ザ・スパイ ゴースト・エージェントのレビュー・感想・評価
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スパイ養成所の父子物語
有望な若者を集め各国へ潜入させるエージェント養成学校の創始者ロダン大佐と息子の絆と葛藤の物語。
映画の大半は養成所仲間だった男女が突然ロシア対外情報局から追われる逃亡劇、潜入スパイ達を我が物にせんとする悪徳企業家の陰謀が明かされるのは終盤になってからだから展開が読めず、色恋沙汰や親子の葛藤などスパイアクションものにしては雑味が多くて白け気味、2時間も必要ないでしょう。
大佐亡きあとは息子が組織を束ねることに、全員集合をかけるエンディングは明らかに続編狙いでしょう、こんどは雑味抜きのアクションものを望みます。
隙があるなら、かかつてこんかい‼️❓
惜しい、シナリオが悪い、映像は最高なのに。
敵も、味方も、隙だらけ。
なかなかロシア語も良い雰囲気だ、スパイ映画に向いてるかも。
キャストもなかなかの演技。
カメラの角度とかセンス抜群。
掘り出し物でした、スパイ映画が好きなら、是非。
「ユース」とは何?
スパイ養成施設出身の主人公が、国家的陰謀を解決する為に奮闘する物語。
ロシア版ミッション・インポッシブルを目指した印象の映画です。
明るさとテンポ。ストーリー展開もアクションもこの二つを軸に展開。合わせて、水上バイクやウィングスーツ、電動キックボード等エクストリーム系のスポーツを登場させて若者らしさも演出。
ライトな気分で楽しめる映画に仕上がっています。
ただ、高い評価は難しい作品でもあります。
一つ目はラスボス。強大な力を持った存在なのでしょうが、映画上ではその明示が不十分に感じました。その分、緊迫感を強く感じることが出来ませんでした。
また、作中に登場する「ユース」が何故争奪戦になっているのかが不透明なことも気になります。そこが引っ掛かると、この映画のストーリー展開に引っ掛かりが出来てしまい、戸惑いを感じてしまいます。
どうしても予算規模ではハリウッドには勝てませんから、アクション自体の迫力もそれ程感じることが出来ず、評価としては厳しめの標準といったところでしょうか?
ユース、アッセンブル!
世界各国に潜む、凄腕のスパイ、「ユース」。秘密の暗号が無いと動き出さない彼らを利用する為、暗号を手に入れようとする組織と、組織から狙われる主人公の抗争を描いた作品。
よくあるサスペンスものかと思いきや、各登場人物達が、敵なのか味方なのか、立ち位置がわかりづらく、仕事の疲労も相まって早くから置いてけぼり状態に(笑)
ユースを利用したいの?殲滅したいの?う~ん、よくわからん。
しかし、未体験ゾーンとしては、偏った内容ではなくそこそこ大衆うけもしそうな本作。激しいアクションも相まって見ごたえは充分。
話の本筋もそうだけど、本作ではあまり描かれなかったあの2人の関係が気になる。
ラストシーンを見るに、彼らには彼らの物語があるのだろう。まだまだ出てきてないユース達もいるだろうし、続編作ってほしい(その時は日本上映も是非!限定上映とは言え、客入りも良いみたいだし)。
今回はちょっと置いてけぼりをくらってしまったので、☆3つだけど、ちゃんと整理してまた観たいと思った作品だった。
また、主演のアレクサンドル・ペトロフ氏、日本上映作品でもちょくちょく見るようになりましたね。
他の未体験ゾーン作品でも出るみたいだし、個人的に今後も注目したい。
そういえば、同氏主演のゴーゴリの続きは今年上映してくれるのかなぁ~。
劇場で観れることを期待してDVDを我慢しているのだが(笑)
ポイ捨て禁止
ロシア対外情報調査大佐が創設した孤児を集めてつくられた潜伏諜報員「ユース」を巡る陰謀の話。
大佐の死で「ユース」は凍結されていたが、15年後ユースを途中離脱した大佐の息子である主人公が何者かに襲われ、元ユースの女性を引き連れ、解明に乗り出すストーリー。
開始早々の逃走劇で「ユース」の能力を見せつけつつも誰が?何の為に?というところがなかなか見えてこず、結構面白いしスリリングだけど…???
タネが少しずつ見えた後、終盤に差し掛かって全てが明らかになった時、あれ?それだとあんたは何で知らないの?とか、何日経ったんだよ?とか、顔だけですか?と設定の甘さが気に掛かる。自分が見落としてただけ?
アクションとしての面白さは序盤がピーク、中盤以降はサスペンスを楽しむ様なつくり。
小難しくはないけれど捻りもあるし、テンポも良いしなかなか面白かった。
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