「3.38良作」護られなかった者たちへ asa89さんの映画レビュー(感想・評価)
3.38良作
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小説原作、全体的に良作な映画でした。
日本人だから共感できるような生活保護や震災を話題としており、事件はおまけみたいなものです。
この映画を見て思うのは、優しい人間は公務員に向かないのだろうということ。世間は生活保護はもっと削減しろといい。明日は我が身になったら絶望する。昨今では、「生活保護を受けるのは恥ずかしい」という考え方よりも「当然の権利である」という権利論者が増えているので、より条件は厳格化していくことでしょう。
もうこういった判断は人間には酷なので、AI行政にお任せになるのも遠くはないような気がしました。優しい人間はNPOや起業をしたほうがより自分の思うがままに救いやすいのでは、と。
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