「ロビー・ロバートソンの自伝の映画化」ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった ZEPさんの映画レビュー(感想・評価)
ロビー・ロバートソンの自伝の映画化
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ザ・バンドのギタリストのロビー・ロバートソンの自伝を元にしたドキュメンタリーです。アメリカ原住民の血を引くロビー・ロバートソンがザ・バンドのメンバと出会って、ボブ・ディランと共にウッドストックのビッグ・ピンクで従来にない土着的な音楽を作り出すが、酒やドラッグで兄弟のような共同体は崩壊し、「ラスト・ワルツ」で終焉を迎えるまでが描かれています。ロビー・ロバートソンの側からのストーリーなので、レヴォン・ヘルムの側からは別の見方があると思いますが、ロビーが他のメンバと人生観が異なってきて溝ができ、バンドでの活動が苦しくなって逃げ出したというのは本音のように思いました。リチャード、レヴォン、リックが亡くなり、ザ・バンドの音楽を聞くと彼らの仲の良かった頃が思われて切なくなります。
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