劇場公開日 2021年1月29日

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ヤクザと家族 The Familyのレビュー・感想・評価

全499件中、321~340件目を表示

5.0スタイリッシュさに痺れ、深き愛の温もりに包まれ、愛の哀しみに涙し、...

2021年2月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

スタイリッシュさに痺れ、深き愛の温もりに包まれ、愛の哀しみに涙し、そして、受け継がれる愛の強さに微笑む。心を揺さぶり、捉え、離さない、忘れがたい映画です。

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Chevalier June

5.0Family Et Mafia!!!!????

2021年2月5日
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怖い

知的

難しい

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OLDGoldenMobile

4.0血が繋がってないからこそ深い愛情が芽吹く

2021年2月5日
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泣ける

悲しい

知的

ヤクザ映画は殆ど観たことはないがヒューマンストーリーと言う今までにない角度からの作風だと思い鑑賞。

そして早くも冒頭より良作の匂い。3章に分けられた物語の展開は新鮮で136分を長く感じさせず、どのシーンを切り抜いても心揺さぶられる言葉や、反社に対して"人権は全て奪われる"ヤクザ排除の現代社会の中で、彼等の血の繋がらない家族の関係性が最後まで愛情深く描かれていました。

無器用でも古臭くても義理人情に熱い柴咲組が皆カッコ良かった。けど、世間の波風が冷たくあるが為に苦しくて切ない。
個人的には勇ましい山本(綾野)と本当の兄弟のように側に存在する細野(市原)が尊かったし、他も上げたら切りがない家族の形。

ただ、見終わった後も涙が止まらず余韻が酷く、人によっては重すぎる題材かもしれません。皆の笑顔や優しい日常がもっともっと見たかったです。

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月子

1.0賞レースや評価機構への過剰な目配せ

2021年2月5日
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悲しい

単純

難しい

うーん、藤井道人監督の作品は欠かさず観てるんだけど、ヤクザ映画となるとその演出方法や構図の作り方が個人的にかなり相性悪く感じてしまった。

出てる役者もかなりいいけど、賞レース向きの題材を選び、新しい視点を提供するというのは、その題材にされるジャンルの映画を好きで見続けてる人間からするとかなり見る上でハードルが上がるんだよね。新聞記者の時も同じで題材もキャストも良かったのに映画そのものが「賞レースを獲りたい」というニオイに満ちててちょっと引いちゃったんだよなあ。役者は悪くない。構造の中の悲劇を消費してるだけのものはただの作り手のエゴだよ。

青の帰り道と宇宙でいちばん明るい屋根は演出とテーマがバッチリハマってて凄い好き。

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むす子

4.0愛と哀

2021年2月5日
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野良犬同然の自分を温かく迎え入れてくれた親父。
自分が撒いた火種のケジメをとりたくて、大切な親父に迷惑をかけたくなくて罪を被って入った刑務所。
長い刑期が終わると
自分は人間以下の存在になっていた。
変わり果てた世界。様変わりした自分の居場所。友も彼女も自分を拒絶する。
新しい幸せを掴みたくてもヤクザのレッテルが邪魔をする。社会が自分を拒絶する。
それどころか自分の存在が他者を不幸にする。
愛と家族を求め、時代に翻弄され、華々しく散ることもできなかった。
不器用なヤクザの物語。

この映画は令和に時代が移ってからが本番だと思う。
今の時代、14年もたてば本当に浦島太郎だよな。暴対法もそうだし、ネットの影響力、拡散力は平成とは段違い。真偽は定かじゃなくても広がり、回収できない。
あの若いチャラ男の呟きのせいで6人の人生が狂った。
悪気がなかったにしてもやるせないし悲しい。

山本って善人ではないけど、親父思いで、仲間思いで、家族を大切にしてて、愛情表現が下手くそで、大切な人の為に自分を犠牲にできる男。
本当に家族3人で幸せになって欲しかったな。マジで救いがない。

全体的に上手くまとめた映画だけと、一番最初の青年期に愛と家族への渇望がわかるシーンとか欲しかったし、柴咲組長との親子的な絡みも欲しかった。

余談だけど冒頭の葬式のお経がテキトー過ぎて笑いそうになりました。

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カミムラ

4.0激しく感動した。嗚咽を漏らした。

2021年2月5日
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これは一人のヤクザの運命をセンチメンタルに描いた傑作。

主人公の山本賢治(綾野剛)がチンピラからヤクザになった1999年。賢治は柴咲組の組長(舘ひろし)と契りを結び親子になった。

賢治が組の中心となった2005年。大切な女性となる由香(尾野真千子)と出会い順風満帆に思われたが、敵対する組の組員を殺し収監された。

そして2019年。賢治が出所すると世の中が変わっていた。柴崎組は数名の組員を残すのみで以前の勢いはなかった。

この3章が凄かった。滅びゆく柴崎組。昔ながらのヤクザは存在できなかった。由香と再会した賢治が本当の家族を持つことを手を合わせて祈ったのだが。

終焉に向かってなす術がなかった。止められなかった。涙が止まらなかった。ここに映画のマジックが在った。

「青の帰り道」「デイアンドナイト」「新聞記者」「宇宙でいちばんあかるい屋根」そして今作と藤井道人監督の快進撃が続く。彼、まだ34歳なのですね。嫌になります。

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エロくそチキン

4.5カメラワークの素晴らしさ

2021年2月5日
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ひさびさに重厚な作品だった。
賢治はもちろん、取り巻く人々の人生を丁寧でかつ劇的に描いていた。
古き良き華々しい所から、居場所を奪われていく時代の流れが痛烈に心に響く。

驚いたのはカメラワーク。
アクションシーンの迫力はもちろん、原チャリのあおりのカットで見せる乾いた青空や、賢治の心情にリンクする画面の暗さ。
そこからは芸術性が漂い、ビシビシと心の機微が放たれる。

オーソドックスなヤクザ映画を思わせながら、美しさを備えた見どころに溢れた作品だった。

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パプリカ

5.0身も心も震えた

2021年2月5日
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加藤

4.0暴力団排除以降のやくざを描いた映画ってないと思うから新鮮だった。特...

2021年2月5日
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暴力団排除以降のやくざを描いた映画ってないと思うから新鮮だった。特にヤクザが排除されるだけでなく、ヤクザから抜けようとした元ヤクザが、昔の仲間を排除するシーンは驚きだった。これまでは昔の仲間に引き入れようとする物語で満ち満ちていたはずだから。より社会が過酷になっていることを表現していた。任侠の話は全く嘘ではないと聞いているから何とも言えない。人を殺したあと、尾野真千子の家に行った綾野剛が尾野真千子にすがりつくシーンがよかった。また、二人の関係もよかった。

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えみり

5.0さすが綾野剛

2021年2月4日
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悠々同盟

4.5ヤクザと家族

2021年2月4日
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minmixnao

4.0ヤクザの世界より怖いネット社会

2021年2月4日
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悲しい

興奮

一人の何気ない写真の投稿が、更生を目指す2つの家族がぼろぼろに、そして、最悪の結果に…本当にネットの書き込みで、人生がぼろぼろになるなんて、
あやちゃんの今後の幸せを祈るばかりです。
今回の映画は何と言っても綾野剛だよね。凄いの一言。
そして、磯村勇斗も光ってたし、今日から俺は、でもヤンキー似合いすぎ!
ただ、館ひろしの危篤状態からのセリフが違和感かな?
まとまりのある良い映画でした。

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Kama

4.5ヤクザとは

2021年2月4日
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レビューの評価が高いのと、以前より予告が気になり観に行きました。時代と共にヤクザの方が生きづらい世の中を表現しているのが分かりやすく良かったです。その時代にあった表現(現在ですとネットなど)もしっかり描かれてて細かい部分の演出がありました。館ひろしさんの演技はカッコイイ男性像でした!

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りきのすけ

5.0親は選べない・工場から出る煙とは

2021年2月4日
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Yushi

4.5幸せになりたい

2021年2月4日
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泣ける

興奮

誰がヤクザの衰退を撮ろうと思うか

ヤクザなんて、なくなれば良い存在の方々で、なくなれば世はクリーンに✨

それくらいの事を考えて生きていましたが、ヤクザだって人だし、幸せになりたい。

ヤクザにしかなれなかった方々のストーリーです。

綾野剛、磯村勇斗、良き!!

綾野剛と尾野真知子のやりとり好き😊笑わせてもらいました。

そしてなんと言ってもエンディング😭✨
millennium parade最高で最強っ

エンディング含めてこの映画は完成です

皆様是非劇場でご覧あれ🎬✨

藤井監督やはり素晴らしいです
今後も注目します!

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アプソ

3.0見終わってしんどかった

2021年2月4日
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久しぶりに映画を見てこれほど凹んだ気分になったのは記憶にないくらい。当時のヤクザの実情なんだろけど重すぎる。

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成田幸泰

3.5けっこうよかった

2021年2月4日
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吉泉知彦

3.0義理も人情も

2021年2月4日
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切ないな。
もっと悪い奴らが蔓延る今。
ラスト、朝日の中、ヤクザの子供たちが出会い、彼等に幸あれ。

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たつじ

4.5現代社会の冷たさが身にしみる

2021年2月4日
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 久しぶりに胸にズシッとくる邦画を観た。藤井道人監督は「デイアンドナイト」「新聞記者」「宇宙でいちばんあかるい屋根」といった、まったく異なるジャンルの映画をすべて上手に仕上げていて、本作品でもヤクザものという新たなジャンルを一級品の映画に仕上げてみせた。見事である。まだ34歳。凄い才能だ。
 タイトルが出るところでは、活字の「ヤクザと家族」の後ろにある「My Family」の赤い筆字が深作欣二監督の「仁義なき戦い」を思い起こさせる。おそらく「仁義なき戦い」に敬意を評したのだと思う。
 戦後から高度成長期に至る頃を舞台にした「仁義なき戦い」の時代なら、出所すれば昇進して若頭になってもおかしくないところだが、現在は暴対法や暴力団排除条例の締め付けで、組のために服役しても、必ずしも高待遇で迎えられるとは限らない。ヤクザには生きづらい時代になってしまったのだ。
 指定暴力団に所属して有利なことは何ひとつない。所属していない連中、通称半グレと呼ばれる集団のほうが、暴対法や条例に引っ掛からないから、自由に稼ぐことが出来る。場合によっては悪徳警官や、警察と癒着しているヤクザに上納金を払って、ガサ入れの前情報などを貰えれば、摘発されずに生き延びることが出来る。つまり、今やヤクザは半グレのおこぼれを頂戴して生き延びているだけなのだ。地元の警察と癒着してシマを維持するのが唯一のシノギなのである。それができない組は悉く排除される。

 社会で上手く生きていけない子供は、引きこもりになるかグレるかのどちらかだ。グレた子供は暴力と駆け引きだけが武器になる。しかしどんなに腕っぷしが強くても一匹狼は徒党を組んだ連中に勝てない。かといって組織に属すると、人と同調するしかない。だったら最初から他人とうまく同調して普通に生きていけばよかったのだが、今更悔やんでも仕方がない。子供の頃は、将来の自分がドツボにハマってしまうことなど想像できないのだ。
 ドツボにハマってしまった主人公山本賢治を綾野剛がケレン味たっぷりに演じてみせた。運命を受け入れ、組に居場所をもらって組長を親父と呼び、義理と人情のヤクザ道を信じて生きる。切った張ったの危険と隣り合わせの毎日は、カタギには想像もできないほど神経をすり減らす。いつでも命を投げ出す覚悟をしたその表情は、本物のヤクザの迫力である。
 映画の後半は出所した賢治が、変わってしまった世の中でどのように生きるかを描く。SNS全盛の状況は、もはや義理人情の通用しない乾いた人心が蔓延していて、賢治の出る幕はどこにもない。かつて居場所がなかった自分を拾ってくれた組は、組長の病気とともに衰退してしまった。警察と癒着して稼ぐ経済ヤクザだけがのうのうと生き延びている。賢治の居場所はどこにあるのか。

 綾野剛は前回の出演作「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」では熱血刑事を演じ、その前の映画「影裏」では静かだが芯の強いゲイの青年を演じた。このところ芸の幅をますます広げていて、本作品では本物の若手のヤクザにしか見えなかった。凄い演技力である。脇を固めた舘ひろしや豊原功補、北村有起哉も好演。特にホステスを演じた尾野真千子が殊の外よかった。
 SNSで忙しい社会では、賢治のような古いタイプの落ちこぼれが生きる場所はない。アナログとデジタルの違いなのか、現代社会の冷たさが身にしみる。暴力に満ちた暗い作品だが、終映後は不思議に清々しい気分になる。ある男がこんなふうに生きた。ろくでもない人生かもしれないが、否定されるいわれはないのだ。

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耶馬英彦

5.0家族の形

2021年2月4日
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家族の形は人それぞれ違って、自分が綾野剛の立場ならばヤクザの道に入るのも理解できるし、兄貴を庇って自分が身代わりになり14年間の空白が暴対法や5年ルールの壁となり、今の時代にそぐわなくなったヤクザ社会!SNSで誰もが人を地獄に落とすことの怖さの方が危険な道具なのではないかと思う。

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重洋