「正しい1針」サンダーロード Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
正しい1針
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離婚協議中の嫁に娘の親権問題と、母親の死で動揺する、失読症を持つ情緒不安定な警察官の話。
母親の葬儀のスピーチで上手く語れない上に、キティちゃんの故障で段取り通り進まず無音で踊り出すところから始まり、障碍も!?と思わせる主人公。
直情的で恐ろしさも感じながらも、本当は優しいし、親バカな主人公が上手く立ち回れずキレてしまったり、パニック染みてしまったりする中で、派手な嫁の無茶な要求に向き合わなければならなくなり、追い詰められていく様子が痛々しい。
この流れからの落とし方は、とことんまで!?それともすがりつき許容されるのか悟るのか?
自分には思いもしなかった展開で、良い意味でやられた感じ。友達も良いし上手いね。
かなりしっとり、重さと哀しさを感じるストーリーなのに、what′s!?(笑)なネタもあったりして、面白かったし、踊らされた気分にされた。
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