ヴァスト・オブ・ナイト

解説

1950年代アメリカの小さな田舎町を舞台に、奇妙な周波数の音を受信した男女がその正体を突き止めるべく奔走する姿を描いたSFミステリー。1958年。ニューメキシコ州のとある田舎町では、多くの住民が高校のバスケ試合を観戦するため体育館に集まっていた。そんな中、電話交換手の仕事をする女子高生フェイは、地元のラジオDJエベレットと他愛ない会話を交わしながらそれぞれの職場へと向かう。交換台の席に着いたフェイは、電話回線から奇妙な音を受信するなど不可解な現象が相次いだため、ためらいながらもラジオ放送中のエベレットに相談する。エベレットがその音をラジオで流すと、同じ音を聞いたことがあるという元軍人の男から電話が入る。監督はこれが長編デビュー作となる新鋭アンドリュー・パターソン。

2019年製作/89分/アメリカ
原題:The Vast of Night

スタッフ・キャスト

監督
アンドリュー・パターソン
製作
アダム・ディートリッヒ
メリッサ・カーケンドール
ジェームズ・モンタギュー
製作総指揮
エリック・ウィリアムズ
ケイレブ・ヘンリー
マーカス・ロス
脚本
ジェームズ・モンタギュー
クレイグ・W・サンガー
撮影
ミゲル・I・リッティン=メンツ
美術
アダム・ディートリッヒ
編集
ジュニアス・タリー
音楽
エリック・アレキサンダー
ジャレッド・バルマー
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映画レビュー

4.0オチではなく雰囲気を。「アランウェイク」好きは是非。

2022年12月28日
iPhoneアプリから投稿

まず筋書きに期待しないでほしい。
オチではなく、雰囲気に極振りした映画。
アランウェイクを知ってる人なら「おっ・・・これは・・・」と言ってもらえるのではないか。

田舎の日常の退屈さが、何か新しい事が始まりそうな期待感に変わり、そして・・・という流れを遅すぎず早すぎず地味〜に淡々と描いている。

それでも退屈しなかったのはカメラワークとちょいクズラジオDJのキレッキレのトークスキルの妙。

特にカメラワークは最高にイキってて、「ほら、もっと見てくれよ、俺すごくね?」って感じで長回しの映像をいい感じにぶち込んでくる。褒めてる。

この映画、真夏の皆が寝静まった時間に一人で部屋暗くしてポテチでも食いながらまた見たいなぁ。

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no_name

0.5前時代的なアナログ調で逆張り

2022年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.0不思議な映画

2022年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

地味で淡々と語りで進めていくだけ、「アレ?これSFだよね?」
そしてあのラスト。
こんな地味なSFって初めてかも、だけど気がついたらラストまで
引き込まれっぱなし、出だしからなんとも言えない不思議な映画

結論としてはめちゃくちゃ面白かった!

劇中の会話である科学系の雑誌の内容を話すシーンで現代の
携帯電話やハイパーループの話をしてるのがなんかニヤッと
してしまいました。

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和徳

3.0あれとか何かは

2022年1月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

音と音声で聞かせる映画。
ただ、「ギルティ」の様に、あれとか、何かは答えださずに、具体的に映像化せずに想像のままで終わらせた方が面白いと思う。

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上みちる

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