「蛇足感」おもかげ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
蛇足感
冒頭のワンカット撮影な、6歳息子からの「パパとはぐれた」って電話を受けた、母親(エレナ)の狼狽ぶりがすべてではないか。
どうやらここが、様々な賞を取った短編部分だったようだ。
あとは、喪失感にさまよう十年後を描いているものの、蛇足な印象。
人生ではいろいろな別れがある。
親、パートナー、子供、親友…
自分も多くの大切な人を喪ってきたので、そのつらさは分かる。
そこから立ち直ることが容易ではないことも。
しかし、延々とそのつらさを見せられてもきつい。
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