レイニーデイ・イン・ニューヨークのレビュー・感想・評価
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ウディ・アレン自身のゴタゴタでもう公開されないのかと思っていたら...
ウディ・アレン自身のゴタゴタでもう公開されないのかと思っていたら上映が決まり「ストーリー・オブ・マイライフ」に続きティミーを連ちゃんで観られるとウキウキしてたので公開初日に予約。
ただ、当日の午後位から仕事がバタバタし始め、平行して疲労感もちょいちょい出てくる始末。ラブコメもあまり得意じゃないからなぁなんて思い始めたら、疲労感がどーん😓
申し訳ないけど、こりゃ居眠り映画シリーズになるなぁ、、
なんて思ってたんだけれど、作品が始まったら眠気も疲労もどこえやらで完全に作品にはまりました。
エルちゃんのキラキラした髪の毛で頬を染める感じと、そのシチュエーションでもメモ取るんかいとツッコミたくなる天然な感じが可愛すぎるし、
セレーナの皮肉たっぷりのディスりが、ちょっと低めのハスキーボイスから放たれる度に声を出して笑っちゃったし。
そんな二人の正反対な性格がティミー演じる主人公ギャツビーに変化をもたらすあたりがよく出来てるなぁと。
ティミーはやっぱり長髪が似合うなぁ。
そして肩をちょっとすくめ猫背気味で若干がに股なキャラはティミーそのままな感じだし。
この三人の子供以上大人未満な感じと、
ジュウド・ロウ、リーヴ・シュレイバー、ディエゴ・ルナのちょっと不完全大人男子みたいな感じが対比になってるみたいで面白かったな。
ティミーが本作に出演してるからかどうなのかわからないけど「君の名前で僕を呼んで」のエリオパパとの名シーンにちょっと寄せてるんじゃないかと思えるシーンもあって個人的にはニヤリ。
あと笑い声w
寝落ちするかと心配だったけど
映画館を出るころには足取りも軽く、
降り続ける雨が心地よく感じるほど
最高に素敵な作品でした。
なんかいい
特別おもしろいストーリーとか深く感動するとかじゃないけど、なんかずっと不思議におしゃれな雰囲気で、映画見たなーって感じさせてくれる作品。長くもないからスッキリ。
ギャツビー売れっ子ですなーこの間ストーリーオブマイライフ見たばっかりだけど、なんか色気ありますな。アシュレーは酔うとかわいい。癒されるのもよくわかる。ヴェガはセクシーすぎる、あれは抱かれても仕方がない、笑。
そしてお兄さんの婚約者は、さすがにあの笑い方は俺も結婚したくないなと思った、笑。
とにかくオシャレでロマンチックが止まらない
雨のNYの一日を舞台に、一組のカップルのすれ違いや心の移り変わりを、とにかくロマンチックで雰囲気抜群のウディアレン節炸裂で描いた、NYと俳優陣の美しさをたっぷり堪能できる作品になっていました。
スクリーン越しに見るNYの雨景色はどうしてこんなにうっとりする程美しいのでしょう…。雨粒がしたたる窓ガラスや車、雨をよけて走る姿、そして雨の中のキスシーン。ロマンチック!!!
最高のロケーションに負けず、俳優陣も美しい。ティモシーシャラメの謎に醸し出しまくる色気、エルファニングの笑顔の破壊力、二人とも役柄にピッタリのナイスキャスティングでございました。
物語やメッセージ性は、個人的には特にこれと言ってハマれずというか、普通です。
でも、まぁーーーとにかくオシャレで美しいシーンしか無いと言っても過言ではない程の画力なので、ビジュアルだけで既に満足でした。
お洒落な恋愛映画だけど、ちゃんと芯は通ってる
ウッディアレンらしいテンポのよい展開の作品。アシュレーのお茶目な体験が作品の表面を彩っていたけど、本筋は「ギャツビーの成長」で
「自分の価値観を押しつけがちな親との確執から人生を見失っていた20代が、あることをきっかけに確執が氷解して、新しい人生を再び探し始める」
という筋がしっかり通っており、決して軽薄な恋愛映画ではなかった。
ギャツビーがNYを離れた大きな理由が母親との確執なので、母親のまさかのカミングアウトに対して彼が母親を人として理解し直したことが、再びNYに残る最大の理由になったのだろう。
最後は「そっちに行くの?」笑と思ったけど、決してそれだけを目的にNYに残ったわけじゃなくて、むしろ彼の再出発の象徴では?
若き才能ティモシー・シャラメを愛でたいあなたにオススメ!
オシャレ映画監督の代表格、ウディ・アレンの最新作は、
予想外のフレッシュな展開が盛り込まれた、良作ロマンチック・コメディでした!
ニューヨークを訪れた大学生カップルが2人だけのデートを楽しもうとするものの、
様々なハプニングに遭遇し、次第にすれ違っていく様子を描きます。
最大の魅力は、今最も輝いている若手俳優ティモシー・シャラメの、
可笑しさに満ちた行動の数々でしょう!
カノジョに振り回されて困惑するシャラメ、
「あなたのキスは10段階で4」とディスられ落胆するシャラメ、
皮肉を浴びせてくる女性に負けじと対抗するシャラメ、
親戚から逃げるため、美術館でかくれんぼに興じるシャラメなど…
これらの微笑ましいコメディ演技は、シャラメファンのあなたを満足させること間違いなし!
ウディ・アレンが作中の主人公と同様、大学中退を経験(しかも2度!)していること、
彼と同じニューヨーク出身のシャラメを起用していることを考えると、
監督はこれまでの作品以上に、若い頃の自分を主人公に投影しているように感じました。
他のキャストでいえば、
カノジョ役のエル・ファニングは、おじさん達に愛されてしまうのも納得のキュートな魅力全開ですし、
前作『デッド・ドント・ダイ』での雑な扱いで爆笑を誘ったセレーナ・ゴメスは、
思ったことを臆せず口に出す、芯の強い役柄がよく似合っています。
シャラメと表面上は仲良くしているが、OPからずっと話が噛み合ってないエルと、
彼と本音でぶつかり合いながら、お互いに理解を深めていくセレーナの対比にも、ぜひご注目を。
肝心のストーリーは、ありがちな三角関係のもつれに終始するのかと思いきや、
ある人物の思いがけない告白により、主人公の家族関係に一気に焦点を移していきます。
このツイストの効いた展開が本作にビターな味わいを与えると同時に、
最後には主人公の今後に幸あれ!と願わずにはいられない、
爽やかな余韻まで残してくれました。
御年84歳のウディ・アレン、これからも良作を生み出してくれる予感ビンビンですが、
養女へのセクハラを暴露されたことで彼は信用を失い、
本作もアメリカでは劇場未公開となってしまいました。
出演俳優たちからも大きな非難を浴びた彼は、今後一体どうなるのでしょうか…
とはいえ、日本公開に踏み切ってくれた配給会社には大きな感謝を送りたいと思います。
ちょうど雨の多いこの時期、肩の力を抜いて存分にお楽しみください!
それも才能
ヤードレー大学の学生新聞の記者として、ニューヨークで映画監督の取材をすることになった彼女と、一緒に週末を楽しもうと同行したニューヨーク出身の彼氏のすれ違いの話。
自己否定モード全開の監督に気に入られたことから転がって行く彼女のモテモテエピソードと、彼女との予定が狂った彼氏のやきもき&やさぐれ気味エピソードを交えてコミカルにみせていく。
彼女を大好きなのは伝わってくるけれど、ちょっと面倒くさい彼氏と、案外何も考えてない振り回し系彼女。
ここまで話が大きくないにしろ現実世界でもありそうなタイプの2人という感じで、恋愛映画といえばそうだけど、恋愛じゃない部分で急な展開の連続だし、ヌメ~ッと終わられたら嫌だなあと思っていたけれど、ある意味綺麗で正しい方向に進んで行きなかなか良かったかな。
微妙なタイミングで集大成的な良いのが出てきてしまった
ここ数年、ブルージャスミンかミッドナイト・イン・パリか以来くらいで一番よかった。全体的に甘口のウディ・アレン。職人芸とも言える、スノッブなラブコメだけどピリッとしめるドラマ。いかに恵まれた環境にあっても毒吐く壁の花、その顛末。結局ニューヨークを愛してます、の話。
後半が特によかった。エルファニングの見たことない表情がありました。また今回も先生が引き出したんですかね。
作品と複雑な背景は別問題
やはりウディのマンハッタンは最高だ。シャラメやゴメスとの食い合わせや若いラブストーリーに若干不安だったが、個人的にはここ数年では最高傑作でした。
シャラメの出演作でも最も味が出ていた役で、台詞演技もとても良かった。まさか自分がシャラメを絶賛する事があるとは思いませんでした。逆にジュード ローはすっかりハゲ親父が板に付いており興味深かったです。
ウディ作品はもう75点をコンスタントに出すくらいかと思っていましたが、間違いでした。それだけに昔の疑惑をほじかえされて、役者やスタジオが掌返しをやっているのが残念。キチンとしたステイトメントを出し環境を整えて傑作を連発して欲しいと切に願います。
雨が多い映画ですね!
晴れのシーンがホントに少なかった。
お母さんの告白にビックリだけど、息子のわだかまりが解けてよかったです。
アシュレー大活躍だったけど、なんかかわいそう。
ラストは、ビックリ結末でした。
上質なラブロマンス(若い子向け)
初日に観ました。
この映画が公開されて良かった。ウディアレンを取り巻く状況があまりよろしくないので、連続ドラマもつまらなかったし、すこし心配していたのですが、久々のウディアレン長編作品。快作でよかった。
着地点は相変わらず唐突で合理的に終わらせた。
ここで評価が変わると思うが、私はこういう終わらせ方は好きだ。だから、毎回ウディアレンの映画をみているのだが。
まだウディアレンも枯れていないな。若い子を書かせてもまだまだイケる。
彼女と再び観たいなと思える作品でした。
センスいい
やっぱりウディ・アレンはニューヨークが良いんではないかな。
裕福な大学生カップルが、彼にとっては故郷、彼女にとっては大人になってから初めてのニューヨークで1日を過ごすが、すれ違いだらけでなかなか一緒にいられない。
ウディはジャスにも造詣が深いので音楽のセンスも良い。色白ブロンドでスタイルも抜群のエル・ファニングがドリュー・バリモアを彷彿とさせる垢抜けきらなくてちょいイラッとさせる女の子、美少年の代表ティモシー・シャラメが貧相な(華奢な)体つきを生かしてウディ自身を投影しているとされる役柄を演じている。
ウディ・アレンは昔から好きで毎回観ているし才能ある人だと思っているが、このたび作品が#metooで出演者から出演を後悔していると言われ否定されたというのは、やはり切り離して考えるのは難しい。それを超えるほどとは言い難く、面白いことは確かだが、見たからってどうということはない、とも思った。私はやっぱりマッチ・ポイント以前の作品が好みだなぁ。
雨とピアノと心象と
まずティモシーシャラメ、
これ以上なく悲哀の似合う二枚目。
清潔感のある倦怠感。
母性をくすぐる甘えん坊。
恋が似合う、少し寂しい恋が。
鑑賞日は奇しくも雨。
雨には雨のハッピーエンドがある。
現実の喧騒を、静かに雨が洗い流して。
上がる頃には、また新たな物語が生まれている。
雨とピアノと恋心
嫌いな雨が、ニューヨークと製作者達の手により、こんなにも美しい演出になるとは。
ティモシーシャラメ、現在の若草物語とともに大活躍ですね。
最後の展開にはアングリでしたが、まぁ、恋なんてそんなものよね。
娼婦ってどなたが演じてるのかしら。ものすごく魅力的な女優さんでした。
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