ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷のレビュー・感想・評価
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世界一不幸なハンドルキーパーが登場。
『クワイエット・プレイス』の脚本を手がけたスコット・ベックとブライアン・ウッズが本作の監督と脚本を担当。それだけ聞くと一体どんな新たな演出を見せてくれるのかと期待が高まるんですが、そこに制作総指揮としてイーライ・ロスが名を連ねたことで、微妙な空気が…。
そしてその予想は半ば当たり、怪しいお化け屋敷に誘い込まれた男女が、徐々に来てはいけない場所にいるのでは、と気付く前半部は先の読めない楽しさに引きつけられました。いよいよお化け屋敷が本来の役割をエンジン全開すると、アトラクション・ホラー要素も炸裂。まぁおばけ屋敷が舞台なので、アトラクション的になるのは当たり前なんですが。
一応主人公の恐怖の記憶との結び付きを仄めかすなどの伏線はあるんですが、それが十分機能しているかどうかお構いなしに、ロス風に味付けを施されたと覚しき衝撃的な映像が繰り返されます。衝撃的なことが起こりそうな場面の直前に、カメラがふと別の場面を映し出し、ちょっと気が緩んだところでギャー!という、むしろ映画の文法に慣れているほど無意識に読んでしまう展開を逆手に取っていて、やっぱり底意地悪いなー、と苦笑い。
期待の脚本はちょっとブレがあって、特に中盤から登場する、ある人物の扱いが…。気の毒すぎる…。
建物内の構造、美術が面白いので、映画好きの高校生なら文化祭の出し物に取り入れるかも。お化け屋敷の持ち主達が一生懸命設計して、DIYでトンテンカンテン作り上げたことに思いを馳せ、ほのぼのすることでしょう(エンドクレジットに彼らの苦労の跡が…)。
少なくとも上映中はまったく時間が気にならなかったし、程よく背中をゾクゾクさせてくれるので、これからの季節にピッタリの作品。こういった、ホラー映画として期待される要素はちゃんと抑えてくれているイーライ・ロスと監督コンビは、意外に真面目でいい奴なのかも、と考えを改めたのでした。ちゃんとロメロ師匠に敬意を表して、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)の映像を使ってるし!
目的は何処へ
ハラハラドキドキは満載
ツッコみどころは多けれど・・・。B級感満載のスプラッター!!
【賛否両論チェック】
賛:B級感満載の雰囲気の中、“殺人鬼が作ったお化け屋敷”で描かれる恐怖に、思わずハラハラさせられる。ラストもかなり痛快。
否:グロシーンがメッチャ多いので、苦手な人は観られない。目的等のツッコみどころも多々あり。
“殺人鬼が作ったお化け屋敷”という、シチュエーションとしてはこれ以上ないくらいの最強の設定です(笑)。ハロウィンで浮かれていた大学生達が、遊び心で入ってしまったお化け屋敷で襲われる、身の毛もよだつような恐怖に、観ている側もハラハラさせられてしまいます。
ただ良くも悪くも、全体的にB級感は満載です。どうしても殺人鬼達の目的等も含め、色々とツッコみ出すとキリがないのも、また然りですね。
ラストもお約束といえばお約束ですが、観ていてとっても痛快です。基本的には、ホラー映画やスプラッター映画が好きな方向けの作品といえそうです。
ちゃんと怖い
レッツハロウィンナイト!
刺激に飢えた若者たちよ、造り物じゃない恐怖を存分に味わってみよ!!
趣向に凝りまくったカラクリお化け屋敷をばっちり体験できる、楽しいアトラクションホラー。
漂う不穏も不気味さも、「お化け屋敷」という造り物前提の舞台が違和感を消し去り、ターゲット達はやすやすと手のうちに入ってくる。
ちょっとした恐怖体験のつもりが、本物の死に追われて叫び惑うことになろうとは。
恐怖感と焦燥感はそんなに強くないけれど、殺人鬼たちのビジュアルや舞台の特殊さによるワクワク感が大きく、わりとご機嫌に楽しめた。
襲われる登場人物たちのキャラクターもポップで好き。
良い騙されっぷり、良い焦りっぷり、良い殺されっぷりであった。
お化け屋敷に入る側もハロウィンの仮装でゴテゴテしているのがまた目で見て楽しいよね。
そしてこの映画の一番の魅力は、なんといっても超個性的な殺人鬼たちでしょう。
仮面を外して見える素顔、仮面より怖い素顔に本当に興奮した。
マスクをかぶった殺人鬼は歴代ホラーにおいて大勢いるけれど、その下にある顔の造形で言えば一番凝っているんじゃないかしら。
殺人鬼たちが何でこんなことをするのか、何がしたいのか、何が欲しいのか、ふんわりしている点も好き。
一応の目的はチラッと触れられるけれど、そのためにこんな大掛かりなお化け屋敷をつくる必要なんてどこにも無くて。
ああきっと性癖なんだろうな、きっとこういうのがマジで大好きなんだな…と考えると胸キュンが止まらない。わかるわかる!私も仲間に入れて!それか追っかけてきて!
個性的な面々の中、誰が一番好きかな…と考えるのも面白い。ボスっぽいピエロも赤いマントの巨人滾るよね。
でもやっぱり、私の推しは可愛げ溢れるミッチーかしら。
「ここが俺の見せ場じゃー!」とばかりにやたらと素顔見せたがっていたの、最高にキュートじゃない。その後の残酷な仕打ちも含めて好き。
敵か味方か分からないときのどきどきも最高よね。
全体的に楽しさに溢れていたけれど、なかなか畳みかけて来ないところが残念だった。
顎骨粉砕の華麗なバッティング、ヒロインのトラウマ、消えた友人の行方など、バッチリ伏線回収してくるストーリーは面白いのだけど。
もう少しヒィヒィさせてくれないと、ホラーとしては物足りなさが残ってしまう。
ストーカーもどきの彼氏の扱いが雑すぎて笑った。
あれもうちょっと生かして活かしておいたらもっと面白かったのに。
結構なイケメンだったのに未練ゼロかね。
ハロウィンの夜の物語なので、どうせなら10月後半に観たかったなーと少し思った。
だって今年はハロウィン集会できないじゃない?(そもそもそんなにしてないけど)
なんでだろ〜
迫力はいいけど
脅かし要素はいいと思う。
音で脅かしてくるから、ポップコーン食べる人は注意(主は飛ばした(棒))
けど後半からどんどん
あ〜って察して来る。
グロイ系が苦手な人は辞めた方がいいかと。
あ、でも最後はスカってする。
ザマァ( ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!!って笑えるけど。
まぁグロいグロい。
1部ネタバレ
→徐々に脅かしのハードルが上がる
→最初は普通のお化け屋敷
→生身の人間に焼印
→腕に怪我〜etc…
→最後にスカってする
以上_(:3」∠)_
まァ本当に何かを食べた後だとか、
食べる前はやめておいた方がいい。
作りが古臭い・・・・
正直、本作品、古臭い・・・・これって今時に撮ったのかな・・・・
「世界一怖いお化け屋敷」じゃなくて、「世界一怖くない映画」の方が良かったな・・・・
内容も古臭いし、よく今時、こんな内容やこんなシュチュエーションで映画作ったよな・・・・
何処にも褒めるようなアイデアも無いし、ハラハラドキドキもしないし、痛さも怖さも伝わりません・・・・
80年代にこの手のB級ホラーは沢山ありましたが・・・・正直、ホラーもだいぶ進歩しているんだから、よくこんな内容で制作のGOを出したね・・・
とにかく、話が雑過ぎる・・・・・B級と言うかD級・・・・・
この手の映画なら、女優さんは可愛い子やセクシーで綺麗な子を出して欲しいね・・・・・
正直、開いた口が塞がらない・・・・・・
怖かった
前半の不気味さが台無し
緊急事態宣言と自身の体調不良により丸2か月もの間映画を自粛…
映画館よ!私はついに帰ってきた!
っつって最初に観る映画がコレなのは自分でもどうかと思います。
殺人鬼によるお化け屋敷、ってのは結構定番のネタですが、本作、序盤のお気楽モードから徐々に実害が出てくるまでの不気味さはなかなか良く出来てます。
が、殺人鬼が本格的に動き出してからがいただけない。不気味さは吹っ飛び、お化け屋敷要素もなくなってただの監禁ものになり、そのくせグロゴアは中途半端、殺人鬼の行動原理も不明。散々もったいぶった「殺人鬼の正体」も、「……で?」というしかないしょぼい有様で。
話のテンポもなんだかおかしく、早足とノロノロが忙しなく交差します。それが怖さとかに繋がってればいいですがそんなこともないし。
個人的に一番ダメだと思ったのはやはり殺人鬼の描写ですね。
怨恨でも快楽でもない、本当に殺人をする理由が「ない」。設定上殺人鬼ってなってるから殺します、ぐらいの薄さ。そこが弱々だから、殺し方にも全然面白みがない。
せっかくの前半が丸々台無しです。
あとから気づいたんですが、脚本があの終始矛盾に塗れた「クワイエット・プレイス」の人なんですね。
そら設定も人物描写もいいかげんなはずですわ…
この脚本家コンビは個人的にブラックリストに入れときます。
恐怖の後のカタルシス
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