中村屋酒店の兄弟

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中村屋酒店の兄弟

解説

若手映画作家の登竜門となっている田辺・弁慶映画祭の2019年(第13回)のコンペティション部門でTBSラジオ賞を受賞した中編作品。数年前に家を出てひとり東京で暮らす和馬は、親が経営していた酒店を継いだ兄の弘文のもとへ帰ってくる。数年ぶりに訪れる実家は当時のままの温かさと懐かしさに包まれていたが、その一方で確実に変わってしまったものもあり……。田辺・弁慶映画祭TBSラジオ賞のほか、第30回東京学生映画祭グランプリ、第11回下北沢映画祭観客賞などを受賞。監督は俳優活動の傍ら独学で脚本を書き、本作で初監督を務めた白磯大知。20年11月、田辺・弁慶映画祭の受賞作品を特集する「田辺・弁慶映画祭セレクション2020」(20年11月20日~12月10日、東京・テアトル新宿)で上映。22年3月に単独で劇場公開。

2018年製作/45分/G/日本
配給:パルコ
劇場公開日:2022年3月4日

その他の公開日:2020年11月21日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)「中村屋酒店の兄弟」

映画レビュー

3.0弟帰る

2024年8月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

U-NEXTで鑑賞

白磯大知監督作品脚本作品初鑑賞

粗筋
東京に住んでいる弟がいきなり実家に戻ってくる話
兄は親の家業を継いで酒屋を営んでいる
あんなに口うるさかった母は認知症で突然悲鳴を上げるなどすっかり衰えていた
弟は結婚するのだという

30分くらいまでが短編
45分くらいになると中編らしい

自然主義?
質素な作品
はじめは淡々と話が進む

母が亡くなり喪服姿で店の前で煙草を吸う兄弟
弟が実家に戻ってきた本当の訳を知り証拠隠滅を図った兄
実家を出て再び上京?する弟役の藤原季節のなんとも言えない表情は高く評価したい

見た目は地味だけど美味しいチーズケーキを食べてるよう
そんな感じかな

地元でも酒屋はすっかりなくなった
スーパーやコンビニでも酒を扱うようになりそれでも足りないなら「やまや」がある
酒屋はヤマザキショップとして生き残る他ないのかもしれない

配役
中村屋酒店の兄の中村和馬に藤原季節
中村屋酒店の弟の中村弘文に長尾卓磨

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野川新栄

1.0地方と痴呆って事か?そんな事しか言えない。本数稼ぎ♥

2024年5月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5【”いつでも帰って来いよ。”と実家の酒店を独りで守る兄は僕の秘密を知りつつ、さりげなく言った。”今作は、兄弟の強い絆や、兄が弟を想う気持ちを描いた作品である。】

2024年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

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共感した! 2件)
NOBU

4.0兄弟の絶妙な距離感が生む優しさ

2022年4月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

あぁ、好きだわーこの作品。
自身が仲が悪くない兄弟(姉妹でも、兄妹でも、姉弟でも)であれば響くんじゃないかなぁ?親ではない、対等のようでそうじゃない、べったりじゃないけど、周りに漂うような寄り添い感。あー、これこれって感じでした。この空気感が絶妙すぎて自分を見てるみたいでした。久しぶりに会う感じも良かったなぁ。

あくまで家族の物語にフォーカスしたことで、なんのことはないエピソードでも深く染み入るものになり、なかなかのイベントの結末に説得力生んでると思います。

藤原さん目当ての鑑賞でしたが拾い物でした。白磯さん監督の次回作楽しみですし、本作は短編でしたが、長編として改めて観たいですね。愛すべきこの兄弟の次を観たいです。

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バリカタ