サイレント・ウォーターのレビュー・感想・評価

鑑賞後に良かったねと言いたくなる映画。
落石で海底に動きを止められた妹を助けるため、姉が四苦八苦する話。
登場人物はこの二人しか出てこない。海の恐怖というより、姉妹の絆再生の映画かな。
なんだかんだ、結構バイタルティ強い姉さんだった。

面白かった。フィヨルドの冬の海に潜るってかなり、寒そう。こんな文化あるのだろうか?潜水中に落石に遭い、妹は石に挟まり、抜け出せない。空気が薄くなる中、姉の救出劇が始まる。父親違いの姉妹で幼い頃から母に可愛がられる妹に嫉妬している姉。自分も離婚危機にある。妹はプロバイダーで自由奔放。冒頭からいけ好かない母親と妹と思っていると、姉がかなりのポンコツ。パニクるし、ボンベは2度落とすし、車のトランク開けられないし、自力じゃ開かないだろ。しかし、機転を利かせ、何とか救出するも、減圧症で姉が生命の危機に。ラストは目を開けたので助かったのだろうが、落石あったら、潜らないに限る。時間もちょうど良い。