アナザーラウンドのレビュー・感想・評価
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映画に影響されて真似をしてみる人や
酒飲み実験の斬新な映画。
大体は想像がつくが面白い。
家族やら友人やら教え子を描く。
良い点
・血中アルコールの数値を表示
・おねしょを正当化
・えぐくても格好のよい終盤
悪い点
・学生の分からないがあざとい
その他点
・メガネ君はレアなのか
この映画を噛み締めて、今日も一日頑張りたい
この映画を見て予定調和で退屈と言っている人もいるみたいだけど、あと1日だけこの映画のことを考えたりスタッフロール最後のアイダへ思いを向けてもらいたい。
映画を見て1日経った今でもあのスタッフロールラストの言葉に涙がでそうになる。もっともっと長い人生を経てアイダに感じてもらいたかったことが、この映画には詰まってるんだろうな。
人生が辛くなったとき、この映画を肴にお酒を一杯飲みながら「もう1日頑張ろう」と思える気がする。
いつかきっとこの映画に感謝することになる。私にとってはそんな映画でした。
男がつるむとろくなこ…
泥酔は人種も場所も選ばない。
盆暮れ正月はもちろん、祭りだお祝いだ暑気払いだなんだかんだとかこつけて飲む。たしなむ程度で終わらないなんてほとんどの人が経験するだろう。
私も今となってはほとんど飲まないが、どれだけ醜態をさらしたかわからない。
宗教的に禁止されている国の人々でさえ、他国で羽目を外す姿はお馴染みだ。
この作品でも男がつるんで、実験なんてかこつけて飲みまくる。
ノリノリでいい思いをしたからこそますます加速する様子に、おざなりにしていた人生の課題が絡んでくる。
清々しいポスターの写真とは裏腹に現実を突きつけられるのは予想外だった。
そんな事描いておきながら、酔っ払いにつける薬はないと言わんばかりの晴々としたラスト。
妙にビールが飲みたくなってしまった。
ダンスで三割増し
飲酒をそこまで意識したことがなかったので、
なかなか興味深かったです。
でもねぇ…
人生いろいろあるけどねぇ…
アルコールに頼っちゃったらねぇ…
ということで、
なんだか憎めない、このオジサンたちを
「ありゃまぁ」って思いながら、見守っている気分でした。
奥さんたちに感情移入しちゃったかな。
とりあえず、
マッツ・ミケルセンのラストのダンスに
見惚れてしまったということで、それだけで、
三割増しぐらいの高得点です。
しかし、お酒はほどほどに。
♪涙には 幾つもの 思い出がある
鑑賞中、何故か吉幾三の「酒よ」が頭の中をリフレイン。予告編や作品冒頭見てるとへべれけハッピー物語と思いきや、まさかの切ない切ない人間讃歌。
お酒って好きですよ。仲良しと呑んでバカ話してるの楽しいし。メチャクチャしたいときも、やなこと忘れたいときも酒達は良い仕事してくれます。
マジな話、お酒ちょっと入ってると饒舌なプレゼンできた記憶あります(笑)作品内の説には心当たりありますねー。
けど、お酒ってなんにも解決してくれないし、結構失敗の元になることもあるんです。さすがに飲まれちゃうと良いことありません。けど、生きてれば逃げたいこと沢山、なんとかしたいこと沢山。うまくいくなら、手を出してみたい!光明が見えたら更に追求したい!藁にもすがりたいんだもん。
それだけ、人間は弱いんですよね。
お酒を切り口に人生の悲哀を見事に描いている本作は見事でした。人間としての弱さ、人間関係の難しさ、愛情の切なさ。その物語に説得力をつける演者さんたちの見事な演技。マッツ・ミケルセンは見事でした。ほんとに吉幾三ですよ、酒よ、ですよ。
けど、やっぱお酒は笑顔が合います。人生も高らかに笑えるものでありたいですね、お酒の力を借りずに。
秀作です。
キャビアとウォッカ
あぁー酒飲みたい!
ってなる映画🎬
酔っ払いおじさん最高
劇中の音楽カッコいい
デンマークは16歳から飲めるのかぁ
凄いね
日本とは違うね
お酒に呑まれたい時もあるけどね
お酒はほどほどに
あのダンス最高💃✨
お酒買って帰ろ
アル中な彼らを徹底的に突き放して欲しかった
トマス・ヴィンターベア × マッツ・ミケルセン。
㊗️アカデミー賞国際長編映画賞。
4人の高校教師による「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論に対する実証実験。
所詮アルコール濃度を一定に保つなんて無理な話。濃度の上昇に反比例し落ちてゆく彼らを味わった。
出て行ったマッツの嫁さんがまた会いたいと連絡してきたのが意味不明だった。最後まで突き放して欲しかった。なので大きく減点。
ラストのマッツのダンスは👍
ファンにはたまらんだろう。
40代、仕事も家庭もひと段落する中で自分を見つめ直す
アルコールがテーマだが、仕事も家庭もマンネリ化してくる40代の悲哀を描いているように感じた。
マンネリ化した日常にスパイスを与えるためにお酒の力を借りて順調に人生が明るくなるが、やはりそんなに上手くはいかない。
自分はあまりお酒が飲めないし、お酒の味も苦手なので、正直 お酒でバカ騒ぎできるのがちょっと羨ましい。
でもお酒で失敗する面を見ると、飲めなくて良かったなと思うが、まぁ飲めた方が人生は豊かになるのかなと少し羨ましく思う。
伏線になるとは思わなかった小さな要素が、後半に驚くほど効果的に活きていく
アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞したデンマーク映画。
血中アルコール濃度を0.05%(ワイン1〜2杯)を常に保てば効率がよくなる論を実験する4人の教師の話。
お酒の良い/悪いどちらも描いてるのが良い。それだけに留まらず人生とは?まで飛躍する良作
飲み過ぎたらアカンってのは間違いないし、それも作中に語っている。それだけだったら興味深いテーマの映画だね。で終わってました。でもそれに加えて物語として一級品。
伏線になるとは思わなかった小さな要素が、後半に驚くほど効果的に活きていく。
これは見事でした。鳥肌とまらなかった。
最後のシーンは美しい、正しい、愚か……と簡単に結論ずけられる話ではない。
ただどうしようもなくこみ上げるモノがありました。
映像、音楽、役者、カメラワーク、ここまで辿ってきた脚本。”良い映画”の真髄をこのラストシーンに見た。
酒飲みの話だけどハングオーバーみたいにアホっぽくはなく。むしろずっとシリアス。
でもユーモアはしっかりあるのです。結構なお客さんが笑ってるシーンもあった。
いろいろな部分で良作。
ただスマホでのやりとり部分がなんか浮いてる気がして。そこだけ歯がゆい感じはしました。
音楽の使い方も効果的。
ただ単にBGMとして流れるのでなく、物語のアイテムとして音楽が重要な位置にある。
ファンクがめっさかっこええ!
ほろ酔いから始まる人生讃歌
渋いイケオジがずっと酔っ払っているお話。いい歳してめちゃくちゃ楽しそうにお酒を飲んでバカなことをしてるオジサン友達たちの姿を見るだけで、なんだか幸せでお酒を飲みたくなってくる。
ちょっとくらい酔っ払ってた方が人生上手くいくんじゃね?という思い付きから始まる物語は、お酒の力を借りたことで好転していくこともあれば、哀しい結末を迎えてしまうこともあり。
ほろ苦くて切なくて、でも希 人生への喜びや希望を感じるラストシーンが素敵でした。
LIFE GOSE ON!
うだつの上がらないおっさん4人の人間讃歌ムービー
仕事も家庭もうまくいかない教師のおっさん4人組は
アルコールの力を借りて、人生の軌道修正をはかる。
アルコールのおかげで、はじめは授業も家庭も良い感じの軌道に乗ってうまくゆくんだけど、当然ながらアルコール摂取量はどんどん増えてゆく。
それに比例して、順調になったかに見えた4人の生活に、4人それぞれの形で亀裂が生じる。マッツの場合は、離婚?別居?に……(妻が子供を連れて出て行く)
それでもマッツ含む3人が転落する手前でなんとか踏みとどまれた一方で、トミー1人は破滅へと進んでゆく。
アル中になり全てを失ったトミーは自殺してしまう。
(直接的な描写はないけれど、酔っ払って職員会議に参加したから解雇もんだし、老犬と船に乗って海原に出た後、老犬だけが船に残された描写から、トミーは飛び込み自殺をしたと推察できる)
試験合格に喜ぶ学生と、トミーの訃報を聞いたおじさん3人との心理描写の対比がとてつもなく切ない。
トミーの葬儀の後、感傷に浸りながらレストランで食事をとる3人。マッツのもとに、元妻からのメッセージが届く。そこには希望を予感させるものがある。
ふと窓から、卒業祝いのパレードが通るのが見える。
「おい、あれはうちの高校生だぞ!」
港で卒業生達と落ち合うおじさん3人。
卒業生達の若さと青春が眩しい。
少し躊躇しつつも、卒業生達と祝いのシャンパンをあおるマッツ(ここがフライヤーの場面)
そして、軽妙な音楽の中、アルコールに浸って、
ただマッツは踊り狂う。
そこに言葉はいらない。
なにはともあれ、おじさんの人生は続くのだから。
アルコールをテーマにしつつも、
生きることや人生について物語る映画でした。
あえて希望のあるエンディングにした、監督のエピソード(この映画を作るきっかけを与えてくれたお嬢さんが、製作中に亡くなる。娘のために、暗いエンディングにしたくなかった)とか、メガネ坊(自殺したトミーの教え子)の仕草とか、おじさん4人が酔っ払って楽しそうにわちゃわちゃするシーンとか、いちいち心鷲掴みにしてくる。
めちゃくちゃ笑ってめちゃくちゃ泣いた。
ワクワクがない退屈作
確かに若い時の夢を実現できず、夫婦仲もしっくり行かない中年男の気分はよくわかり、物語の仕舞い方も支持はできる。でも飲酒によって変わったという授業も、さして感動するほどのものでもない。最後に主人公には光が差してくるが、これも予想通り。私には退屈な映画でした。
透明人間ね…
酔うことの目的? 意味?ってなんだろ
年齢によるのかな? 若い頃は明らかにハイになるのとイキってやる!のが目的だった。(俺はね)
46になった今はリラックスや現実逃避が目的かなと思ってたけど…
劇中のマッツ達を見てどこか羨ましかったな。どうすれば人生楽しめるか?うまくやれるか?をマジメに考察してたね…
途中心配通りに思いっきり踏み外すけど、その行いは正しく、美しかったよ。
トミーは残念だったけど、アニカとは向き合えたことがこの映画の真意だと受け取った。
今日の酒を楽しもう
おいおい飲み過ぎだよ
印象に残ったこと
音楽:
冒頭の誕生日祝いで食事をしている場所のなんとも縁起の悪い歌詞の男性コーラス
音楽の授業での合唱
少年サッカーチームの歌声
飲んだくれおじさん四人のダンスのシーンの曲
卒業パレード
窓:
書斎、キッチン、四人が飲んでる家のリビング
どこも大きい窓、北欧ってこうなのかな。素敵。
学校生活:
日本との違いや共通点が知れたこと。進学に関すること、保護者の姿勢など。
職員室の自由な感じ(ソファーなの?職員会議)
素敵だな、羨ましいなと思ったのは仲間。
何がどうということではなく、生活がなんとなく何もかもうまく行ってない苦しみで、涙を見せられる仲間。
奥さんとはすれ違いだ
子育てが爆発的にタイト
老犬の介護
子供が好きだけど自分は家庭がないこと
仕事、私生活のモヤモヤを吐き出せるっていいな。
だから、こんな高校生のノリに近い実験をみんなでやろうってことにもなったんだろう、
冷静に考えたら普通大人はこんなことしない、リスキーだもの、笑!
悲しかった、トミーは愛犬と心中しようとしたのかな。お酒は人を極端な心境にさせるかも知れない、変な方向に勢いづけてしまったのか。
このシーンは酒呑みに対する警鐘だと感じた。
さてコロナ禍でもう随分と友達や同僚と飲むことからご無沙汰だ。週末にでも始めて自分からリモート飲み会の誘いをかけようか、なんか飲みたい気分。
なぜ映画?アホなアルコール依存、は見たくない!
アルコール依存を、揶揄した映画ですよね、
きっと。
ならば、この映画は、コメディにもなってないなぁー。
分かりきったてんまつ。
を、あえて見せただけ?
・・・・・・・
日本の男性、次期高齢者は
この映画を見たら、違うことに気づき
辛くなるんじゃないかな。
仕事人間の人生の端末が、
この映画だよね。
取り返しは、付かないんだよ!
すでに。
色々と辛いから
長く生きていると人生色々と行き詰まることがあって、お酒で痛みを紛らわすの、良く分かります。私もストレスが無くなったら、お酒の量が減りました。彼らの破滅的な酔い方は、体力や気力が落ちてくる男性の更年期も影響してそうです。若者のはしゃぎ方とは違い、中年の苦しい心の叫びが聞こえてきて、観ていて切なかった。
ラストの高揚感は、ちょっとフェリーニ的というか。人生も愛も刹那ですよ。シラフになるとその真理を考えちゃう。だから、人生について色々と考え込んで辛くなっても、お酒呑んでダンスして仲間と楽しんでそれでOK!それで良くない?そんなフェリーニ的な人生讃歌を感じました。
思ってたのと違ってだけど良かった!
予告編では酒飲みのコメディー映画の認識だったけど、良く出来たストーリー。
血中アルコール濃度がある程度になると仕事の効率が良くなる事を4人の高校の先生が検証して行く展開。
つまらない授業に親がクレームをつける中、先生がアルコールを飲むと授業が一変(笑)
観ている自分も面白い授業に釘付け(笑)
どの位アルコールを体内に入れれば良いのか?徐々にアルコール濃度を高めて行くのが面白い。
生徒の歌も上手になったり、チビッ子サッカーも強くなったり、アルコールの秘めた力はハンパなし(爆)
終始お酒を飲むシーンばかり。
ワイングラスやショットグラスがみんなお洒落。
作品で流れる音楽も自分好みでお洒落。
色々な人間ドラマも盛り沢山。
ラストの卒業式のシーンがとても良い。
その時のマーティンのダンスもかっこ良い!
マーティンを演じたマッツ・ミケルセンが格好良かったり、駄目オヤジだったり見応えがあった。
デンマークは16才からお酒が飲めるのって、どうなんだろ( ´∀`)
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