「マジメにヤクザ」ヤクザと家族 The Family Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
マジメにヤクザ
静岡県のある町で、ヤクザになった男の話。
1999年に覚醒剤が切っ掛けで父親を亡くした原チャリヤンキーが、世話になっているおばちゃんの営む韓国料理屋で、町の大物柴咲組長を助けたことが切っ掛けで、命を救われ盃を貰い巻き起こって行くストーリー。
しのぎに女に個人的にも因縁のある侠葉会とのいざこざに、とヤクザとしての隆盛をみせ、暴対法によりヤクザでは生きられない世の中に戸惑う姿をみせて。
ヤクザとしてしか生きられず、ヤクザをやめてもレッテル貼られ人権はなしですね。
スカした感じは受けないけれど、漢臭さはきっちりあって、任侠世界に於いての家族をしっかりみせてくれる作品で、哀しきヤクザ映画としてとても面白かった。
そしてラストの若い2人のやり取りは痺れた。
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NOBUさんのコメント
2021年2月1日
お酒の神様ヘ
おはようございます。共感、ありがとうございます。今作は、私の中では今年一番の作品です。(現時点)
藤井監督は、ご存じのように、基本的にオリジナル脚本で勝負する貴重な邦画監督さんですから、私は応援していますし、作品も高いレベルのものを製作してくるので、凄いなあと思っています。
私事で恐縮ですが、本日久方振りの有給休暇です。(私のようなものでも、年5日は有給を取らないといけなくなりましたよね・・。アリガタヤ・・。)1日に取る所が、我ながら”見え見え”だなあ、と思いつつ。
では、又。寒い日が続きます。お体、ご自愛ください。(私も)