劇場版 アーヤと魔女のレビュー・感想・評価
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子供の本質をかなり正確に描写している
これジブリ映画なのですが、ド派手なアクションやドラマティックな展開を期待すると肩透かしを食らいます。
一回目にNHKで見たときは僕も「なにこれ?何が言いたいの?」ってなったんですが、
宮崎駿のロングインタビューを見て、この映画が本当に伝えたいことが分かってから見ると、
とても深い感動を覚えました。
要するに、これからの未来の子供たちは、徹底的にズルくて良い。ズルくないと生きていけないという事なんです。
一見するとアーヤが魔女に貰われてからの生活は、理不尽そのもので、誰か王子様が助けに来ない限りは映画として成立しないんじゃないか?という不安が序盤には感じられます。
でも、アーヤからは全く悲壮感は伝わって来なくて、むしろ小賢しすぎて、「こいつマジか!」って思うようになります。
そしてこれは現代の子供たちに必要な力であることは間違いありません。
少子化で子供の数が減っていく中で、子供たちは大勢の大人を相手に、生きていかなくてはなりません。
アーヤは周りの大人の心を正確に読み取り、「この人はどうすれば私の思い通りになるか?」という行動原理で動いています。それは決して悪いことではなく、持ちつ持たれつの存在である私たち人間の、本質を的確に突いています。
CGのクオリティ等の話は、別にどうでもいいと思っています。手描きだろうがCGだろうが人形劇だろうが、映画は成立するものです。この作品も、普通に見ていて綺麗な映像だなと思いました。
どうか小さな子供、いろいろ一人でできるようになってきた子供がいる親の方、
お子さんと一緒に劇場に足を運んでみてください。
だから、なに。
なぜ?
ただただ耐えていた。
おばさんとアーヤの言い合いシーンが無駄に長すぎて、
アーヤの成長も、おばさんとおじさんの良心も見えてこない不毛なお話。
映画を観る前と後では何かしら、自分に変化が起きて欲しいと思う。
それも無くて、悲しい。不快感が残った。
最強につまらなくてびっくり
ストーリーがない。
何かこれから起こるのか?と、待っていたら、何もないまま終わった。
さすがの小学生の息子も、
「え?続きはいつやるの?」と聞いてきた。
これでお金を取るのはヒドイ。
絵も、3Dにわざわざしたせいで、ジブリならではの躍動感や表情がなくなっていた。
ただただひどい。
この映画を劇場公開する意味がわからない
NHKで放映した作品をそのままお金を取って公開する意味がわからない。
TVで見たときは、CG作品であることや、道徳的に問題のあるキャラ設定などを差しひいても、作品自体は面白く見ることができました。TVで見たときラストシーンで、主人公の母親と幼なじみのカスタードが登場したところで物語が終わったので、「なるほど、この続きを劇場で公開するんだ」と思い込み、楽しみにして劇場で鑑賞しましたが、ストーリーはNHKと同じ、というかNHKで放映したものがそのままスクリーンで上映されただけでした。壮大な情景描写や派手なアクションシーンがあるのならともかく、ほとんど家の中のシーンの連続なので、あえて大スクリーンで見る価値のある映像はありません。お金を返してほしいです。
何も無いだろうなと思ったら何も無かった
あまりにひど過ぎて何から文句つけて言えばいいか分からないから結局何にも言えなくなるタイプの映画でした。
ミスリードを狙った広告
そもそもの出来
演出、展開、空っぽの物語
あれこれありますが1番許せないのが主人公の人格が糞であること。
私利私欲の為に人の心を誑かし操り、他人をコントロールする糞であること。
またそれを良きこととするようなこの作品自体の在り方。
思うことは、これを子どもか真似したらどうすんだっとかって言わないんだね親御さんは
そしてそれを提供するスタジオジブリの無神経さ
地に落ちたのかな?
社会は容認しないと思いますこの物語を。
評価に現れていますね。
ってな感じでもうこの作品に関わる物事全てが嫌になるくらい酷い主人公でした。
ざんねんです。
え?もう終わり?
これから物語が進むだろうというところで唐突に終わります。
世界観がとても深く作り込まれていましたし、話も面白く、映像も素晴らしかった。
でも、もう少しこの先が知りたい。
続編でもありそうな終わり方です。
ジェットコースターで例えるなら、最初に登り切ったところで下車させられる感じです。
83分じゃなく110分くらいにしてもう少しこの先を描いても良かったのでは?
制作時間が足りなくて途中で終わらせたんですか?
主人公達が作業をする時に劇中歌を使わずBGMにしたのは良い判断だと思う。
大人の事情で劇中歌を入れる作品が多い中でとても自然に観れた。
ところでアーヤの母親役は誰?
ジブリはいつも素人声優を使いたがるけど、素人にも程がある。
今までのジブリで1番最悪な素人声優。
テレビシリーズの導入部をまとめたような作品
アーヤが小賢しいヒロインで、まわりを手玉に取るところが楽しいところだとしたら、最後の方はそのあたりがまったく描かれなく、突然半年こになったので少し戸惑いました。
ストーリーを楽しむとしても、オープニングで張られた伏線はあまり回収されず、魔女12人の掟とかなに?って、questionマークが頭の中でいっぱい出てしまいました。
とりあえず人によって面白い面白くないは、あると思うので、わたしにとっては面白くない映画でした。
あっ、トヨエツさんはすごく良かったです!!
黒猫トーマス役の濱田岳が一番ハマっていた
2021年映画館鑑賞77作品目
8月29日(日)イオンシネマ新利府
1000円で初鑑賞
ジブリ初3DCGアニメ
原作未読
NHKで放送されたアニメ未鑑賞
赤ちゃんの頃に赤毛のバイク女に孤児院の玄関前に置き去りにされるアーヤは魔女の娘
孤児院で育ったアーヤは魔法使いの二人組に引き取られる
長身で細身の男はマンドレーク
デブで青い毛の女はベラヤーガ
アーヤはベラヤーガにこき使われる毎日
アーヤは魔法を使い形勢逆転
なんやかんやでハッピーエンド
脚本的にスカスカ感あり
プラス30分でもっと丁寧に話を進めても良かったのではないか
アニメは脚本がいまいちでも表現力でカバーできるけど
アーヤの表情のバリエーションが豊かで面白い
BGMが良い
マンドレークが烈火の如く怒るシーンは胸が震えた
かわいい悪ガキ、かわいいおばさん、かわいいおじさん
孤児院で年長になるまでもらわれなかった子供アーヤが、性悪おばさんとぶっきらぼうなおじさんにもらわれてこき使われる話。もしかしアーヤはおばさんとおじさんにもへこたれず元気にふるまって…という話。と
いうと、アニーのような話を想像するが、その通り。ほぼアニー。違うのはアーヤがアニーのような純粋な子供ではなく、賢しらな悪ガキだという点か。
とはいえ、アーヤが意地悪なおばさんとおじさん、ベラとマンドレイクをやっつけることはない。二人とも悪人というわけでもないし。ゆえに、映画のほとんどが、「どうやっておばさんとおじさんを手籠めにしてやろうか」とアーヤがあれこれ考える時間となっている。こう書くと滅茶苦茶嫌な子供だ…。
アーヤがあれこれやったり、マンドレイクとちょっとずつ交流を深めたりを観るのはとても楽しい。マンドレイクが徐々にアーヤに絆されていくところでちょっとかわいいと思ってしまったし、何ならベラも最終的にはアーヤに甘くなる。ベラの性格で子供にちょっと甘いのもかわいいですね。
だが、そこで終わる。アーヤがおばさんとおじさんを手籠めにして、楽しい毎日を送っています!と宣言したところで唐突に終わる。え!?ここからアーヤの快進撃を見せてくれるのじゃないのか?と思ったが、無情に終わる。ゆえに、楽しかったは楽しかったが、あまり記憶に残らない。ここから楽しくなるのだろうと思ったところで終わってしまっては…
あと、CGも悪くはなかった。うまくジブリっぽさのあるCGになっていたと思う。一方で柔らかさは完全に失われていたし、CGを活用するためかアングルがほとんど固定で画的にも面白くなかった。
総合すると、とにかく悪くはない。悪くはないのだが…それだけ
ジブリの駄作
あまりの駄作。
・出だしの会話が大根(最初から不安を感じる)
・終わりが唐突すぎる。
・12人の魔女の役割ってなんなんでしょうか。。
・男性の魔法使いが小説を書く意味や必然性がわからない。
・主人公がろくな魔法をつかっていない。
・伏線を回収するようなストーリー展開になっていない。(映画づくりが下手。。。。)
・ただ3Dで作っただけ。。。3Dの良さがいかされていない。
・主人公の女の子の適当な名前。。「あやつる」??
・主人公の女の子が小賢しいだけで魅力がない。
・メッセージ性がまったく感じられませんでした。
ジブリしっかりしてください!!
歪な疑似家族、檻をぶち壊して生き抜くタフな少女の(魔)力 ◆ 3DCG映像としての物足りなさ
孤児院ではなんでもやりたい放題楽しく過ごしていたアーヤ。ある日どう見ても怪しい夫婦(?)にもらわれることとなり、そこから3人での家族的生活が始まる。
ベラ・ヤーガはいわゆる意地悪な魔女でアーヤにとにかく仕事をさせて彼女が自由に過ごすことを許さない。
マンドレークは口数が少なく2人に干渉しないが、常に不機嫌のように見え「私を煩わせるな」と口癖のように忠告する。
ベラ・ヤーガはマンドレークに対してだけはひどく気を使っているようで、彼を怒らせることを強く恐れている。
寝る前とベラ・ヤーガが家にいない時以外にアーヤが自由になれる時間はない。
また、この家の中でアーヤが好きに入れるのは彼女の自室とバスルームだけであり、窓は開かず庭からは出れず、玄関のドアは消えてしまう。大事な友達に会うことはおろか、家の敷地内から出ることが許されていないのだ。
家庭に関心がなく怒ると手がつけられない父親、子には自由を与えず夫の顔色を異常に気にしている母親、家の外に出られずただ雑用だけをさせられる少女。
これはれっきとした”機能不全家族”だろう。だが、人間でないものたちによる人間としての生活、そしてめげずに突破口を探そうとする頼もしいアーヤの姿、それらの描写により家庭としての重さはあまり感じられないようになっている。
「アーヤと魔女」は、ほぼ家の中だけでストーリーが進む。ミミズを逃がすため壁に無理やり穴を開けたように、閉じ込められた狭い檻をアーヤは自分の力でぶち壊す。毒親を飼いならしタフに生き抜くこの精神こそが、魔女の子アーヤの持つ魔法の力なのかもしれない。
◆気になった点
・「12人の魔女に追われている」「魔女の子ってことは...?」という導入で始まるがそれに関しては全く描かれない。原作が未完であることは知っているが、中途半端な描写は映画を観に来た客を混乱させるだけだ。
・オープニングは手描きっぽい背景にCGのシルエット。背景が一切変わらず観る側を退屈させる。しかも意外と長い。単に映像としてもったいない。
・ベラ・ヤーガとマンドレークにとっては親友の子供。引き取る経緯はどうであれ決して虐めたかったわけではないはず。
マンドレークは昭和の父親のようなキャラではあるが、お菓子を用意してくれたり孤児院のパイを出してくれたりと、「不器用なんだね...」と観る側に思わせてくれる描写があった。ベラが意地悪だった理由(またはアーヤの母親と彼らの再会)を描かないのであれば、少しでいいからベラにもそのような描写があればよかった。
・エンディングは3DCGにすべきだった。
前述のとおり「アーヤと魔女」は家の中に閉じ込められ雑用ばかりさせられるストーリーである。さらに原作に忠実なのか我々が期待するような派手な魔法表現はほぼ出てこない。集めて切って潰して混ぜているだけだ。さらにあの部屋で作られた魔法はベラが依頼者に配りに行ってしまうので我々は魔法が機能するところを見ることができない。
クライマックスでマンドレークがキレてデーモンが現れるところはとても良かったが、全体的に見るとやはり映像表現の物足りなさを感じる。異形のモノ、魔法、デーモン...など楽しめそうな要素は盛りだくさんなのに、3DCGならではと思わせるようなシーンが少なかったように思う。
だからこそ、エンディングは3DCGにすべきだった。
原作未読につき確証はないが、エンディングのイラストは原作に描かれていない彼らのその後の生活の一部なのだろう。ジブリ的なやさしいイラストで、観る側をあたたかい気持ちにしてくれる。
それは結構だが、この作品が背負っているのは"ジブリ初のフル3DCGアニメ"という看板である。であれば、従来のジブリ的なものに頼らず最後まで3DCGで表現しきるべきだったのではないか。
さらに、原作に沿った閉塞的なストーリーと雑用じみた魔法表現を本編でやるのであれば、その少し外にあるエンディングでこそ、魔法という題材や3DCGを生かした映像が作れたのではないか。
そのようなことを思った。
簡単に言うと、せっかくの3DCGなのだからもう少しワクワクする映像が見たかった。
「ジブリ飯」
面白かった!
ジブリのくせにやるじゃないか‼️❓最高過ぎるじゃ無いか‼️❓
全146件中、81~100件目を表示