シドニアの騎士 あいつむぐほしのレビュー・感想・評価
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シリーズ大団円を綺麗に演出してくれたCAPSULEの主題歌「ひかりのディスコ」
2014、15年に放送されたポリゴン・ピクチュアズ(PPI)制作のテレビシリーズに続く、新作劇場版。海外アニメで知られていたPPIがアニメファンに知られるようになり、日本のアニメがNetflixと組む先駆けにもなった記念碑的作品が、原作者の弐瓶勉氏によるストーリー総監修でアニメとして完結しました。
ハードな世界観、3DCGならではの物量とカメラワークによる大アクションは劇場版になって更にスケールアップし、特に音響面は劇場でしか体験できない臨場感があります。テレビアニメ第2期から登場した人間ではないヒロイン・つむぎとの恋愛ドラマもしっかりと着地し、アニメ「シドニア」ファン大満足の1作になっています。エンドロールで流れるCAPSULEの主題歌「ひかりのディスコ」が作品の終わりと綺麗にマッチしていて、劇場の音響も相まって最高の大団円を演出してくれます。あまりに良すぎて、配信で楽曲を購入しました。
もっとみんなに見てほしい映画の一つ
全俺が泣いた!
劇場版だけしか観ず、原作を読まず、TVシリーズも全く見なかった自分が泣いてました。色んなところで。なんだろう、すごく不思議な感覚でした。特に海苔夫と長道が過去のわだかまりを乗り越えて共にガウナに向かって出撃するところところとか知らんまに泣いてました。
~ドルビー・シネマ(音響がドルビー・アトモス)で鑑賞~
・映像:映画館のスクリーンをフルに活かした迫力満点の構図、ガウナvs衛人、シドニアからの重力子放射線射出装置等々、戦闘シーンは言うまでもなく、シドニアの内部だったり丁寧にパースも狂うことなくきれいでバリバリ動きまくるところも動かないところも大満足。ガウナの独特なヌルヌル、スパ~ッんという動きも。あー、ぜひ4DXを体験してみたい。お願いします!!!(多分、気を失うw)
・音響/音楽:Youtubeで冒頭が公開されていますが、いきなりドッカンドッカンが体感され否が応でもシドニアの世界に引き込まれます。後はぜひ、映画館で、音響のいいところで是非体験してみて下さい。また、テレビシリーズの主題歌が挿入されてところでもぐぐっと来ます。音に関しては卑怯です。
・ストーリー:テンポよく進んでいきます。戦闘シーン中心ですが、合間もしっかり作ってあるのでダレることはないです。終わった時は、一瞬で物語が過ぎ去っていった感覚です。なお、本作は、ロボットメカアニメですが、ラブコメです。ええ、これはラブコメなんです。なお、多くは語りません。ただ、「あー、これでシドニアは終わったんだな」と思うと寂しくもあり、ホッとしたところもあり、複雑でした。でもさあ、続けようと思えば出来るんじゃないか?とも、続けても、ここまでの物語を凌駕することは無理だからここで封印は正しいかもとも。
幕張、川崎、池袋、どこでも最高でした。
まさに蛇足。
原作者である弐瓶勉さんも参画した渾身作
いや、もう流れに任せてザ・弐瓶ワールドに浸らせていただきました。マンガ好きですが、更に理想的なアニメ化…、もう余計なコメントは致しません。
ただ、やっぱ一点だけ余計なコメント。
この一連の過酷なガウナとの戦いの世界観の中、てっきり悲惨な終末か、或いはBIOMEGAばりの一見ハッピーエンドに見えないハッピーエンドかと思ってたが、すんなり大円団でした。でもそのサッパリさも、映像美と脚本ストーリーと相俟っていい意味で気持ちよく見れました。
えー...
原作未、アニメ版は観てから観ましたが、長年ファンだった方も納得の結末のようで、ぽっと出の自分が言うのもなんですが、これで良かったとですかー?何度も何度も死にそうになっても死なないつむぎ、遂にはその形態になっちゃうのー?とか、谷風さん、そこと恋に落ちるのー?(今までのTV版は何だったんだろか)とか、落合のストーリーをも少し丁寧に追ってほしかったなぁとか、色々思ってしまいました。ハッピーエンドなんでしょうけど、科学の力が何でも可能にしていて、なんというか。色々な武器やら何やらも間に合わない程が間に合っているし、落合の今まで謎にされてきた研究があっさり解明されてるし。都合良く、いい感じにしているような気がして、涙も出ないし、返って釈然としないよー。
全くのシリーズ初見!!
原作を丁寧に映像再現した傑作の完結編
シリーズ完結に相応しい作品
気がついたらもう一日一回の上映。
なので観に行く時間を作るのが大変でした。
そんな本作、DolbyAtmosで観たのですがこれが素晴らしい。
その音響がとても良く、あの独特な動作音?もすごい堪能できました。
ポリゴンピクチュアズの魅力も存分に堪能でき、スクリーンでみる戦闘シーンは凄い迫力でした。
ストーリーや演出面でも良くできており、angelaが流れた時のカタルシスたるやもう。
こんな言い方は失礼かもしれませんが「シドニア」で涙するとは思っていませんでした。
TVシリーズ・原作を知る人だけが楽しめる間口の狭い作品でしょう。
さらにコロナもあり、上映期間も短く色んな意味で厳しかったと思います。
しかしながら、一人でも多くの目に触れてほしい程の出来でした。
シリーズ完結に相応しい、素晴らしい作品と言えるでしょう。
最高でした。
シドニアよ永遠なれ
見事なる完結。久しく忘れていた興奮を思い出す
常にSF好きとしてはたまらない世界を見せてくれるポリゴンピクチュアズの最新作。TVシリーズは1、2期共に鑑賞済みです。
ラストへ向かってグイグイ追い込んでいく逼迫感と溢れ出る「決戦感」はやはり完結編らしい雰囲気。こんな古典的な完結は久しぶりでなんだか子供時代に帰ったような気分。ドラゴンボールの魔人ブウ編を読んでいたときのワクワクが思い出された。こういう純粋に観客として楽しめるバランスのとれた映画は最近少なくなっているので、貴重な映画体験だったと思う。
演出の幼稚さを感じながらも、結果的には身長差15mというロマンチックな恋愛劇と魂のこもった声優の演技に泣かされそうになった。まさかあのハードな作品ばかり作るポリゴンピクチュアズに泣かされる日がくるとは…
音響監督が岩波美和ということもありDolbyAtmosの大音響で観ました。
『ハローワールド』の様に包み込まれるサウンドから、『ガールズ&パンツァー』の如く鋭い低音。あらゆる方向に移動し多種多様な音を同時に鳴らす、これぞアトモス!って音響。岩浪音響の中でもチャレンジ精神と工夫がギッシリ詰まっていてとても楽しかったです。音響オタクなら分かってくれるはず。
個人的にはもっと色彩豊かな映像を求めていて、この作品は続編という都合上、基本的には赤、青、黒でしか描かれないのでそこはちょっと残念だったな。もっと黄色、緑あたりを取り込むとさらにワクワクが止まらない作品になった気がする。
といいつつも映像は「さすが」としか言えない。
触手のヒロインに萌えさせるなんて凄いことをやってのけてるし、3DCGのバトルシーンはやや引きすぎな気もするが、迫力満点。
ロマンチックSF超大作にしてポリゴンピクチュアズの最高傑作。
音響がスゴイ!
これでいいの…?
【良かった点】
・戦闘の描写
見応えのある迫力の戦闘シーン。特に音に力が入っていて良かった。
・復活の海苔夫
長道との同時出撃と稲汰郎との共闘が嬉しかった。
【腑に落ちない点】
・イザナとゆはたのラスト
初期の初期からずっと隣にいて、長道のために性別を女性に決めてまで一緒だったイザナがモブ同然の扱いにまで降格された上に帳尻を合わせるかのように男性化したゆはたには絶望した。
恋のライバルだったじゃん?なんでそこがくっつくのよ。
・つむぎの復活
一度死ぬ意味あった?感動させるための前振りに思えて仕方がなかった。
星白のボディ使うのも、今まで星白として接してきたのに急に中身に別人入れるの抵抗無いの?谷風さんそれでいいん?身長差15mの恋どこ行った???
・ガウナとの戦い
内部との決着は着いたけど、ガウナとの戦いは終わってなくて消化不良。まためっちゃ襲ってくるよ?
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