「カルダンとアール・ヌーボー」ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
カルダンとアール・ヌーボー
2020.12.30. カルダンが昨日、亡くなった。98歳。映画の中ではバリバリの現役だったのに…💧
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カルダンがアール・ヌーボーの部屋で話しているのが意外だった。マクシム・ド・パリとわかり納得。
サンローランとかなりタイプが異なる人なんだなと思った。サンローランは急死したディオールの後を継いでディオールを生き返らせた。カルダンもディオールに感謝し若い人の発掘にも余念がない。ディオールもすごいな。私はディオールの服がクラシカルで好き。
万里の長城、純白の宇宙的ウェディングドレスを着たモデル、永遠に続くかのような長い長い真紅のベールが繰り出されるシーンが強烈だった。明るい色彩とカルダンの前向きの生き方はイタリアのDNAに由来するという言葉、素敵だった。
フィリップ・スタルクもカルダンなんだ!とすごく驚いた。
ピエール・カルダン、美男子だなあ。モテモテだったに違いない。そして現役の今も頭明晰で働き者でお茶目!お金は使うためのもの!そうですよね!
映画の隅から隅までがスタイリッシュで、カルダンそのものだった。
こんにちは
ご無沙汰です。
ファッション、お詳しいのですね。(というか、あらゆるジャンルにお詳しい。)
”お金は使うためのもの!” 仰る通りですね。このフレーズの前の言葉は私の事を言っているのかと思いました・・。(すいません・・。)
入社当時は、気取って”Paul Smith”のスーツを愛用していましたが、何しろ仕事の主戦場が工場なので、今では服装はほぼ実用的な”ユニクロ”を使用しているNOBUです。
イヴ・サンローランの幾つかの映画を始め、ファッション業界を切り拓いて来た方々の生き様を綴った映画は好きですね。
今作も、とても面白かったですね。
では、又。