劇場版 アーヤと魔女のレビュー・感想・評価
全145件中、61~80件目を表示
単純に楽しい!
昨年末、NHKで1回観てました。もう一度みたいなと思っていたところ、上映されるというので楽しみにしてましたが、1回上映延長。
深く考えず観てて明るい気分になれる。原作は読んでいないので、映画でのみの感想です。オープニングとあたしの世界征服の曲が好き!
前半4分の1くらいは少し退屈、でもそれ以降は面白いです。
アーヤの人を思い通りにする、というポリシーは、よく考えてみれば、人を気分良くさせる、ってことではないかと思います。人にかける言葉や態度は、とても大切なものです。嘘八百ではなく、相手を少しもちあげてあげると、お互いの関係がスムーズにいく。これって、家族でも職場でも大事なことではないですか?私はこの映画の最後とエンドロールが大好き!ハッピーエンドだったでしょ!?
悪環境にどうにか対応する心がよかったです
子供っぽい内容と言われたら、子ども向け作品ですが、こういう環境って場所や設定が違えど現実にもあると思います。
とくに両親の喧嘩なんかは小学生にとっては、怖いこと。虐待に耐える子供への応援歌、なんてタイトルは当然無いです。マーケティング的にも、捉え方の自由においても、そんな副タイトルありません。でも私は、難しい環境にいる子供への応援歌としてみました。そう思うと主人公の設定は巧みだな、と思いました。ただ、すごい可愛くないのです。顔の描きかたが。
私はいい作品だと思いました。キッチンの場面、木の実や果実の描写は本当に最高でした。
子供にしかウケない
新コロ未だ衰えないどころか若者中心に絶賛拡大中、自粛自粛の窮屈を強いられたコチラ田舎では映画すらマトモに楽しめない状況(越境自粛のため)。そのためヲタ向けのニッチな作品は地場では無理なので遠征となるため鑑賞できません。そんな中、当初予定してなかった当作品を鑑賞しました。
まずCGアニメと云う訳でその画質・動画はナカナカ綺麗…と言える程ではなく、技術的には申し分ないのにデジタルを使っただけで更に上を要求してしまう欠点とも云うべき『もっと出来たのでは?』感が漂うビジュアルでした。特に髪の毛の質。
オールプラのフィギュアのソレは予告編の『ミラベル〜』の後に観てしまうと技術力の差が透け増々無機質な印象に。とは言えその辺言い出したらキリがないので問題にしない事に。毎度申し上げてますが面白ければソンなモンどーでもよくなります。
聞けばハウルと同じ作者の原作。その時点でかなり敷居が上がります。何せ感性が外国人と日本人では当然違い、ソレをどれだけ互換できるかが腕の見せ所&かなり高度な能力が問われると考えてるからです。残念ながら、宮崎吾朗の今作にその辺は巧く行ってない様子。
とにかくシーンの繋ぎ合わせの展開、抑揚に乏しく単調、主人公アーヤが常に一本調子で全体的に物語性が薄いです。原作がそうなのであれば表現で補い、改変は駄目ですが何某かのローカライズで補わないと、仕上がりとして結局凡作になります。
何と言うか、敢えて述べるに『子供騙し』に思えた作品でした。
冒頭から結末まで常に『何故?』がつきまとい、そしてソレらは大した問題ではない・察してとばかりに展開し幕を閉じます。要するに子供は個々のシーンが面白ければ充分でしょうが、自分の様なヲタはそうはいきません。結局観る作品を間違えたと云う結論にたどり着くなら自分のせいです‥‥
個人的に、宮崎吾朗は物語をどうにも巧く創れてない気がします。脚本の良し悪しも判断できてないのでは? 一方でシーンの描き方や動かし方は父親譲りの感性でよく動きよく表現されています。なのでこんな仕上がりになるのが寧ろ非常に不思議。スタッフの相性とかの問題でしょうか??
唯一良かったトコ、エンディングの手書きビジュアルが綺麗でした。そのためナゼこの絵を動かさなかったのかが謎として残りました。父親・駿と比較されたくないのかも知れませんが、企画がフルCGありきで先行したのでしょう‥‥
今回、中の人はもはやジブリ慣れした面々。こんなモンでしょうが、相変わらず悪い癖もシッカリ忘れずに搭載。この辺は本人だって本業以外の所でdisられて不本意でしょうし考えて頂きたいところです。
※文中敬称略
主人公のキャラクターに好感、でも
主人公であるアーヤの強かで前向きな性格のキャラクターはとても観ていて楽しかったです。
主人公以外の個性的なキャラクターも中々です。
映像は3Dアニメということで、主人公のキャラクターデザインは、どことなくルパン三世THE FIRSTのヒロインに似かよっています。
エンドロールに登場する素朴な絵の方が個人的には好みで、敢えて3Dではなく、従来のジブリらしい映像で観たかったと感じました。
一番気になったのはストーリーで、メッセージ性は多くなく、物足りない感は否めず、終わり方も「で、それで何?」と言った感じで拍子抜けした締め括りでした。
特に終盤は主人公のナレーションだけで時間を飛ばしていて随分端折ってしまっています。
上映時間は90分未満でかなり短く感じました。
それでも楽しく愉快な内容なので、あまり多くを期待し過ぎずに気晴らしに観る事はお勧めできます。
今まで見た映画の中で一番最低の作品だった。
ジブリが大好きだけど、宮崎吾郎の映画は初めて見た。
前評判が悪すぎて、『逆に実は面白いんじゃないか。』と思って、素直な気持ちで見てきたが、最低な作品だった。
宮崎吾郎には、ジブリの看板を背負ってほしくないし、宮崎駿の息子を名乗ってほしくない。
宮崎吾郎に、『お前、この映画は、伏線も回収できてないし、話が繋がってないし、そもそも子供には見せたくないと不快に感じる者がいるぞ。』と諭すやつはいないのか。
これからのジブリ、宮崎吾郎に支配されるなら、もう見たくないと感じるくらい、ほんとに残念な映画だった。
がっかり。
唯一良かったのは、映画の中のバンドの歌。
でも、ジブリとは合ってない。
これは、ジブリの映画ではないと思う。
主人公に感情移入できないし、主人公を応援できない。
主人公は、裏表のある性格で、周りの者もうまく操って、利用して生きている。
こんな子供になってほしくないから、自分の子供には見せたくない。
ほんとに、お金払ってみる価値のある映画ではないです。
タイトルなし
ダイアナウィンジョーンズが好きだけど、アーヤと魔女は低年齢層向けということで未読。
また、自分にとって馴染みのある駿氏ではなく吾朗さんが監督ということで、良くも悪くもどんな雰囲気になるのか予想できず、フラットな気持ちで見たところ、面白かったです。
キャラクターの癖が強くて痛快でした。
演出もワクワク&かっこ良かったです。
原作買ったのでこれから読みます!
元気なアーヤが可愛い
孤児として子どもの家で育った10歳のアーヤは、なんでも思い通りになり不自由なく暮らしていたが、ベラと名乗る女とマンドレークという男の2人組に引き取られることになった。魔女だというベラは手伝いがほしかったからアーヤを引き取ったと言い、魔法を教えてもらうことを条件にアーヤはベラの助手として働きだした。さてどうなる、という話。
逆境にもめげずに明るく次々と自分の味方を増やしていくアーヤに大人でも見習うところが有ると感じた。
アーヤの声優平澤宏々路が良かった。
テレビで見たけど映画館でも見てみた
やっぱり映画館サイズで見るってのはいいですね。
テレビ版そのままなわけではなく追加映像があるとのことなので「ここかしら?」なんて考えながら観賞。
フルGC、初見の時は違和感しかなかったけれど2回目はとくに気にならならず。
アーヤのお母さんの声と終わり方の違和感は拭いきれなかたけれど、個人的にはテレビで見るより楽しめた。
エンドロールはやっぱりステキ。スキ。
アーヤがあまりに強すぎて
ロックと魔法が混ぜ合わさって、強烈な刺激を投げてきました。二人のブラックマジックウーマンとロングトールの兄さん! これが作品中で一番のとっておきの魔術。
3人の魔法が使えるロッカーが、12人の魔術師に追われるようになった経緯は説明なしでしたが、後半できっと明かされるはず、明かされなくても構わないかかなどと思っていました。
魔術に使う虫や小動物、植物の怪しげな感じや薄暗いドロドロした部屋の中などは、ペンタッチより CGにした効果大と思いました。輪郭がぼやけたことで、かえって「魔術のリアル感」が強調されたような。ケーキもパン美麗で美味しそうでした。
しかし…
「あやつる」ことで養護施設での人生を巧みに乗り切り、引き取られた先でもハードルを越えて、魔術師たちの心を我が手中にしてしまったアーヤ。このストレートな展開に対して、私は手放しのハッピー感を感じられませんでした。アーヤ自身の快感と幸せが、全面に出すぎかなと。
人の気持ちを掴んで自分の思うように生きていく女の子の物語とは、予想できませんでした。
分別臭く見なす訳ではないですが、こうしたほぼほぼヒロイン一人で成り立つ物語がファンタジーになるとは、思えなかったです。アーヤの涙も見たかった。
アーヤの母親の現れ方も、どう見ても唐突ですね。
THE ジブリ映画でした
事前情報全くなしで、さてこの女の子が何をしでかすか?と楽しみに観に行きました。予想以上にアーヤが我儘で自分勝手で自立してていばりん坊で最高でした!www
でも不思議とジブリの新しいキャラ像って印象も受けませんでした。あージブリの女の子よねwwwって心から楽しめました。
何よりめげない!ww
とにかくやられたらやりかえすのが痛快だった!ww
酷評が散見してるけど何が気に食わなかったのかな?(笑)
個人的に久々に頭の中すっからかんにしてジブリの世界に没頭できて、何よりあのラストで続きがくる????って楽しみで仕方ないです!!
子供連れの視点から
小さい子に勧めるレビューを見て映画に行きましたが、子供向けとは感じませんでした。せめて高学年向けの印象。
暗い画面や汚いゴミや泥のような描写が続き
大人のキャラクターの語気が荒かったり怒りのシーンも多い(言葉使いは比較的丁寧)
主人公含むキャラクター皆がずっと怒っている。
子供向け映画とはあるが、未就学の子供は途中で怖くて泣き出してしまった。
低学年でも子供によってはキツイかも。怖がりの子供は震えてました。
たとえるならば
トルメキアの攻めてこないナウシカ。
メイが迷子にならないトトロ。
銭婆のところへ行かない千と千尋。
空の島にたどり着けないラピュタ。
なるほど、原作の都合だったのですね。
……と、言いたいところなのですが、物足りません。ヤマがないからです。
雰囲気はとても良いものがあります。
これまでジブリにいなかった性格の主人公が活躍し、
ジブリにたっぷりいそうな性格の魔女と繰り広げる新生活スタイルは楽しいです。
施設の雰囲気、魔女の家の雰囲気、世界観。キャラクターの性格。とても良い。
音楽も素晴らしいものがありました。
CGについては好みによるかと思いますが、少なくとも私は好きです(エンディングのジブリ絵のほうが好きですが)
私も含め、低評価の方々はこの作品の世界が楽しそうだと思ったからこその感想ではないでしょうか。
ものすごくおいしい前菜を食べてスープを飲んで、さあおいしい料理を食べるぞと思ったらそこでおしまいと言われたような感覚。
これは失敗作ではありません。未完成作品です。
未完成なものを原作通りだからと未完成なまま紹介して、そっから先は我関せずと言っているように見えます。
この作品が前後編の前編、あるいは三部作の一回目であれば、と思わずにはいられません。
ラストシーンがなぜああなのかを知らないと厳しい
ネタバレなしで書きます。
初視聴はNHKでした。そのときは私も他のレビュー同様にラストシーンで「?」だったのですが、理由を知ってなるほどなぁとなりました。同時に、いままでのジブリならまずやらないだろうなとも思い、挑戦作だと感じました。
というのも、原作の内容があそこで終わっているのが理由だからで、中途半端も何も、あれから先の内容が存在していない。原作者が亡くなられたのが執筆の途中だったからです。
いままでのジブリなら、半端に終わっている作品であっても、というか原作があっても宮崎駿が脚色をしまくって完成品にするのですが、今作はそれをほとんどしていません。どういった経緯があったのかは鈴木プロデューサーしか分からないことでしょうが、今作は原作になぞらえる形で作ったようです。
なので、ラストシーンはある意味でこの作品の正当な最後とも言えるわけです。宮崎駿が監督をしていた場合は全く違った物になったのでしょうが、初のCG作品ということを踏まえると、何もかもが初挑戦の作品だったのだろうなと思います。
【親バカ、祖父母バカ】
この作品は、可愛い子供や孫は、親やジジババが何でも言うこと聞いちゃって、魔法は使ってなくても、魔法使いみたいだっていうお話だと思う。
そんなめくじら立てるほどの低評価にしなくても良いのに…。
皆さん、コロナ禍で、心が荒んでませんか?
深呼吸でもして下さいな。
きっと、可愛い子供や孫の言葉が呪文のように聞こえてきますよ笑笑
※ あと、シシドカフカさんの実際に叩くdrumsにアニメのベラ・ヤーガの動きをを合わせたらしいのも好き。
終わり方、、、、
まず、簡潔に言うと思ったよりは悪くない。
ただ、序盤が長すぎる割に展開変わり面白くなってきたあたりで物語が終了してしまう。色々残念。
あとは、色々伏線っぽいのが放置されそのまま謎で終わってしまう。等々、、、。
ただ、だんだんと心開き「家族」となっていくところは良かったし、歌は良かった。歌は。
マンドレークが可愛い
アーヤが可愛さで人を操るのに長けて、ずる賢いのが鼻につくけど、マンドレークのツンデレ具合が可愛いのでOK。
このところ、実写・アニメ問わず、トヨエツが続いていて、どのトヨエツもいいキャラで魅力的なのであった。
ただ、「これから何かが始まる」「キャラ紹介編」みたいな終わり方で物足りないままエンドマーク。
さほど3Dアニメに違和感は感じなかったものの、エンドロールに描かれたイメージボードっぽいイラストが一番面白い部分に感じ、2Dで「こっちのストーリーが観たいなぁ」「こっちこそジブリっぽい」と思いました。
予告編からわかるように、黒猫・魔女・葉っぱの包み・カリオストロっぽいカーチェイスなど、意図的に宮崎駿の過去作の要素・パーツを使い、無難にそつなくまとめた感じ。
3Dであることよりも、どことなく突き抜けていないような印象が拭えない企画と脚本に問題があるんじゃないかと。
『コクリコ坂』の進化型を期待して行ったが、『ゲド戦記』に感じた「小ささ」の延長にも思えました。
また、劇場で観てから録画しておいたNHK放映版を見たら、細かい部分のアップデートはあったけど、ストーリーは大筋で同じ。
すでにテレビで観てしまった人たちにとっては、劇場まで観に行く動機が少々弱いのかもとも。
素敵なキャラたちを作れたんだから、テレビ版に相当する部分はダイジェスト的に圧縮して、むしろ「その先」の可能性を示すように別のエピソード中心に作り込み、作品世界に引き込んで欲しかったようにも思いました。
面白かったが。
8人の魔女どこいった?
中途半端な終わり方。
続編ありきで作ってるとは思えないけど。
原作は途中で終わってるらしいから原作通りなの?
最高、プッツン終了は無いわ。
無いわ。有り得ない。
中盤から後半に掛けて盛り上がってプッツン終了
。
グラフィックの表情の作り方や演出は非常に良かった。
最初はなんだと思ったけれど主人公もだんだん可愛らしくなってくる。
テレビ版を見ていたら、つまらないだろうなと思う。
これで劇場版ならテレビ版で十分だろね。
全145件中、61~80件目を表示