ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジのレビュー・感想・評価
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楽しめました。
ハイテンションラブコメバトル開幕!
スパイダーマン関連の作品は全て観ています。
感想
タイトル通りのまさかのラブコメ作品で終始微笑ましく観ていました。内容的には淡白で満足度としてはあと少しという感じではありました。
・物語
カーネイジの力に目覚めたクレタスと彼女のシュリーク(フランシス)VSヴェノム&エディの戦いを本編の殆どの時間を使って描いていました。今作は人物同士の愛が鍵となるとなる物語です。メインキャラクターのほぼ全員が誰かを誰かを愛し、愛故の戦いを行う、そこにヴェノムシリーズらしいライトなコメディシーンが頻繁に差し込まれるのでとてもラブコメしている作風だと感じました。ヴェノムとエディの友情は前作よりも進展していてバディから夫婦の様になっていて微笑ましかったです。クレタスとフランシスの熱愛感は熱すぎて迫力がありました。
不満点として、オチの弱さととカーネイジの残虐描写不足がありました。
・アクション
アクションがメインの作品なのでアクションシーンは特に力が入っていた印象です。特にクライマックスのヴェノムVSカーネイジの戦闘シーンは迫力がありました。
・演技
役者の皆さんが楽しそうに演じてる感じが観ていて伝わってきました。特にエディを演じたトム・ハーディさんのヴェノムに操られている演技の上手さは圧巻でした。
クレタス役の演者さんは掴みどころのないサイコキラーを見事に演じられていたと感じました。セリフが基本ポエムで不気味感がありました。
・CG
監督がモーション・キャプチャーのプロであるアンディ・サーキス監督なのでCGは綺麗な印象がありました。
・今後のSSU
エンドロール中にオマケ映像があるのでこの映像が必見です!今後のSSUの展開に期待せざるを得ない衝撃の内容で個人的には大満足の内容でした。
・総評
前作よりもバトルメインになって満足度が強化された凡作。
カーネイジの残虐性がメインになったホラー要素強めな作品と思いきやまさかのハイテンションラブコメ作品で意外だった。
エンドロールの映像が今後の展開への期待度を煽る内容で楽しめた。
ヴェノムのかわいさマシマシ
かなりのスピード展開で─
すっかりヒーローと化したヴェノム
『寄生獣』よりも『寄生獣』
前作よりも『寄生獣』感が増してた。というかこっちを正式な『寄生獣』実写版としてもいいんじゃなかないかと思うぐらい。嫌い嫌いも好きのうち、共存共栄な二人(一人と一匹?)なバディ・ムービーが好きな人ならたまらないだろう。
現実の社会情勢を反映した堅苦しいメッセージを内包したアメコミ映画はMCUに任せておいて、こちらでは極めてシンプルに何も考えずに楽しんでもらおうという、製作側の割り切った潔さを感じる(まぁ全くないわけじゃなかったけど…)。ランニングタイムも100分以内に抑えているあたりからもそれは伺える。「G」レイティングな点で諦めは付いていたものの、バイオレンス&グロテスクシーンが抑えめなのが残念ではあったけど。
エンディングのアレを観ると、ヴェノムもMCUに絡んできそうな可能性もあるが、個人的にはこちらは独立独歩で進んでもらいたい気もしないでもない…ってこれ前作の感想でも書いてたな。
カーネイジにウディ・ハレルソンを配したのは、おそらく『ナチュラル・ボーン・キラーズ』を意識したんだろう。
ナチュラル・ボーン・キラーズ2
tohoシネマズの試写会にてIMAXで鑑賞
結論から言うと1より面白い。設定を説明しなくていいのと、何よりMCUの様に肥大化していないからサクッと鑑賞できる。97分というタイトな尺も魅力。
前作よりもヴェノムが生き生きしてるのが良い。可愛い。
今回のヴィランであるウディ・ハレルソンもシリアルキラーを好演。というか、ウディ・ハレルソン以上にシリアルキラーが似合う俳優はそんなにいない。
鑑賞中にあれ?この映画って「ナチュラル・ボーン・キラーズ」の続編だっけ?と思うぐらい影響を受けてる。
この映画を観てウディ・ハレルソンが気になったアメコミファンの方、是非鑑賞してみてほしい。ロバート・ダウニー・Jr.も出演してるし。
勿論、アメコミファンなら心得てると思うが、最後まで席を立たないように!
楽しかったが…
コメディパートとシリアスパートが混在する『ヒドゥン』ミーツ『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
結局地球外生命体シンビオートのヴェノムとの共同生活を続けることとなったエディは、刑務所に収監されている死刑執行前の連続殺人犯クレタス・キャサディから取材を依頼される。エディに対して異常な興味を示すクレタスは突然エディの腕に噛みつく。数日後死刑執行の瞬間にクレタスの体に激しい異変が起こる。
予告で散々観せられたエディとヴェノムの共同生活のハチャメチャぶりは前菜のようなもので、あとは元カノのアンと彼氏のダンを交えた四角関係やコンビニのおばちゃんチェンとの掛け合い、ヴェノムがハロウィンで賑わうサンフランシスコの夜に『ヒドゥン』よろしく色んな人に次から次へと寄生するといったバカっぽいパートが全編に散りばめられていますが、本筋はクレタスの野望。20年前の過去の因縁を晴らそうとする後半はなかなかアナーキーで、この辺はクレタスを演じているのがウディ・ハレルソンなので、どうしても『ナチュラル・ボーン・キラーズ』を連想してしまいます。しかし『ナチュラル〜』は27年も前の映画なのに20年前のクレタスが少年なので何だか時間軸がずれてるような気がしてなりません。
ということで本作は半分バカ映画だと思って観れば意外に楽しめましたが、前作を観ていない人には全く意味が解らない映画だと思いますので避けた方が無難です。
アメリカで鑑賞:とりあえず見ておかないとダメ
期待は越えず。
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