「パートナーの秘め事、許せる?それとも許せない?」おとなの事情 スマホをのぞいたら Lucky!さんの映画レビュー(感想・評価)
パートナーの秘め事、許せる?それとも許せない?
この映画ハマりました!
お勧めしたいけど、
でも、きっと感じ方は十人十色だと思います。
8割がたはバレるかバレないか、
予告編を見て想像したとおりの
スリリングなテーマのコメディーです。
でも、これが俳優さんがいいのか、脚本家さんがいいのか
パーティーで集まる7人が
みんなどこかにいそうなキャラで、
また、日常あるあるトークなので
なんか臨場感があるんですよね。
コメディーとしては、期待どおり笑わせてくれますよ。
それから、想定していたドキドキ感も味わえます。
そこにこの臨場感があるもんだから
修羅場になるとヒリヒリしてきて、ものすごく居心地が悪いです(笑
と、ここまではお勧めできる部分なのですが、
やはり皆様の察するとおり
修羅場の原因には浮気という要素もありますので、
この辺は倫理観の違いによって
不快に思うかもしれませんし、
登場人物のリアクションが理解し難いかもしれません。
ただし、この作品の言いたいことは残りの1~2割の部分なので、
最終的に7人の感情や行動を理解できるかは
クライマックスでの東山紀之の言葉に共感できるか否かで
かなり変わってくると思います。
私は、この部分で東山と同じ感覚があったので
自分にエールを送られたような気がして
ウルっときてしまいました。
ちなみにパーティーに集まった7人には
ある体験から生まれた共通の感覚があるのですが、
そこがこの映画のポイントになります。
あとは観てのお楽しみ。
最後に、
人生後半に差し掛かっている人は特にいいと思いますよ(笑
グレシャムの法則さん、
私は結構いろんなこと許せちゃうだけの経験をしてますし、「この映画はコメディーだから」と割り切っても見られるのですが、ただ、「ご懐妊~!」のシーンはちょっとやり過ぎでしたよね。
あれなかったほうがよかったな。