KILLERMAN キラーマンのレビュー・感想・評価
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大体…
ヤクの取引は成功しない。スカンクという名前からして間抜けな相棒が欲をかくと、大怪我をする。妊婦は撃たれる…とあるあるの展開だったが、まさか潜入捜査官だったとは。しかも記憶戻らず、そのまま自分の正体がわからずと言うのは新しい展開。悪徳警官の中でも、見た目もかなり悪で、拷問シーンも酷かった。伯父のお茶の水博士を撃ち、モーを最後助けるのは何となく予想できた。
記憶喪失の設定は、良く活かされていました。
麻薬取引のトラブルから記憶を失い、悪徳刑事達に追われる主人公を描く物語。
地味ですが、見応えのあるクライムサスペンスでした。
無謀な相棒にのせられ、ギャングから預かった大金を麻薬につぎ込む主人公達。悪徳警官の罠にかかり、ギャングからのプレッシャーも浴びて四面楚歌に陥ります。
有り勝ちな設定ですが、記憶喪失がプラスされていて、緊迫感・閉塞感もプラス。誰が敵か味方か分からない状態の主人公の苦悩が良く描かれています。
アクションも地味ですが、中々の迫力でした。
この映画の評価は、ラストで明かされる「実は潜入捜査官でした」のオチをどう感じるか?でしょう。
確かに伏線はありましたし、記憶喪失もこのオチに係るのでしょうが・・・少し設定を盛り過ぎているようにも感じられて、個人的には微妙に感じました。
その分評価は少し抑え目に標準点です。
オジキの周りは悪党だらけ
ヤクの売買で稼いだ大金をうまく隠し持つ、所謂資金洗浄屋の主人公が、欲深い相方のせいで記憶を無くすわ嫁を亡くすわと酷い目に遭いながら、汚職刑事に立ち向かう物語。
マフィアやら汚職刑事やらが出てくるバディもののサスペンスとくれば、その時点である程度の面白さは約束されているといっても良いくらいだと思うのだけど、サスペンスの割にこれといった興奮ポイントとかも特に無く、正直それほどでもないかなぁ…と思いながら鑑賞。
唯一、悪党なのに、友情があるからお互いを切り捨てきれない所が憎めないなぁなんて思いながら観てたんですけどね。
しかし!最後はしっかりやってくれました!
そうくるか、と思いながら、記憶喪失という状況をとてもうまく活用した作品だな~と感じた。
なるほど、それならばそうなりますよね~と色々納得。
中々胸が苦しくなるクライマックス。
何だかんだ最後にはサスペンスらしいゾクゾク感をくれたので観てよかった。
ラストを知った今の状態でもう一度見たらまた面白そうかな。
…しかし、叔父貴(オジキ)なんて言葉初めて聞いた。
検索したら、ちゃんとした言葉としてあるみたいですね。勉強になった(笑)
GTOはただの移動だけかよ!!
宝石商にして資金洗浄屋の主人公が、相棒のヘマに巻き込まれ記憶をなくすと共に、汚職警察に追われる話。
だからお前は信用されないんだよ!な相棒に振り回されつつも付き合うハメになり、記憶を無くすは追われるは踏んだり蹴ったりな主人公。
まあ、その時助けたのも確かに甥っ子だったけど。
家は危ないと言いつつ油断しまくりだったり、どこまで思い出した?なんて感じから、どんどんヴァイオレンスが増して盛り上がってくるけれど、テンポはイマイチ。
残酷ショーでひと段落したと思ったら、確かに匂わせはあったけど、無くても良い様な方向に話が急展開。あっ、一応ここがメインなのかw
アクションとしての見どころはあまりなく、シリアスでヴァイオレンスな作風で、面白かったけど、もうちょいサクサクッとみせて欲しかったかな。
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