リベンジ・アイランド

六人組の銀行強盗で、一人だけ捕まってしまい、15年後に出所、仲間のもとにやってくる。
当然、分前を要求するが、無いと言うからさぁ、大変。
殺し合いの抗争が始まる。
予想できたと思うのだが。

フランス人6人組による250万ユーロの強盗から15年後、仲間を助けて捕まった男が他の5人が暮らすプーケットにやって来て巻き起こる話。

分け前を受け取りフランスに帰るつもりで訪れたけど、使い込まれていて自分の分は無いという状況で、尊敬や感謝の念がないヤツは死ねばいい的な話かと思ったら、あれ？納得していないとはいえお人好し？
リベンジ・アイランドって？

敬意を払っている風のヤツもいるけれど、一人8万…少なくとも4人は払えそうだし、もう一人だってそれはそれな言い訳だしねぇ。

良いように踊らされるは、女関係の話になるは、何だかぐちゃぐちゃ何の話か良くわからなくなってくるものの、一応もとに戻って…えっ!?
スローモーションと回想写真もえっ？w

トンビが油揚げはわかるし、なかなか面白かったんだけど、もう少しストーリー中の存在感がないと、釈然とせず唸れないっす。

　ヒリヒリするようなフレンチノワールを期待したんだけど、なんか期待はずれ。全体を通して支離滅裂感があるね。やっと盛り上がってきたかと思ったら、甘ったるいエピソードが挿入されたりする。

　刑務所を出たばかりで、海外に出国できるのかな？

　それにしてもプーケットは美しいね、行ってみたいな。邦題もパラダイス・ビーチのままでよかったんじゃないかな。

　まあ、ストーリー自体は意外というか、ちょっと予想外の結末だったからそこそこかな。