「愛おしくてしかたない作品」君が世界のはじまり エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
愛おしくてしかたない作品
昨年の「おいしい家族」に続くふくだももこ監督 X 松本穂香。前作は大人な穂香ちゃんがメインのコミカルで温かな作品だったが、今作は穂香ちゃんを含む高校生たちのシリアスな群像劇。
低空飛行ながら落ちきらない空気が好物だった。刺さるエピソードが一杯あった。屈折した青春映画が好きなんだろうなぁ。
マジで今年の日本映画のベスト2を確信していたのだが、終盤、真夜中のショッピングモールでのブルーハーツや校庭の水たまりでの戯れは自分には照れくさかった。
まぁ、個人的に馴染めない部分があるにせよ、『愛おしくてしかたない作品』だ。
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