「この映画が私をくいとめてくれる」私をくいとめて しんばさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画が私をくいとめてくれる
おひとりさま、なんて言ってるけど
ひとりで焼肉行くのも公園に行くのも
ほんとのほんとは不安いっぱいで
ひとりが好きだって言い聞かせてるけど
半分うそ
これって私の話なのか
と半分パニクってみてました
原作にはない温泉宿のシーンは
女性がもつ醜いところやそれを自分で醜く思っちゃうことと異性への嫌悪感
この上ないほど表現されていて
そう…なんだね、そうなんだよ!
と原作よりさらに深くつっこんだ描写がきいてました
イタリアの親友はもうすぐお母さんになる
その不安を分かち合えたときに
友人を好きだと思える自分にほっとしたり
ホテルに急に泊まることになった恐怖とか
もう私ですか!?
と悲鳴をあげてやめてくれー!
と言いたくなる映画でした
でも、部屋を出て行く姿はしばらく忘れられないシーンになりそうです。
一歩一歩、前に進んでいけたら
いい映画ですほんとに
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