劇場公開日 2021年1月29日

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ヤクザと家族 The Familyのレビュー・感想・評価

全505件中、321~340件目を表示

4.0大枠ではヤクザ映画ではあるが、どちらかというと社会派な映画。

2021年2月6日
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鑑賞方法:映画館

単純なヤクザ映画では?と思い観ましたが、そうではなく社会派な映画です。
社会的にヤクザを淘汰していく、でも淘汰だけで彼らの人権というか、社会的な部分は無視されている。
それがこの映画でいうところの”家族”の部分だと思います。
ヤクザと関わる家族も、家族での存在意義があり、生活などもある。
でもなかなか社会は受け入れようとしない。
時代が変わることでヤクザな面影はなくなっていく。でも居残る人達への影響は大きい。
社会として遠ざけず受け入れていく、これは難しいところですが、もっと考えていくべきと感じました。

エンターテインメントというよりは社会的なテーマ。
私は社会的なテーマに共感しました。

非常に興味深い内容の映画です。
社会派映画が好きな人はお勧めします。

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ごぶさん

4.5愛の形

2021年2月6日
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たっくん

4.5いい映画だった。綾野剛さんのすごさが沁み入った。 最後のシーンもす...

2021年2月6日
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鑑賞方法:映画館

いい映画だった。綾野剛さんのすごさが沁み入った。
最後のシーンもすごくよかった。持ってかれた。。

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yokoh

4.0SNSの怖さはヤクザ以上

2021年2月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

家族という命題からヤクザの絆を描いた秀作。
任侠道を貫こうとする正統派と金儲け主義のチンピラの抗争に買収された警察が一枚噛んでいるというお決まりのストーリーを新たな視点から葛藤する心情を悲しく表現した。

チンピラ組のこの二人、最近この手の役柄が定着して悪役の顔になってしまった?
舘ひろしさんの老いた姿は痛々しくて物哀しいです。

現代社会と情報化社会の問題を抉る必見の作品である。

是非映画館で🎦

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タイガー力石

4.0新しいヤクザ映画

2021年2月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

ヤクザというタイトルから、昔のいわゆる任侠映画とどう違って描かれるのかを期待。期待通りでした。

20年間でヤクザの環境も大きく変わりヤクザ都は何ものなのか?それを上手く表現されてましたね。

それにしても綾野剛と舘ひろしの演技は秀逸でした。

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かすや

4.5まさに時代に流される

2021年2月6日
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泣ける

興奮

綾野剛演じる山本賢治の人生は壮絶、不運である意味無駄死にとも言える。どこでボタンを掛け違えたのか。賢治の14年間は全くの意味の無い時間になってしまう。義理人情の任侠道は平成の御代に暴対法、条例により淘汰される。生まれた時代を間違ったと言えば詮無きことだが。 綾野、尾野真千子共に10代と女子大生役(ギリセーフ?)を見事に演じていた。翼役の磯村勇斗は一瞬エッとなってしまった程に綾野に似ていたなぁ。しかし、「家族」をヤクザの視点で捉えた本作は見応えがあったし、藤井監督の力量を見せつけられてしまった。

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トム

5.0スタイリッシュさに痺れ、深き愛の温もりに包まれ、愛の哀しみに涙し、...

2021年2月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

スタイリッシュさに痺れ、深き愛の温もりに包まれ、愛の哀しみに涙し、そして、受け継がれる愛の強さに微笑む。心を揺さぶり、捉え、離さない、忘れがたい映画です。

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Chevalier June

5.0Family Et Mafia!!!!????

2021年2月5日
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怖い

知的

難しい

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OLDGoldenMobile

4.0血が繋がってないからこそ深い愛情が芽吹く

2021年2月5日
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泣ける

悲しい

知的

ヤクザ映画は殆ど観たことはないがヒューマンストーリーと言う今までにない角度からの作風だと思い鑑賞。

そして早くも冒頭より良作の匂い。3章に分けられた物語の展開は新鮮で136分を長く感じさせず、どのシーンを切り抜いても心揺さぶられる言葉や、反社に対して"人権は全て奪われる"ヤクザ排除の現代社会の中で、彼等の血の繋がらない家族の関係性が最後まで愛情深く描かれていました。

無器用でも古臭くても義理人情に熱い柴咲組が皆カッコ良かった。けど、世間の波風が冷たくあるが為に苦しくて切ない。
個人的には勇ましい山本(綾野)と本当の兄弟のように側に存在する細野(市原)が尊かったし、他も上げたら切りがない家族の形。

ただ、見終わった後も涙が止まらず余韻が酷く、人によっては重すぎる題材かもしれません。皆の笑顔や優しい日常がもっともっと見たかったです。

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月子

1.0賞レースや評価機構への過剰な目配せ

2021年2月5日
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悲しい

単純

難しい

うーん、藤井道人監督の作品は欠かさず観てるんだけど、ヤクザ映画となるとその演出方法や構図の作り方が個人的にかなり相性悪く感じてしまった。

出てる役者もかなりいいけど、賞レース向きの題材を選び、新しい視点を提供するというのは、その題材にされるジャンルの映画を好きで見続けてる人間からするとかなり見る上でハードルが上がるんだよね。新聞記者の時も同じで題材もキャストも良かったのに映画そのものが「賞レースを獲りたい」というニオイに満ちててちょっと引いちゃったんだよなあ。役者は悪くない。構造の中の悲劇を消費してるだけのものはただの作り手のエゴだよ。

青の帰り道と宇宙でいちばん明るい屋根は演出とテーマがバッチリハマってて凄い好き。

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むす子

4.0愛と哀

2021年2月5日
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野良犬同然の自分を温かく迎え入れてくれた親父。
自分が撒いた火種のケジメをとりたくて、大切な親父に迷惑をかけたくなくて罪を被って入った刑務所。
長い刑期が終わると
自分は人間以下の存在になっていた。
変わり果てた世界。様変わりした自分の居場所。友も彼女も自分を拒絶する。
新しい幸せを掴みたくてもヤクザのレッテルが邪魔をする。社会が自分を拒絶する。
それどころか自分の存在が他者を不幸にする。
愛と家族を求め、時代に翻弄され、華々しく散ることもできなかった。
不器用なヤクザの物語。

この映画は令和に時代が移ってからが本番だと思う。
今の時代、14年もたてば本当に浦島太郎だよな。暴対法もそうだし、ネットの影響力、拡散力は平成とは段違い。真偽は定かじゃなくても広がり、回収できない。
あの若いチャラ男の呟きのせいで6人の人生が狂った。
悪気がなかったにしてもやるせないし悲しい。

山本って善人ではないけど、親父思いで、仲間思いで、家族を大切にしてて、愛情表現が下手くそで、大切な人の為に自分を犠牲にできる男。
本当に家族3人で幸せになって欲しかったな。マジで救いがない。

全体的に上手くまとめた映画だけと、一番最初の青年期に愛と家族への渇望がわかるシーンとか欲しかったし、柴咲組長との親子的な絡みも欲しかった。

余談だけど冒頭の葬式のお経がテキトー過ぎて笑いそうになりました。

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カミムラ

4.0激しく感動した。嗚咽を漏らした。

2021年2月5日
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これは一人のヤクザの運命をセンチメンタルに描いた傑作。

主人公の山本賢治(綾野剛)がチンピラからヤクザになった1999年。賢治は柴咲組の組長(舘ひろし)と契りを結び親子になった。

賢治が組の中心となった2005年。大切な女性となる由香(尾野真千子)と出会い順風満帆に思われたが、敵対する組の組員を殺し収監された。

そして2019年。賢治が出所すると世の中が変わっていた。柴崎組は数名の組員を残すのみで以前の勢いはなかった。

この3章が凄かった。滅びゆく柴崎組。昔ながらのヤクザは存在できなかった。由香と再会した賢治が本当の家族を持つことを手を合わせて祈ったのだが。

終焉に向かってなす術がなかった。止められなかった。涙が止まらなかった。ここに映画のマジックが在った。

「青の帰り道」「デイアンドナイト」「新聞記者」「宇宙でいちばんあかるい屋根」そして今作と藤井道人監督の快進撃が続く。彼、まだ34歳なのですね。嫌になります。

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エロくそチキン

4.5カメラワークの素晴らしさ

2021年2月5日
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ひさびさに重厚な作品だった。
賢治はもちろん、取り巻く人々の人生を丁寧でかつ劇的に描いていた。
古き良き華々しい所から、居場所を奪われていく時代の流れが痛烈に心に響く。

驚いたのはカメラワーク。
アクションシーンの迫力はもちろん、原チャリのあおりのカットで見せる乾いた青空や、賢治の心情にリンクする画面の暗さ。
そこからは芸術性が漂い、ビシビシと心の機微が放たれる。

オーソドックスなヤクザ映画を思わせながら、美しさを備えた見どころに溢れた作品だった。

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パプリカ

5.0身も心も震えた

2021年2月5日
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加藤

4.0暴力団排除以降のやくざを描いた映画ってないと思うから新鮮だった。特...

2021年2月5日
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暴力団排除以降のやくざを描いた映画ってないと思うから新鮮だった。特にヤクザが排除されるだけでなく、ヤクザから抜けようとした元ヤクザが、昔の仲間を排除するシーンは驚きだった。これまでは昔の仲間に引き入れようとする物語で満ち満ちていたはずだから。より社会が過酷になっていることを表現していた。任侠の話は全く嘘ではないと聞いているから何とも言えない。人を殺したあと、尾野真千子の家に行った綾野剛が尾野真千子にすがりつくシーンがよかった。また、二人の関係もよかった。

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えみり

5.0さすが綾野剛

2021年2月4日
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悲しい

怖い

興奮

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悠々同盟

4.5ヤクザと家族

2021年2月4日
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minmixnao

4.0ヤクザの世界より怖いネット社会

2021年2月4日
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悲しい

興奮

一人の何気ない写真の投稿が、更生を目指す2つの家族がぼろぼろに、そして、最悪の結果に…本当にネットの書き込みで、人生がぼろぼろになるなんて、
あやちゃんの今後の幸せを祈るばかりです。
今回の映画は何と言っても綾野剛だよね。凄いの一言。
そして、磯村勇斗も光ってたし、今日から俺は、でもヤンキー似合いすぎ!
ただ、館ひろしの危篤状態からのセリフが違和感かな?
まとまりのある良い映画でした。

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Kama

4.5ヤクザとは

2021年2月4日
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レビューの評価が高いのと、以前より予告が気になり観に行きました。時代と共にヤクザの方が生きづらい世の中を表現しているのが分かりやすく良かったです。その時代にあった表現(現在ですとネットなど)もしっかり描かれてて細かい部分の演出がありました。館ひろしさんの演技はカッコイイ男性像でした!

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りきのすけ

5.0親は選べない・工場から出る煙とは

2021年2月4日
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Yushi