「【”ロバート・A・ハインラインの傑作を近未来の日本を舞台に見事に換骨奪胎した作品”と書きたかった・・。けれど、原作にないヒューマノイドの可笑しき言動や、時を超えた愛溢れる邂逅シーンは沁みます。】」夏への扉 キミのいる未来へ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ロバート・A・ハインラインの傑作を近未来の日本を舞台に見事に換骨奪胎した作品”と書きたかった・・。けれど、原作にないヒューマノイドの可笑しき言動や、時を超えた愛溢れる邂逅シーンは沁みます。】
ー 原作はとても好きなのだが、”原作に引っ張られないように観よう・・”と映画館へ。ー
■感想<Caution! 一部内容に触れています。>
・前半は、原作に”ほぼ忠実に”進む。
気になったのはハヤカワ文庫で336頁ある内容を忠実に描くと、映画としての内容が薄くならないかなあ・・、という事であった。
・そして、やや脚本が粗いというか、ストーリー展開が早いので原作を読んでいないと、登場人物の印象や背景が薄くならないかなあ・・、と余計な懸念を抱いてしまった。
ー ロボット研究者の高倉宗一郎(山崎賢人)が、信頼していたはずの2人に・・・。
高倉を幼き頃から慕う女の子、璃子(清原果耶)との関係性も・・。
設定は日本に置換しているが、原作の軸は変えていないので・・。ー
・面白くなったのは、後半ピートと名乗る”お茶目な”ヒューマノイド(藤木直人)が、宗一郎に絡んでくる辺りから。
ー ヒューマノイドは、原作には現れないからね。
優れた作品を、映画化するのであれば、独自性を出して欲しいのですよ。
”原作が忠実に再現されていない!”と苦言を呈するレビューを散見するが、
”じゃあ、映画観なければ良いじゃない!
映画化された際の監督及び制作陣の想いを込めた改編性を楽しもうよ!”
と言いたいのである、私は。ー
<三木孝浩監督、今作はチャレンジしたなあ・・。
面白かったのだけれど、
全体的に、ロボットを始めとしたSF関係の美術にチープ感を感じてしまった事と、
個々のキャラクターの描き込みが弱いので、散漫な感じになってしまった点が、少し残念。
けれど、清原果耶さん演じる透明感溢れる璃子と山崎賢人演じるロボット研究者の高倉宗一郎
とのラブストーリーや、
ー コールドスリープ期間、宗一郎30年・璃子20年の設定が、観る側に二人の明るい未来を抱かせる意味。ー
藤木直人さん演じるヒューマノイドのキャラクターは面白かったよ。
そして、二人が時を越えて邂逅するラストのシーンは矢張り、多幸感に包まれるのであった・・。>
あー、
B'zネタ、スルーしちゃってごめんなさい〜。
こちら、NOBUさんの晩酌終了40分後に家人と家飲み開始。
ただいま、終了なう。ですぅ。
このあと、肉料理&デザート書けるかなぁ?(笑)
あら、やだ。
NOBUさん、ほろ酔いでいらっしゃいますね。
私がNOBUさんのレビューを熟読しないわけないじゃありませんかw
しかし、これは私の勘違いでした。
「過去形」ではなく「完了形」だったのですね。失礼!
了解致しました^ ^
フルコースは惜しい!8割正解♪
(出題数低くてごめんなさい〜。ヒントはレビューup順でした。)
美魔女は吉永小百合でした。
クルエラは吹き替えしかやってなくて。
イオンシネマ、近隣になくて30kmあるのです。
クルエラ字幕は近所のシアターにて単発鑑賞にします〜。
え〜「書きたかった」(過去形)ですかぁ?
NOBUさん、独自性や改編性に対しては要求、厳し〜い(笑)
私は、原作忠実派&改編面白ければ許容派なので、このくらいで充分で〜すw
そして、なにより
HAPPY END♪が好きです。
期待していたファブルが、個人的には不完全燃焼だったので、相対的にこちらの株が少々上がってしまいましたw
諦めない猫のピートをヒューマノイドで表現したらきっと面白くなる‼️
そんなアイデアからスタートしたのかもしれませんね。
私もこの映画オリジナルの部分好きです。