夏への扉 キミのいる未来へのレビュー・感想・評価
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青臭い原作をミスチルで甘酸っぱく味付け
原作をかなり前に読んでいたので、これを今、日本のキャストでどうやって作るの? と予告編を観て驚きました。 バックトゥーザフューチャーにも影響をを与えた、タイムスリップ物の元祖とも言うべき、とても良い意味で青臭い小説を、90年代ののミスチルの曲で甘酸っぱい味付けにして上手く仕上がっていて驚きました。 もちろん日本人が演じて、時代も変えていることは知って観たので、原作通りであることは求めていないので、これはこれでアリです。 主演が山崎賢人というところが勝因でしょう。 女子高生の清原果耶との絡みもロリコン親父には見えないから大丈夫。 藤木直人が意外とハマり役! 単純に楽しめました。 もう一度原作を読み直してみたくなりました。
真面目な中にある笑い。好きです。
まず、役者メンバーがとても良かったと思いました! 山崎賢人さんは、ホントにひと作品ごとに素敵な俳優さんになるなぁ〜と最近感じてます。 今回やっぱり目立ったのはロボット役の藤木直人さん。おとぼけな感じが良かったです。 相棒の猫のピートもめちゃくちゃ可愛くて、演技もお上手で素晴らしかったです! ストーリーは、昭和の映像とかあってあの時代を知ってる人には懐かしさから物語が進んでくので、より楽しめるんじゃないでしょうか。 終盤になるにつれて、「あっ!あの時のあれはそうだったんだ…」と、答え合わせしながら進んでいったので、もう一回見ても楽しそうだなぁって思いましたw 終わり方も、璃子の選択に感動しました! 細かい設定だとか、非現実的な部分が気になる方は評価が低くなるかもしれないですが、私は気にならず映画の世界を楽しめる人なので、とっても面白かったです。 ところどころクスっとくるところもあって、劇場内も皆さんのクスクスが聞こえてきましたw 悲しいけど、笑えて、ほっこりもできる映画でした。
ちょっと。。。
ひどい作品wまず1995年からの2025年へのゴールドスリープに大変違和感。そこは、変えても良かったかとw特に夏菜さんの人差し指リングが1995年には流行ってなかったからすげー目につきましたwまぁアークと比較したらまだ良かったレベルw監督、脚本家さんには細かい部分まで気遣ってほしい。山崎賢人さんの演技が台無しになる作品w
意外と(想定以上に)良かったです🈵
原作を読みましたが、ちょっと難しくてよく理解できなかったんですが、映画はわかりやすい脚本にしてあったのか、とても良かったです😊
SF映画というより、ファンタジー恋愛映画として観ると、なかなかよくできた物語ですね😋
時間軸やストーリーの論理的整合性を深く追求する人にはオススメしませんが、そうでなければ、十分楽しめる映画かと思います😄
冷凍睡眠…こんなことできたらおもしろいけど、30年も時差のある社会でどうやって一人で生きていくんだろう⁉️
こんなことは深く考えない‼️
タイムスリップ…30年前に戻れば、その時の自分と一体化するはずなのに、どうしてもう一人の自分と出会うのだろう⁉️
こんなことも深く考えない‼️
いずれにせよ、あまり論理的整合性は深く考えないで、映画のストーリーにどっぷりと浸って、サスペンス映画のように、この先どうなるんだろうと思って鑑賞すれば、なかなか面白い作品だと思います(^-^)/
後半は、グッときて感動しました🈵
めんどくせぇ笑
2月公開予定でしたが、コロ助のせいで延期し、ようやく公開。大好きな女優の清原果耶さんが出演ということで、ウッキウキしながら鑑賞。
真っ直ぐな純愛、適度なSF性(すこしふしぎな)、バディもの。どこをとっても、面白いものに仕上がっていました。
自分は1995年という時代は知らないので、そこんところ時代設定はイマイチ分かりません。携帯が大きいなくらいです。2025年の設定はかなり飛躍してるなーと思いました。紙幣は紙くず同然って…渋沢栄一5年も活躍できないのか…という哀しみがホロリ
宗一郎属する会社の暗躍により、宗一郎はコールドスリープ状態にさせられますが、30年後の世界に一気にタイムスリップします。そこで出会うポンコツヒューマノイド"ピート"彼とのバディストーリーも面白かったです。ポンコツが故に感情があり、嫌味を垂らしたり、ボケたりととても愛嬌があってよかったです。
中盤全てが明かされる時間転送装置にて、2025年から1995年に再び戻ります。ここから2025年時代に起きた謎を全て解決していきます。この解決部分がとてもスピーディーかつ見やすく、とても分かりやすいものでした。絶望が一転、希望に変わる瞬間はとても気持ちいいです。
全てを解決し、1995年に託し、再び眠りにつく宗一郎が2025年に再び戻り、ピートとピートに出会い、2005年に璃子もコールドスリープで眠りにつき、2人は27歳の体で再会し、映画は幕を閉じます。
くどくなく、様々な要素を魅せてくれてとても濃密な時間を過ごせました。挿入歌、主題歌も共に素晴らしいです。個人的着眼点として、濱津さんと野間口さんが出ていて感動しました。
鑑賞日 6/26
鑑賞時間 16:15〜18:25
座席 L-5
なかなか面白い作品!
清原果耶さん目当て。 それ以外の情報は予告編だけだったけど、思ったのと違うストーリーが逆に良っかった! 予想外なスケール感のデカさ。 大切な人を守る為、時空を行き交う展開が面白い。 山﨑賢人さんがメイン。 お目当ての清原果耶さんは出番少な目だったけど、相変わらず泣くシーンは抜群の演技! 泣きの演技は女優さんの中でもかなり上位な印象。 作品のタイトルからは想像も出来なかった展開も良かった。 単なるラブストーリーだと思ってたけど全然違う内容で予想外の満足感(笑) 藤木直人さん。今まで存じなかったけと良いキャラを演出。 意外と駆け足は速くは無かったけど人間味があって面白いキャラクター。 話の展開から清原果耶さんの老けた姿が見れると予想したけど、素晴らしい展開が良かったです( ´∀`)
ちょうどいいファンタジー!
前情報なしで、テレビはパッとしないけど映画は素晴らしい果耶ちゃんが出てるので観賞。朝ドラ今んとこつまらんけどやっぱり映画はよかった!内容知らなくて観賞し始めてタイムスリップとか大好きな設定だったので一気に入って行けた。面白かった。ファンタジーとか理想世界のお話は制作側の妄想で理屈が飛躍し過ぎると辟易してくるけど、この映画は数年後の世界はちょっと進化し過ぎのような気はするものの、余計な創造はあまり入れず余計なものは見せずに現実っぽく展開していくのが心地よかった。実世界では95年はホントにドラフターからCADに切り替わってた(少し遅いくらい)時代かさだから、昔仕事でドラフター使ってたから懐かしかった。山崎さんちょっと線のひき方がなってないけどそんなこと普通の人に知らんわなぁ笑
『夏への扉』挿入歌ミスチル「CROSS ROAD」
原作好き、ミスチル好き故に鑑賞。 原作に準拠した大枠のストーリー展開は大変好感度が高い! 正直、実写化でしかも日本で、どうするんだろう、、、と思ってネタ探しのつもりで観に行ったのだが、なるほどそうきたかと、思わず感動した。 表面上は、淡い雰囲気の三木孝浩監督印による青春映画という趣だけど、いや実際は全然、原作ベースのタイムループ/時間軸SFアドベンチャー的映画でした。2時間に収まるのが多少駆け足だった印象だけどそれはもう映画なんで、仕方ないですね。 時代錯誤な性的観点やヌーディズムなどこれはこれで原作の面白いポイントではあったけど、まぁさすがにやらなかったよね(笑) 最も大きな改変としては、藤木直人さん演じるヒューマノイドロボットの登場かと思うけど、良い味出していたし、複雑なタイムトラベルSFを扱う上でどうしても必要になる説明の役割を近未来ガジェット担当としてサラッとこなしたのは上手い脚色だった。 山﨑賢人さんと清原果耶さんの男女関係は、日本的アレンジで全然許容範囲だし、むしろピュアネス全開でホロリしました。 ドクを意識したに違いない田口トモロヲさんは出番少なくて勿体なかったです(笑) そしてなぜか公式発表がなかった謎のMr.Children挿入歌。 映画観賞後に、監督のインタビューや映画の記事をネットで漁っているとある程度事前に語られていたけど、さすがに映画側からもミスチル側からも公式発表がなかったので半信半疑でしたが、「CROSS ROAD」の使われ方は秀逸でした。 主題歌のLiSAの曲が全体を最後に総括する内容だとしたら、CROSS ROADは宗一郎と璃子を結ぶ映画を動かす大事な要素だった。しかも3箇所?思った以上に聴けたことがこれまたサプライズという作りになっていたり(笑) とまぁ、大好きなミスチルが大好きな原作の実写化をこんなにも彩ってくれるなんて思いもしなかったわけで、良作をまさかの感動作にアップコンバートしてくれていました。 今回みたいなSF小説の実写化は、ぜひ日本でももっとチャレンジして欲しいし、山崎貴監督や石川慶監督など、きっと良い作品を撮ってくれると思う。 ジュブナイルとか、リターナーとか、子供の時によく観てました。
猫好きのためのSF
原作は大好きな作品で、色々な人に布教した記憶があります。 モ〇ハンのお供でピートという名前を探して使っていましたが、こちらの思考アルゴリズムも 他と一線を画していて(思い込み?)、開発スタッフにも原作ファンがいるに違いないと勝手に 想像しておりました。 日本が舞台ですが、原作に忠実に作るよりも良かったと思います。 欲を言えば、ピートの活躍がもう少し欲しかったかな。
ほどよく現代アレンジされたジュブナイルSFの傑作
映像化するのは勇気がいるなぁと、思いながら鑑賞 オールタイム・ベストと呼ばれてはいるけど、70年前の作品 三億円事件の犯人が捕まっている、我々の住む現代とはちょっと違う現代、この導入のおかげで様々なトンデモ設定がすっと入ってきます こういう作法って、フィクションに入っていく上でとても大事なのだなぁと再確認 山崎賢人、清原果耶という当代きっての美男美女を起用しているにも関わらず安っぽい恋愛描写に偏らず、いい感じのスピード感でスリルとウィットを盛り込んだストーリーが展開するので気持ちよく味わえました そしてピートは猫もロボットもどっちも名演です
とんでもSFコメディ 65
題名からは松田聖子の「フレッシュ♪ フレッシュ♪フレ〜シュ♪」を ミスチルの「クロスロード」を聞くとあの同性愛ドラマを プラズマ電池からはアントニオ猪木の「永久電気」を連想する世代です
ピート(猫)ラブ
「パ・マル」悪くない! が自分の頭が固いせいか 日本の設定で タイムマシン? コールドスリープ? ハリウッドなら? 原作を読んでみたい。 俳優陣は良かった。特に猫!ベーコンとパスタ?2匹だったの⁉️ あ~まとまらない❗
味付けと割り切り
時間系(と打って変換したら痔関係と出た)の名作は多々あれど、本家的なところに手を出して海外で失笑を買う作りにならなければな、と心配していた。いろいろ欠点もあるのだが、自分的には満足することができた。
ハインラインの原作は読んでなくて、つい先日Kindleで半額になったのを読み始めたところ。完読していないが冒頭の婚約者に嵌められるところはわかっていたので、全く知らずに見たとしたらどうだったかな。
主人公とヒロインの関係は日本ドラマ風にアレンジしてあって、どちらも好きな俳優である山﨑賢人と清原果耶にもマッチしていた。二人の年齢差が最後にはまる綺麗なピースになっていて、ここは原作通りなのか映画オリジナルなのかわからないが一番すっきりしたところ。
山﨑賢人は超男前だが素直で真面目な理系の役も過不足なく演じている。清原果耶はすでに誰もが認めるうまさをここでも発揮していてヒロイン感も十分。もともと目をつけていたんだけど、お年頃になってきたので、若者恋愛もののヒロインなんかもやってしまうのかなあ。ちょっとやだなあ。
(雑談:今の朝ドラは最初から清原果耶のアップでの顔芸に頼り過ぎ。こんなところで口をもごもごさせたり目玉をきょろきょろさせるキムタクみたいな小技を定着させてはいけない。そもそも彼女はアップじゃなくても語れる、どちらかといえば草彅剛派で育ててほしい!)
ちょっと気になったのはワル夏菜の過剰演技。この映画の質からしたらもう少し抑えてくれた方がより怖くなったのでは。良い夏菜のところはうまかったのにな。トモロヲ博士も過剰なんだけどオマージュ要素と割り切るか。。。
未来から戻ってきたところで拾われたのが超いい人達で、これが偶然か必然かというところが萌え萌えポイントですかね。あとピートⅡはピートⅢを使っちゃってるんだろうなと、ここはターミネーターループすね。
冒頭のニュースなどで今の世界と違う世界であることを示してるのは今までの日本SFで気を付けていなかったところで、ここはうまいなと自分も思いました。
あと、95年の象徴的に「MDにミスチル」を使ってるんだけど、どうせ長年活躍しているミスチルを使うなら2025年でも活躍してるシーンを入れてほしかったなあ。 なんて。
面白い。写実的。リアリズム。前日観た抽象的すぎる「アーク」と明白に好対照。「映画は娯楽」こうでなくちゃ。
「アーク」と同時に封切とは運命の皮肉。圧倒的にこの映画「夏への扉」の方が娯楽作としても、人間の心情、愛情の描き方としても上回る。難解な分厚いロシア文学と、漫画本くらいの面白さの違い。 「アーク」が抽象的すぎるのに対し、この映画はわかりやすい。 「アーク」が近未来の描写から徹底的に逃げていたのに対し、この映画では美術や装飾、特殊効果の人がキチンと仕事していていて、細かいガジェットに至るまで描写されていて具体的写実的でわかりやすい。 「アーク」が半端なかなり未来の時代設定でイラつかせるのに対し、こちらは1995年と2025年の設定にこだわり時代考証が具現的。 観ていて視覚として面白いのは映画の基本。1995年は考証が容易で映像化も容易、2025も実際は2035くらいの描写(貨幣が全く無価値、トヨタ製!の自動車の自動運転など。上級国民の人殺しクソじじい、この時代に生まれればよかったね!)だけれどもより現実的な未来描写で面白い。 「アーク」の「不老不死」と、この映画の「冷凍冬眠」と「タイムマシン」「人間型アンドロイド」どちらも飛躍的なのだけれども、どうしてこの映画の方が圧倒的に面白いかというと、細部まで詳細に描いているから。唯一の難点はヒロインの血縁関係と、ロボット会社の乗っ取り、買収合併、新設関係がややこしいこと。あとヒロインの当初の死に様の描写がわかりにくいこと。 子供のいない夫婦、成就が難しい恋愛の人情劇としてもいい。山﨑賢人、清原果耶よりも、アンドロイドロボット役の藤木直人、それと猫のピート(2匹らしい)が好演していて光る。ただ事前の無料の広報用リーフレットがアイドル映画を思わせるデザイン(「アーク」と類似している!!)なのが広報としてやや失敗。年配層が遠慮してしまうがな。まあ結論は主人公に感情移入できるタイムマシン+人口冬眠映画。わかりやすい勧善懲悪的な進行も少しだが入っており、飽きさせない。あとこの映画は有料パンフ買ってもいいかもね。グッズはいらないけども。映画は娯楽。それを感じさせる映画。ただ、前半の主人公の住居から一切合切持ち出すのは明らかに住居不法侵入と窃盗で逮捕だよなぁ、いくら権利が移ったとはいえ執行官のつかない単なる略奪はいただけない。でも観客多くはないのでカップルにも老若男女にもオススメできる。【iPad使いにくいなぁ、もう!あとは尻切れトンボです。】それでも、元婚約者の変わり様や、「3億円事件」の犯人が逮捕されているのも史実の書き換えでご愛嬌。 山崎賢人、清原果耶
時空を超えた恋
普通の恋愛ではなく、時空を超えた壮絶な恋愛映画である。
主人公の山崎賢人は仲間から裏切られ、自分の大切なロボットも奪われる。さらには、冷凍睡眠で30年後の世界へ行くが、そこには大切な存在だったリコもいない。最悪すぎるスタートで冒頭は進む。
ここから時空を超えた主人公の闘いが始まるわけだが、正直ストーリー展開は少し読めてしまう。しかし、飽きさせない。リコと、同じ日に、30年越しの再会を果たしたシーンを見たときは、不思議な感覚を抱いた。そこからまた30年の別れが来る切なさ。もう少し、山崎賢人側のリコへの想いみたいなところを描写していれば、より良かったのではないだろうか?
ストーリー設定は良かったものの、展開が読めてしまうのと、登場人物の描写が手薄に感じたので、面白さはやや微妙。ただ、出演者陣の演技力や、監督(この人の作品、エモくて好き)の手腕もあり、ふつうよりやや面白いにチェックをつけました。
ベタなタイムトラベルもの、、、だけでもない
ベタなタイムトラベルものだな、、、と思って見ましたが、原作は1957年! ベタも何も、元祖のような原作なのですね。 納得です。 伏線を回収するというか、伏線を作っていくというか、、、ちょっと他と違ったタイムトラベルもののような感じがしました。 多分、原作を元に今風なアレンジがあるのだと思います。 SFと言うよりはラブストーリーかな? 清原果耶が可愛いですね。 涙も笑顔も良かったです。 目の色はあんな色なんですね。 なんとも光の使い方が上手だと思ったら、三木監督でしたか。通りで。若い女優さん綺麗に撮らしたら右に出る人はいないですね。 ちょっとベタな展開もありましたが、最後はきっちり騙されました。 我が地元の九十九里のビーチタワー(初めて名前知った)も良かったですよ! あとはブサ猫が可愛すぎるね。ストーリーに集中できないよ、、
山崎賢人と清原伽耶の至高のラブストーリーを目撃せよ‼️❓‼️
ストーリーは残念ながら、グダグダです。 テネツトとから、アクションとスケールの大きさと映像の良さを引いた、SFの酷いものです。 伏線を無理矢理回収するとゆうよりは、結末のために無理矢理展開を作る体たらくです。 だからこそ、山崎賢人と清原伽耶の演技が光ります。 もう、途中からSFではなく、山崎賢人と清原伽耶の恋愛映画として観ました。 なら、どうでしょう、日本一の大画面で清原伽耶と山崎賢人が顔だけで埋め尽くされて、最高の演技です。 いや、それだけで最高でした。 驚愕して、叫ぶ山崎賢人の顔、泣き叫ぶ清原伽耶の顔、それを大画面で観れただけで、最高だった、ありがとうございました😊😭
両ピートの名演に拍手
原作はずいぶん前に読んでいて、記憶もあやしくなっているが、エッセンスは生かされていると思う。第二次世界大戦後のアメリカからバブル後の日本に舞台を移しているが、コールドスリープやロボットのリアリティが現実に近づいている時代だからちょうどよかったんじゃないかな。 清原果耶のまっすぐな瞳には、やられてしまった。白石に対する嫉妬もわかりやすくて愛くるしい。 それにしても夏菜の悪女ぶりが際立っている。宗一郎が罠に嵌められている事を隠そうともしないストレートな演出で、思いっきりがいい。猫のピート君も毛嫌いする女に騙されちゃダメでしょう宗一郎君。 もう1人のピート君を演じた藤木直人もよかった。アンドロイド感たっぷりに動きに加えて、辛辣なセリフを吐く冷たい表情には思わず笑ってしまった。 未来人を自称する人間をいとも簡単に信じるバカがおるかいっ!て突っ込みたくなったが、猫のピート君の熱演に免じてスルーしちゃいました。 ターミネーターオマージュもあり、なかなかの仕上りでございます。
清原果耶の演技力に脱帽
山﨑賢人が時空を越えて過去をなんとかする話、というくらいの知識で観賞。 序盤の清原果耶が表情だけで主役の山﨑賢人にどういう感情を抱いているのか全部分からせてくれるのが「まともじゃないのは君も一緒」の時も思いましたが本当にすごいと思いました。 後半は前知識0で行った特権で、思ってもいない展開になり、面白かったです。ただ、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、あの技術ってそんな簡単に使っちゃっていいの?とは思いました。
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