劇場公開日 2021年1月29日

  • 予告編を見る

ヤクザと家族 The Familyのレビュー・感想・評価

全509件中、441~460件目を表示

4.0時代の流れだねぇ。しかしそれが人間の進化。【後ろ相変わらずiPadの故障で意味不明の尻切れトンボ。すいません。】

2021年1月31日
iPhoneアプリから投稿

綾野剛演じる主人公が、舘ひろしの柴咲組に拾われて、5年後おそらくみかじめ料等でブイブイ言わせている時、シマをめぐって都市開発も絡み、抗争勃発。若頭の事実上の身代わりで14年の服役後、見たものはロクにシノギもままならず暴対法で衰退したヤクザ、組の姿。暴力描写だらけだがアクション映画ではなく社会派ドラマと言える。ヤクザは絶対悪に相違ないが、足を洗った者の人権を全否定するのは間違いだし、新たな憎しみ、悪の連鎖を生むだけです。

 肝心の主人公ろくすっぽ様々な社会的信用も得られないから組を脱退しても一苦労。服役前に付き合っていた尾野真千子演じるクラブで働く当時学生にも実は娘ができていたが、よりを戻しても自分が父だと名乗るわけもいかず。最後はSNSかなんかで暴露され、娘にも彼女にも理解されず、家を追い出される。

 まぁ基本ヤクザは非合法活動で、ほぼほとんどの連中がヤクもやれば暴力も行使する。この映画のような描写は文字どおりの反社会団体だから仕方ないとも言える。ただ昔は第三国人等との関係で実は日本の秩序守る必要悪だった。警察ともズブズブだったのはこの映画のマル暴の薄汚い警官の描写以上だよ。現実は。ただ憎むべき悪であり退治すべき対象であったのも事実。

 でもねぇこの映画で言いたいのはヤクザの世界にしか自分の居場所を得られなかった境遇の悪い人たちの愛情と生き様だろねぇ。ヤクザと言っても親子兄弟的情の繋がりはあるのだろねぇ。人は一人では生きていけないから。ただ不器用ゆえに時代についていけず、淘汰される悲しい運命。皮肉なことに主人公に憧れてた抗争で死んだ組員の息子が、ヤクザでも暴力団でもない「半グレ者」として僅かに残された闇社会を衰退した組とも組んで仕切っていく。勿論、クソ野郎のマル暴警官なんか関わりを持たないし、相手にしない。

ただこの映画尾野真千子が演ずる恋人が公務員?か何かの職場を追われるクビになる描写があるが、ここは間違い描写。別に配偶者ないし同居人が元ヤクザでも民間みたいに裁量がゆるくないから、クビに出来ないって。職員本人が悪いことしなきゃ。それから、社宅×→官舎な。
工場の煙突から出る煙がなんかこの映画全体を象徴している。「煙に巻いてきた人生」「狼煙をあげる人生」「煙たがれる人生」ということとパンフにあった。抗争アクションはあるのだけれど、やっぱり今の時代には合わないねぇ。昭和40年代後半の「仁義なき戦い」の時代は遠くなったねえ。ただヤクザを擁護するつもりはないけど。ある一定の育ちとか境遇の悪い若者はいつの時代もいなくならない。ヤンキー超えのいわゆるワルだ。

それからおのまちkp

コメントする 9件)
共感した! 74件)
満塁本塁打

4.0今の時代のヤクザ映画でした。

2021年1月31日
iPhoneアプリから投稿

1999年チンピラがあるきっかけからヤクザの親分の世話になり、徐々にのし上がっていく美談のヤクザストーリーなのかと思って見ていたら、そう単純な展開ではない後半の意外性が面白かったです。
この監督の前作『新聞記者』は冷たい淡々とした印象でしたが今回は真面目な熱い直球の人間ドラマでした。
2019年現代のヤクザたちの生き様が生々しい。年寄りヤクザの夜中の鰻の稚魚の密漁シーンは興味深かったです。
ラスト近くの主人公のモノローグ、ごく普通の日常をずっと過ごしたかった。には今の自分の環境の有難味を感じました。
とにかく義理人情のヤクザを賛美しないヤクザ映画らしくないのが良かったです。
綾野剛、舘ひろし、北村有起哉、尾野真千子が熱演でしたが個人的には市原隼人と二ノ宮隆太郎が印象に残りました。今の時代に見るべきヤクザ映画です。

コメントする (0件)
共感した! 48件)
Yoji

4.0重い題材だけど泣ける

2021年1月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

藤井道人監督の映画って、「新聞記者」もだけど重く薄暗いんですかね?
ストーリー展開は早く、退屈することもなく進んでいきます。
綾野剛や舘ひろしのやくざがカッコよくて、憧れる若者も増えるのではないか?と観ていましたが、やくざの生きづらさ、やくざの代償も描いています。
真面目に生きようとしてもなかなか世の中は受け入れてくれませんね。

ラストの山本の娘が父のことをつばさ(磯村勇人)に尋ねるシーンで、ぐっときて、涙がつーっと。

観終わった後は、どっと疲れます。それほど見入ってしまう映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 49件)
MiMa

4.5今年1番かも。

2021年1月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 61件)
ぽん

5.0星5をつけるしかない作品

2021年1月30日
iPhoneアプリから投稿

観賞後の余韻に浸るとはまさにこのことでした。

言ってしまえばヤクザという社会にとっての悪を描いてる作品ですが、彼らにも守りたい家族がある。
ということに同情が芽生えてきます。

時代の流れとともにヤクザの存在が変わっていき、生き方が変わっていく。
それをこの2時間でかくも素晴らしく描いています

俳優たちもさることながら、ここまでの表現を描ける監督にも称賛しかありません。
邦画の素晴らしさを垣間見だと思います

コメントする (0件)
共感した! 49件)
Yoen

4.5ヤクザ<家族

2021年1月30日
iPhoneアプリから投稿

大変満足致しました。
オススメです。

かなり期待値高めで見始めましたが、
タイトル出るまででかなりボルテージ上がりました。
そして、そのまま、だれる事なく主人公の波乱の人生が綴られていきます。誇張した芝居もなく、極力リアルに徹しながらも、要所に緊張感を持たせることで飽きることはありません。

キャスティングも抜群で、体格や顔つき、所作まで隙がありません。衣装、小物、美術全般も時の流れをうまく説明するアイテムとして機能し、無駄なセリフを使わずに自然に事柄を理解できるので、シラけることもありませんでした。
圧巻は、綾野剛の演技ですが、泥臭いアウトローをやらせたらこの世代ではNo.1ではないでしょうか。

主人公の波乱の人生と冒頭書きましたが、彼を取り巻く人々と、社会との関係がこの作品の肝で、たった20年程でここまで社会は変わったかと改めて意識させられました。ヤクザの息苦しさは半端なく、当然の報いと言えばそれまでですが、それ以上に考えさせられる、深いテーマがありました。

親分と子分。親と子。「分」とは何か。身の程、分際。
親であろうとする、子であろうとする。血のつながりの無い分、家族であろうと血のつながり以上の絆を求める。ヤクザは、家族である事を重んじるが、組を抜けることを勧めたりもする。それは家族への思いやりなのだ。理想では語れない現実を身をもって表してくれる。

主人公を軸に社会のありようを炙りだし、次の世代への希望を見せてくれたようにも思えるラスト。しかし、自分にはこの鎖が切れるようで切れないように思えてしまった。映画館を出ても、その先が気になってしょうがない。

コメントする (0件)
共感した! 54件)
ごんす

5.0凄いの観ました

2021年1月30日
Androidアプリから投稿

脚本、俳優、撮影、照明、音楽、編集全てが素晴らしい。
無駄なカットが全く無く、最初から最後まで引き込まれっぱなしです。
コロナで新作映画不毛時代の中、タイミングが最悪の中、勇気を持っての上映決断に心から感謝します。

描かれているのは人間です。
ヤクザという背景はたまたまで、映画ではとことん人間が描かれるのみです。
演じている俳優が誰も損をしていない稀有な映画で、その演技を引き出した監督にはただただ敬意を表しますし、俳優陣にも感謝しかありません。

好きなセリフ、好きなシーンがいっぱい詰まった珠玉の作品です。
あと2回は観に行くと思います!

「追伸」
2回目見に行きました!
1回目にも感じましたけど、エンディングのテーマ曲が近年稀に見る最高のマッチングです。
安っぽい歌謡曲じゃなく、映画の世界観そのままの詞と曲で最後まで席を立ちたくありませんでした。

コメントする (0件)
共感した! 51件)
shin

3.5最後が少し残念

2021年1月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 42件)
あんこまち

2.5"排除思想は拳よりもはるかに強い"と伝える力作だけに、上映開始5秒が台無しすぎる…

2021年1月30日
PCから投稿

 基本褒めです。よくできてます。なので、最初にほぼ唯一にして最大の不満点。詳しくはネタバレになるので避けますが、上映開始のシーンと終盤のシーンが見事にシンクロします。となると、開始5秒くらいで「ヤクザと家族 The Family 制作委員会」って出るんですよ…。これ本当に悪手。最初に出すんだったらまだしも…監督名(fujii mitihito film)なら主張したいのもわかるけども…なんで製作委員会の名前をあのタイミングで入れる必要があったのか非常に不満です。映画の世界に没入させるべきです。ましてや、オープニングが重要な作品なのでなおさら。ちなみに、タイトルバックの出し方は必然を感じたし、演者の名前を手際よく音楽とカットに合わせて出していくのは良かったと思います。

 ヤクザや任侠映画はあんまり得意ではないのですが、そこに力を入れた作品ではないので非常に見やすく仕上がっていると思います。とはいえ、前半は「これはどうやってとったんだ?」というワンカットチェイスシーンなど迫力も内包しており、さすが藤井道人監督だなと思いました。『デイアンドナイト』でも感じましたが、藤井組(ヤクザ映画なのであえてこの書き方をします)は色彩の使い方が非常に豊かで、白と黒とその中間色の使い方で、その登場人物の心理を暗に示すという点で非常に優れていると思います。また、カメラの撮り方も非常に面白かったです。主人公が葛藤しているところでは、不自然に揺らして撮ってみたり、急に主人公目線で下から見上げる形で撮ってみたりと、非常に工夫がなされていると思いました。

 さて、自分はヤクザは大嫌いです。不良も大嫌いです。街で喧嘩しているチンピラもご時世関係なく飛沫飛ばして大声で喋る人間も嫌いです。ヤクザにならざるを得なかった、ヤクザにしか居場所がなかった主人公のような人間もいることは理解しているつもりなのですが、基本的にはいなくなればいいと思ってます。大方がそう思っているでしょう。そういう思想だからこそ刺さる作品でした。

 自らがヤクザになることを望み、絆を深め、血縁関係を超えた家族的な繋がりを構築するも、時代が進むにつれて法の整備・社会通念のアップデートによって居場所をなくしてしまうという実は社会的なメッセージを含んだ作品でした。決してヤクザ善として描くわけではなく、問題提起するには非常に絶妙なバランスで描かれていました。

 ヤクザが絡んだ家族は携帯電話すら契約することが出来ない、足を洗ったといっても少しでもかかわりがあったと思われるだけで職場からも居場所を失っていく、SNSが同調圧力を生んでいく…果たしていいのかということで、面白かったですね。

 SNS描写については、直近で『許された子どもたち』を見たところだったので、ややリアリティにかけるかなと思ったところもありましたが、『新聞記者』よりは良かったです。

 綾野剛さんはもちろんですが、尾野真千子さんの娘を演じた小宮山莉緒さんの透明感に驚きました。今後も注目していきたい女優さんです。

 ラストカットは居場所を見つけたと解釈しても良いし、こうでもしないと見つけられなかったのかとも解釈できるし、それでも見つけられたという喜びもちょっとあって、ビターハッピーエンドでした。いい余韻です。

コメントする (0件)
共感した! 35件)
わたろー

4.5見応え十分!でも、殺される理由が弱すぎる。

2021年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 50件)
ハナビ

4.0この世のありとあらゆる哀しみを集めたような傑作

2021年1月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 61件)
ありきたりな女

4.0なんとも悲しいストーリー

2021年1月30日
Androidアプリから投稿

今まさに、ヤクザやってるとか、元ヤクザしてた人とかその家族が見たら、何とも言えないほど身につまされるだろうストーリー。どんな人でも最低限の人権は守られないといけないと思う。

そしてやはり綾野剛はいい。美形やハンサムはたくさん他にもいるけど、この人の演技と存在感は突出している。なんとも言えず魅力ある俳優だ。

コメントする (0件)
共感した! 48件)
parvatimaki

4.5ヤクザの「哀」

2021年1月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ヤクザ映画としては異色の暴対法の時代の流れにのまれたヤクザの「哀」を描いた見応えのある作品でした。
ヤクザさんも生きるのが大変なのですね。ヤクザにならなくて良かった(そもそもなれもしませんが)。
でもヤクザでなくどんな生き方でも時代の波に乗れないと生きていくことが難しいですもんね。
ラストの娘と翼とのシーンがとても良かったです。
綾野剛さん、舘ひろしさん、磯村勇斗さん、ハマり役でした。

コメントする (0件)
共感した! 78件)
光陽

4.0主人公の人生に救いがほしい・・・

2021年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 54件)
Lucky!

3.5短く評価/観てみて

2021年1月30日
iPhoneアプリから投稿

普通にいたい
普通になりたい
普通になれない

普通が良くて
普通が難しく
普通が幸せ

コメントする (0件)
共感した! 37件)
ハロン

4.0金子正次の「竜二」を思い出しました

2021年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 封切り初日、仕事帰りに期待に胸を膨らまして観に行きました。主演の綾野剛さんは圧巻の演技です。途中から山本賢治そのものに見えてきました。1980年代に観た伝説のやくざ映画である「竜二」を彷彿とさせてくれました。既に死を覚悟した金子正次が(封切り後まもなく癌で亡くなりました)、悲しさと焦りのようなものを一身に体現していた「竜二」。あの作品は僕は傑作だと思っていますが、本作は綾野剛さんの熱演で「竜二」に勝るとも劣らないと感じました。
 また、北村有起哉さんも本当に良い。浅田家!でも家族を津波で亡くしてどうしようもなくなっているおじさんを好演していましたが、本作でもどこか寂しさを身にまとった感じが滲み出て、すごく良かったです。磯村勇人君も思いのほか素晴らしい、彼は良い俳優になれると思います。
 一方、われらが舘ひろしさんはキャラが立ちすぎていて、やくざの親分というより、「舘ひろし」のままでした。彼が出てくると、一気に映画の中から現実世界に戻ります。今にも組事務所でハズキルーペをかけそうでドキドキします。こんなダンディーな日焼けしたやくざの親分は本当にいるの?とつっこみたくなりました。「暴力教室」の非行少年でも舘ひろし、刑事を演じても舘ひろし、「終わった人」でも異常にダンディーな現実離れした定年退職サラリーマンの舘ひろしでした。
 とはいえ、昨年観た「ミッドウェー」では山本五十六を好演し、あの映画では舘ひろし臭さが抜けて本当に山本五十六になっていて、国村準さんにも負けておらず「オォ!」と感じたのですが、それは外人監督が日本のビッグスターに遠慮しなかったことで生じたものかもしれません。もちろん、僕は舘ひろしさんが大好きです。クールス時代の「朝まで踊ろう」はレコードも持っています(脱線しました)。
 藤井監督は本当に才能に溢れていると感じました。これからもどんどん映画を撮ってください!応援しています。

コメントする 1件)
共感した! 58件)
けいちゃんさん@

4.0中村の距離感です。

2021年1月30日
Androidアプリから投稿

普通の人の目線で。やくざ屋さんの生き方を冷静に見つめる。実は、非情に感じますが、感情移入し過ぎないのが。グッと来ます。

コメントする (0件)
共感した! 41件)
酒呑童滋

5.0ヤクザとは何なのか

2021年1月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

.
父親がヤク中の中自殺し、チンピラとして街をウロウロしてたところ柴咲組の親分に拾われた山本を平成から令和にかけての時代と共に描く話。
.
私はヤクザ映画が大好きで、コワモテのおっさん達が罵りあったり、親子兄弟の盃を交わしたり、殺しあったり、とことんいかつくて口が悪くて凶悪な感じが面白いんですね。
.
ただ、私もこのおじさんたちがなんでこんなことをしてるのかはよく分からず見てて、劇中2回ぐらいヤクザって一体何してるのかと聞くセリフがあるように、そんな「ヤクザとは一体何なのか?」を今作を見てそれぞれの答えを出す映画。
.
前半の90年代から00年代はまだ、ヤクザへの取り締まりが厳しくなるちょっと前で、まだヤクザの勢いがある。なので私の好きなヤクザ映画の要素があって、掴みは最高。特に山本が盃を交わすシーンの音楽とこれぞヤクザという絵面とスタッフの名前が縦書きの明朝体(?)で出されるとこめっちゃ好き。
.
後半は山本がある事で捕まり刑務所から出てきた2019年代を描くんだけど、暴対法の改正で時代は変化し、かつて勢いのあった柴咲組の衰退具合が悲しい。
.
私は親分と兄弟のおっちゃんが前半で威勢よくクソガキとか言ってたのが、砂浜で金になるなんか(何探してたんだっけ?)探してる姿が辛すぎた。翼が柴咲組と敵対していた組に乗り込んで脅されても全く翼に効いていない、あそこも虚しい。
.
社会はヤクザを完全悪として排除したけど、その人達は元々弱者でどこにも行き場のなかった人達。『鬼滅の刃』で言ったら、いろんな事情で鬼にならざるを得なかった/鬼になることを選んだ人達。そんな鬼に炭治郎は優しさを与えたりもして、『鬼滅の刃』が好きな日本人ならきっとこの映画も理解できるはず。
.
ヤクザというものを排除したとて、歌舞伎町でキャッチしてるようなヤクザに変わるような勢力は出てくるし、盃を交わすという行為はないもの翼と山本は兄弟の関係だし。目に見える悪を排除したって、根本は何も解決しない。
.
初めは白い服を着た山本がヤクザに入り真っ暗なスーツを見にまとい、出所後はグレーの服を着ている。その色でもヤクザの存在が善か悪か限りなくグレーであることを表してるのかな。
.
最後の主題歌も最高すぎた!.
.

コメントする 1件)
共感した! 86件)
せつこん

4.0ほんの少しだけ…

2021年1月30日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 61件)
みっちゃん

3.5ヤクザの生き様

2021年1月30日
iPhoneアプリから投稿

よく映画やドラマで観るような、義理人情に生きるカッコいい極道だけでなく、暴対法の世界で生きるヤクザをリアルに描いてます。家族を求めてもがくヤクザを綾野剛が好演。すごい重い話だけど響きますね。それにしても、ヤクザは更生のチャンスも少ないのね。
あと、地味に共演陣がみんな素晴らしい。舘ひろしも安定の渋かっこよさだけど、翼君役の磯村勇人もなかなかの存在感。

コメントする (0件)
共感した! 45件)
mz