「だれか私をくいとめてよ」私をくいとめて ヒレ肉さんの映画レビュー(感想・評価)
だれか私をくいとめてよ
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スクリーンでのんが堪能出来て嬉しかった。
以下、ざっとした感想
・原作を読んだ時に感じた
「そもそもなぜAは異性として想定されているのか」という疑問が映画で主人公の異性からの加害行為とそのトラウマを詳しく描く事によってより分かりやすくなったと思った
・声だけの存在であるAは稀に暴走するが基本的に理性的であり、紳士的な態度と口調で主人公を助けてくれる
(原作では色白で小太りの記述がある)
映画で「ちょうどいい」と主人公が発言する容姿
→自分の中の安心できる異性像が欲しかったんだと理解できた
加害しない、信頼できる異性像が主人公には必要だった
・イマジナリーフレンドとの別れであり、魔女宅のジジの声が聞こえなくなる現象
・Aの声を演じる中村倫也が最後の海の場面で顔出ししたら倫也とのんのラブストーリーになっちゃう(そう解釈されそう)じゃん…(そうじゃないのに)と思ったので別キャストに差し替えられて良かったと思う
・橋本愛のくだりは完全に大人になったあまちゃんがやりたかったんだろうな…と思った
・林遣都、今作で「普通の男」をやったことにより案外男臭い顔立ちをしていると思った、あと数年経ったら阿部寛の系列になりそう
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