「オレが隣にいるだけ」私をくいとめて かとしさんの映画レビュー(感想・評価)
オレが隣にいるだけ
自分は両親が憎みあう姿しか知らずに育ち、崩壊した家庭で育っているからこそ、男女がコミットして深く愛し合い、助け合うことの重要さを身に染みて感じる。
一人でいることは気楽で、二人でいることは煩わしいこともたくさんあるのだけれど、それでも好きな異性にコミットすることのなかには、ふたりで生きることでしか味わえない生きることの豊かさや喜びがたくさんある。
他人と親密に向き合うことは、ときに自分の中の恐怖や痛みと向き合うことになるので、しんどいのだけれど、それでもなおそれを選択したいと思う。
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