い聞かせてるけど
半分うそ
これって私の話なのか
と半分パニクってみてました
原作にはない温泉宿のシーンは
女性がもつ醜いところやそれを自分で醜く思っちゃうことと異性への嫌悪感
この上ないほど表現されていて
そう…なんだね、そうなんだよ!
と原作よりさらに深くつっこんだ描写がきいてました
イタリアの親友はもうすぐお母さんになる
その不安を分かち合えたときに
友人を好きだと思える自分にほっとしたり
ホテルに急に泊まることになった恐怖とか
もう私ですか!?
と悲鳴をあげてやめてくれー!
と言いたくなる映画でした
でも、部屋を出て行く姿はしばらく忘れられないシーンになりそうです。
一歩一歩、前に進んでいけたら
いい映画ですほんとに
なんだかな~でも面白い!
『勝手にふるえてろ』を観終わったときの感覚と似てます。タイトル通り「なんだかな~でも面白い!」ってとこでしょうか?それもそのはず同じ監督さんの作品でした。
『勝手に~』では松岡茉優さんを絶賛しましたが今度はのん(能年玲奈)さんを絶賛したいと思いました。なんだか名前が使えなくなったりして、まるでトレンディ御三家の加勢大周さんみたいでかわいそうです!
※御三家のあと二人っておわかりですか?織田裕二さんと吉田栄作さんですよ!織田さんは今でも世界陸上の人で有名ですが、吉田さんは今の若い子たちは知らないんだろ~な~?!ほら『マネーの虎』の吉田さんですよ!トレンディドラマ『クリスマス・イブ』で仙道敦子さんとダブル主演だった!えっまだ生まれてないってか?!じゃあ『なんでんかんでん』の川原社長も知らない?そうでしょうね~
すみませんすっかり脱線してしまいましたが『のん』さんですか今は、最近あまり見かけなかったのでチラシの印刷屋さんかと思ってましたが、とても役柄をうまく演じられ、もっと復活・活躍してほしい女優さんです。また大九監督の感性、素晴らしいですね!この2作品だけでも素晴らしい才能発揮というか女優さんたちの才能を見事に引き出してるんじゃないでしょうか。
皐月(橋本愛さん)の心の中を映し出す表情の演技とあまちゃん時代の本当に仲の良い二人がうまく絡み合ってとてもいい感じです。また変な勘違い野郎にぞっこんのノゾミ(臼田あさ美さん)も本当にいい味出してました。いるんですよね、蓼食う虫も好き好きっていうんですか、まあ人類全体のことを考えると色々なカップルが成立した方がいいことではありますが…
もちろん多田くん(林遣都さん)、脳内人格?「A」(中村倫也さん)の男優陣も素晴らしいのですが先に書いた女優さんたちが出色で少し影が薄くなってること、否めません。(でもダイワハウスのCMで情けない上野樹里さんの後輩(のち旦那)が中村さんだとは今でも信じられません)
あと今は無き大瀧詠一さんの『君は天然色』がストーリーにうまくはまっていて、原作にも登場させてるらしい綿矢りささんの感性にも賞賛の拍手を送りたいですね。
上映当時あまり話題にならなかった気がしますが、とても面白かったです。
「勝手にふるえてろ」を期待して大失敗
「勝手にふるえてろ」の雰囲気、クオリティーを期待してしまいました。
最初は面白かったのですが、途中からどんどんダメになってきた気がします。
特にイタリア旅行は、この映画では何の意味もないし、マイナスでしかありません。
おまけに、イタリアでは「A」はまったく活躍しないし。
「勝手にふるえてろ」を期待するとかなりがっくりします。
そうでない方も、中途半端さにがっくりするでしょう!
能年玲奈、いやのんの本領発揮
やはり彼女には拗らせ女子がよく似合う(というかそれ以外の適役思いつかない)。Aが実体化したらイケメンでなくなった(腹まで出やがって)、で一安心てのは原作通りなのかな? そんなにイケメンにアレルギーあるならいくらでもお声がけいただければ…。こういう拗らせ方(彼との一夜でのパニック感は両者ともに大トラウマになりそうで洒落にならない)を見るにつけ、一線は早めに超えた方が後の人生楽になるとの思いを禁じ得ないですね。監督の大九明子はテレ東の「捨ててよ、安達さん」の監督でもあるのだね。あれは面白かった。「美人が婚活してみたら」では演出がステレオタイプすぎてもうひとつな気がしたが、型破りな経歴含めこれから注目していくか。
いいね
他人事みたいだけど、他人事じゃない。
世の中で1人で喋ってる人って
こう言う感じの人もいるのかなと思いました。
狂ってないけど、それ外から見て1人で喋ってたとするのなら、狂ってますよね。
多田くんめちゃくちゃいいやつすぎませんか?
主人公も、かわいいし、そとでしゃべってるかんじ
ちゃんとしてるし変じゃないし
家への誘い方スムーズだし連絡下手には見えぬ。
敗者からのトラウマがあったりと
色々あったのでしょうが、2個違いって
対して離れてないですね。
これが10個違うとかで、もやもやあるならわかるけど
2個ってそこまで大きな差には見えませんでした。
終わり方、急にホラーみたいな。笑
でも、エンドロールで、ちゃんと、平和な
会話の中、飛行機を楽しんで乗れてる主人公がいたのでよかったです。
のんの魅力が最大限に引き出された作品
のんのほんわかした雰囲気が独特で愛らしい世界観をつくり出している。これまでファンじゃなかった人もきっとハマってしまう。間違いなく代表作になるだろう。
大九明子監督の緩急のある演出が心地いい。大笑いするわけでもないけどポップで楽しい。そして人間の深いところを軽やかに描く。
『勝手にふるえてろ』に続いて次回作が楽しみになる。
自分の頭のなかと会話するプロおひとりさまが、恋により周りの世界と自分と向き合っていく物語。
おひりさま女子の葛藤
日々、自分なりに満足して生きている。自分の時間を謳歌している。恋人がいなくても、たのしいからいいじゃん。ほんとうにそう思う。でも、いたらもっとたのしいんだろうなぁともやっぱり思ってしまう。でもでも、ひとりの気楽さを知ってしまっているから、いざそこへ踏み出したとしても、とても疲れる。もどかしい…
おひとりさま女子の葛藤をユーモラスに描いた素敵な作品でした。おおきな事件は特に起こらないのに、自分とのたたかいだけでここまで魅せられるなんてすごいなぁ。
(途中まで多田くんに振り回されてしまうのかなぁと心配したけれど、さいごまでただの好青年でうれしかった。新品の靴下を履いてきてくれるところにときめいた。芸がこまかい!)
この映画、すごくすき。
大瀧詠一がループになります。
ひょんなことからホーミー目当てで視聴。
序盤から最後まで、大瀧詠一に次ぐ扱いで面白かった(笑)
くーちびるーつんとーとがらーせてー
のんちゃん、かわいいし、上手なんだけど、なんとなく心が受け入れない。特に気に障るようなことはなかったと思うのになんでだろ?
31歳設定がちょっと?なのかな。多田くんより下にも見えるし。
セクハラに怒るとか、恋人と2人きりが辛いとか、31歳の時に自分はそんなにウブじゃなかった…いや、10代でもそんな時代は無かったので、あまり共感してあげられなかったかな。
でも、セリフは多いし、大変だったろうな。
他にやることを先延ばしにしながら見たので、全体的に長く感じてしまった。でも、音楽も映像も凝ってるし、役者さんみんな上手だし、やや悪意ある素人っぽい人の配役も面白かった。
ここのところ、自分の見ている作品なの山田真歩さんが立て続けに出ているな。
臼田あさみちゃんは大好き。ダサめな演出でもかわいい。素でいい子そうで友達になりたい。
片桐はいりさんも安定の良さ。
橋本愛ちゃんとのイタリアの絡みは、あまちゃんファンは嬉しかろうな。
下着が派手なのは自分と重なり、提供が愛用のウンナナクールだった。かわいいのよね。
なんとなく、
amazon primeで観てたら、なんか見覚えのあるテイストだなあと。
やはり、綿矢りさ×大九監督の勝手にふるえてろコンビでしたか。
知らずに観てたけど、前作は劇場リピートするくらい好きだったので、こちらも普通に楽しめました。
Aの声はずっとアタックチャンスの人だと思って観てたけど、エンドロールで違ったのでびっくり。
のんの瞳に映る海
初々しさの過剰摂取ができないため3日かかって観ました。
設定は独身アラサーの久しぶりの恋、といたってありがちですが、出てくる登場人物が個性的でポップなキャラクターのため生々しさはありません。
のんさんが悩み苦しみそして喜び、のんさんの顔のアップが多く圧巻の演技でした。
話し方や声に独特の癖があり飛び抜けて演技が上手というわけではないのですが、惹きつけられるような名演でした。
彼女の魅力なんでしょうね。のんさんだから良かった作品に思えます。
個人的に、同僚の臼田あさみさんがナチュラルでチャーミングで素敵でした。
名バイプレイヤーです。カーターとのシーンが笑えました。
急展開や物凄いロマンス、という作品ではないので途中若干長いな〜と感じた場面もありました。そのため★3.5
<頭の中のもう一人の自分>が理解できない方がこの映画を観るのは難しいと思います。SFでもなんでもなく、イケボで話しかけるAはのんさん自身ですので…。
ちょっとこわかった
あまちゃんが大好きなので観賞。久々に再会したのんと橋本愛が、絵を描きながら涙を流すシーンはじーんときた。
のんが頭の中でAという妄想の人と会話しながら、おひとり様を満喫する姿が可愛らしく、多田との不器用な付き合い方は微笑ましく観ていて楽しかった。が、他人と上手く付き合えないので傷つきやすく痛みに敏感で、急激に頭の中で激しく妄想を爆発させる姿がちょっと怖かった。ホテルで恋人と二人きりになって緊張し、部屋から抜け出して一人になりたい一人になりたいとカメラにずんずん迫って吠えるシーンは、何となく分かるような、引いてしまうような、心の中の葛藤なのか実際に叫んだり狂ったように笑っているのか分からず、あっち側にいってしまう瞬間を見せられているようでハラハラした。自分も一人で会話したり、ふとよぎる嫌な思い出を意味もなく笑って打ち消そうとする癖があるので、共感はできた。そして、のんが可愛かった。
彼女のロングバケーション
頭の中に「A」が存在し、おひとりさまを満喫する31歳女性:みつ子(のん)が歳下男性と不器用な恋をする話。
序盤から別映画松岡茉優主演「勝手にふるえてろ」(以下前者)に雰囲気似ているな〜と思ったら作家さんが同じでしたか。監督も同じで期待せずにはいられないな✨鑑賞。
ちょっと変わった女性で恋に不器用で。特殊な自分の独特世界。
公私ともども「A」が支えて、そこにノリツッコミするみつ子は滑稽。
不器用にも恋愛するみつ子の成長。
おひとりさまロングバケーションの行方は?
「勝手にふるえてろ」=アクティブさと抽象。
「私をくいとめて」=ネガティブさと支え。
タイプは違いますが、未婚OLの恋と心情を楽しむ映画として連続で観ればかなり楽しめると思います。
〜大瀧詠一の「君は天然色」使い方も非常に良かった。
(合ってはいるが、使う事で年齢層が上がってしまうのはマイナスかな)
久しぶりにCDアルバム「ロングバケーション」が聴きたくなってくる(初めてCDで発売になった作品。300万枚突破の名作である)〜
大袈裟な世の中だから
『勝手にふるえてろ』で綿矢りさ&大九監督&松岡茉優のコンビネーションが凄く良くて好きな作品になったので、本作も楽しみにしておりました。本作も期待通り。
今の世の中、芸能人も一般人も誰もが他人の情報に毎日触れているから、他人がどうしているかよりも、他人が自分をどう思っていることに病的な程、興味津々ですよね。つまり、自意識過剰すぎる×100の世の中。
みつ子はそんな自分大好きな自我を象徴してましたね。異常な気にしすぎーも自分を愛する故ですからね。でも、その異常な自意識が歳を取ると薄れてくるのも真実。『おひとりさま?ラッキー!』といった境地が老化と共に訪れます。
才能があるのはもちろんですが、女性監督だからこの絶妙な表現ができるのだし、今後はキョンキョン主演で中年女性も撮って欲しいです。
大九監督の次回作も楽しみにしてます。
のんちゃんは可愛いな
勝手にふるえてろ が大好きだったので、しかも、のんちゃん大好きなので期待値マックス!
だったからなのか‥う〰ん、思ったほどでもなかったかな。でものんちゃんはもっともっと演技仕事やってほしい!と、改めて思ったかな。
ドラマでもっと観たかったな
アマプラにて。
のんって誰だと思いながら鑑賞。
能年玲奈ちゃんなのね!31歳の役をやるほど大人になったのね!
やはり演技の天才だなと思った。素でやってる感じが天才。
A役の声の方も絶妙な優しさの声でやりとりがとても面白かった。
みんな生き方の正解を求めて必死に生きてるよね。
何が正解か分からないから脳内の巨像に頼りたくもなるよね。
小説原作を知らないのでなんとも言えないが、ドラマでもっとゆっくり見たいな〜と思った。
だから何?って感じの映画だったけど、ダラダラみるには良かった。
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