「真夜中のBell Mall」君が世界のはじまり Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
真夜中のBell Mall
大阪の地方都市で暮らす6人の高校生達の青春物語。
男を取っかえ引っかえのモテガールの初恋。
進学と叶わぬ想いに悩む女の子。
出て行った母親に対する思いから父親に苛立つ女の子。
東京から来た男の子の父親の再婚相手に対する特別な感情。
精神的に病んでいる父親を持つ男の子。
好きな子に存在すら認識して貰えない出来過ぎ君。
そんな高校生達が悩みや寂しさや葛藤を、共有したりぶつけたり、高校生による父親殺害をあいつがやったのではと疑ったり、というストーリーで、鬱屈感や閉塞感、ちょっとだけドロドロした感じはあったけれど、THE BLUE HEARTSだけじゃちょっと弱くない?
モヤモヤ感こそ青春なんだろうけど、そこ一辺倒で、全体的に中途半端さや物足りなさを感じた。
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