劇場版 きのう何食べた?のレビュー・感想・評価
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丁寧で、あたたかく、しあわせになりました
とっても良かったです!
原作から好きで、ドラマも良すぎてなお好きになりBlu-rayも持ってます。
映画で久しぶりに観ましたが、記憶のままのケンジとシロさんがいてうれしくなりました。
ケンジは相変わらず可愛らしさが満点で、朝ドラの内野聖陽さんと同一人物とは全く思えず😂複雑な心境が表情でとても伝わってきてケンジに感情移入し悲しさと辛さと嬉しさで3回は涙が出てきました。
家族間や恋人間のシリアスなストーリーと、普通なあたたかいシーンと、とてもリアルに感じながら見ました。
半年間(ラストは数年後?)くらいの内容だったかとは思いますが、その経過の濃さはちょうどよくて、そしてフラグ回収もあり💓長さの価値を感じました。
ところどころ、アドリブだよね⁈内野さん仕掛けたよね⁈むしろこれが西島さんの演技だったら凄すぎるけど‼︎みたいなシーンもあって、極上のキャストだなぁと思いました。
今日は朝一で見たので今度は夜に観たいなと思いました。
ラストの桜のシーン🌸キレイでしたー!
ドラマシリーズのスペシャル版
主要メンバー総出演+賢二の家族も初登場!の豪華版。
満点評価を付けられなかったのは、史朗さんのお母さんが今までの流れを覆すような言動をした事。ある意味リアルではあるが、かなり後味悪くてあと引くかも…。
もっと楽しめるように、もっと笑えるシーンを入れてほしかったというのもあります。
幸せな気持ち・・☆
漫画もドラマも大好きな作品。
今年、上映を楽しみにしていた。
やはり、良かった。。
この二人(西島秀俊と内野聖陽)以外に考えられないくらいに作品世界にはまり込んでいて、
今までもそうだったが、今回の映画ではさらにお互いを思いやる気持ちに溢れて、
見ている間にどんどん癒されていくような気持ちがわいてくる。
二人を取り巻くキャラクターも人物が全て描き分けられていて、その誰もが優しい。
声だかに、LGBTQについて言っている訳ではないのに、彼らが抱える生きづらさが
さりげなくユーモアさえも交えて綴られていく。
何か起こる訳ではないのに、いつまでも彼らと一緒に居たいと思える。
こんな世界観を創り上げる「よしながふみ」って、本当にすごい。
ネットで、これまであったシロさん御用達の「ナカムラヤ」の閉店が報じられていたので
心配していたら、同じテーマソングで「ニュータカラヤ」に代わっていて楽しかった。
シロさん贔屓の店員さんも、もちろん健在!
今年もコロナで右往左往しながらの映画館通いだったけど、鑑賞出来て良かった。
沢山笑って幸せな気持ちになりました
表題の通りです。
幸せな気持ちになりました。
ケンジが可愛かった。
内野聖陽さん、すごいなあ。
もちろん西島秀俊さんも魅力的です。
京都の紅葉が綺麗でした。
豪華キャストだからこそこのほっこりと涙
ドラマ鑑賞済み
映画になったけど全然雰囲気が変わってなくてむしろそれがいい。
同性カップルとして特別視されやすいけれど、本人達は何ら恋愛をしているだけ、そして日常があり働きご飯を食べる。
そういうドラマからテーマとしている軸?が変わっていなくて見やすかったし面白かった。
親との距離感や関係性って、誰しも1度は悩んだり困ったりするよなぁと思いつつ、ケンジとシロさんの考え方や捉え方にグッときた。
2人以外の周りのキャラクターも暖かくて人間味があり面白い。
西島秀俊、内野聖陽、山本耕史、磯村勇斗ってヤクザもの作れそうなくらい強いメンツですが、真剣に暖かい作品を作り上げたという印象。
アドリブなども多く上映中クスクスとした笑い声もまばらに聞こえた。
なにか大きな大事件が起こるような作品ではないが、むしろそれがいい。コロナ禍で疲れた心を癒す作品。
心ポカポカしました
TV版からの劇場公開作って、私、踊る大捜査線以来かも?←いつの話。
先日Tver&アマプラで追っかけ鑑賞して、劇場に行きました。
ざっくりいうと、TVドラマの延長って感じで。
クスッと笑えて、時に胸キュン、そして美味しそう!。
ネタバレなしなので、一つだけ。
正月用にシロさんが「黒豆」を作るシーン。
一晩水に浸し、翌日調味料を加えて8時間煮る。
すると最初は丸かった豆も、細長くなって美味しくなる。
シーンは短かったけど。
これって、大切な人と暮らす日々と同じなんじゃないかな。
心を込めて時間をかけて。
周囲の人とも交流することで、生きていく。
そんなことを思ったりしました。
最後のシロさんの言葉は、理想のカップルのセリフでした。
約2時間、肩の力を抜いて、ゆったり見れました。
いい気分転換になったなあ。
心もちょっと温かくなれたし。この作品に出会えて、私本当にラッキー🤞
ドラマを見てなくても大丈夫です。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「これからあなたは、あなたの家族を大切になさい」
良かったです
コミックも全部読みテレビドラマも見てます
原作やドラマの世界観を壊さずコミックを上手く切り取り
とても良い仕上がりだと思いました
リアルに俳優さんが演じる事でコミック以上に良かったです
脚本や監督そしてキャストの皆さんが素晴らしかったんだと思います
主演のお二人が良いです西島秀俊さんのシロさんはピッタリ
内野聖陽さんのケンジを考えた人は凄いです
内野さんはそれまでThe男という役が多かったと思いますが
こんなに繊細で可愛く演じるなんて想像出来なかった
またお二人の相性もピッタリだったからこそ
こんなに良い作品が出来たのでしょうね
ドラマはだいたい履修済で鑑賞。 めちゃくちゃ良かったです。 更に関...
ドラマはだいたい履修済で鑑賞。
めちゃくちゃ良かったです。
更に関係性が深まったシロさんとケンジの日常はもちろん、彼らを取り巻く人達も変わらずいい味を出してます。(個人的推しはスーパーの店員さん 笑)
ほのぼのシーンはもちろん、2人がすれ違う波のシーンも程よく入っていて十分に楽しめました。劇場版だからとド派手なシーンがあるわけでもなく、ドラマから続く日常シーンを、丁寧に描いている点がとても良かった。
特にこの劇場版はケンジが可愛い。シロさんと2人で行った京都旅行も、薄毛に悩むシーンも本当に可愛い。そしてケンジの優しさが滲みます。
シロさんも表には出さない分、内心は凄くケンジを大切に思っている、その描写がとても良かったです。
そしてメインである料理と食事シーン。ここはもうホントに素晴らしいです。飯テロとしてよりはただ単に、登場人物達が楽しく料理し、食べるシーンとしてとても楽しく鑑賞しました。
変な生々しさもなく、それでいて本当にシロさん達が存在しているようなリアルさも感じられる素晴らしい作品でした。
何も起こらない
平和な映画。
こんなにほっこりした映画あるかしら。
だけどそれがいい。
何も起こらないけど、着実に季節は移り変わり、取り巻く状況は少しずつ変化していく…
ちょっぴりほろ苦いです。
なぜだかオープニングで泣けました私…
そして帰りに肉団子の材料買って帰りました!
あ、ホームレスの弁護は気になるけど、そこを深追いするテーマじゃないから忘れることにします。
【「何やってたんだよ⁉️ジルベールっ‼️」】
「ここにいる全員に、おまえのことを自慢したいよ‼️」
この物語の面白いのは、ノンバイナリーの二人を主人公としながらも、ノンバイナリー、男女関係なく、人が人を好きになること、一緒にいたいと思うことを考えさせてくれるところだと思う。
多様性を肯定しているのだ。
映画に出てくるレシピも割と簡単で、人を好きになるということはシンプルなのだと言っているようでもある。
「他人(ひと)が嬉しいことは嬉しい」
やっぱりシンプルなことなのだ。
ところで、映画館で後ろに座った二人組の若い女性が、上映中、ずっと喋っていた。
最初はうるさいなと思っていたが、感情移入したり、つっこんでみたり、けっこう面白いので、ストーリーと同時に楽しむことにした。
レビュータイトルは、そのうちの片方が言った言葉だ。
映画を観たら分かってもらえると思うけど、その場面で間髪入れずに言っていた。
「ちっ!何やってたんだよ⁉️ジルベールっ‼️」
僕は、決して笑う場面じゃないのに笑ってしまった。
(以下すこしネタバレ)
あと、冒頭で、史朗が賢二に、簡単に「死ぬ」なんて言うなと諌める場面があるが、終盤で逆に、賢二が史朗に、同じセリフを言う場面が出てくる。
その瞬間、後ろから、「伏線回収ーーーっ!」って。
また、笑う場面じゃないのに、僕は笑ってしまった。
他にも、「あっ、これ、きっとアドリブだよ」とか、とにかく笑わせてもらった。
満員御礼状態だった。
こういう映画を楽しんでる人は、LGBTQ差別禁止法案なんかには賛成するだろうし、今回の選挙で、もっと争点になれば良かったのにと心から思ったりした。
つられて笑顔になれる優しい映画
ケンジとシロさんの笑顔にこちらもマスク越しにずっとニコニコしてました。俳優さんたちの笑顔につられてこんなに笑顔になれる作品もなかなかないし、ご相伴にあずかれる私たちは本当に贅沢だと思う。終始幸せな時間に日常の嫌なことも忘れて癒されました。悲しみも美味しさも分け合ってこうやって生きていけたらいいな。
ぜひ劇場版第2弾を!もしくはドラマのシーズン2お待ちしております。
酸味ありつつ優しさで溢れる世界の心地好さ
ドラマシーズンを更に上回る多幸感満載の内容で、原作をなぞりながら西島さんと内野さんが楽しんで演じているのが伝わるハートフルな作品でした。
シロさんとケンジが自分の事より相手を思いやる優しさが実は一番難しいパートナーとの関係性を丁寧に表現していて、仕草や台詞だけではなく、表情だけで気持ちを物語る演技は素晴らしかったです。
特にアドリブらしいシーンは素のお二人の笑顔が素敵で可愛らしかった。
時に切ない現実もありつつ高望みはしない。ただただ平和に朗らかに一緒に食事が出来る"家族"を大切にしようと思える相手が一人いるだけで人生豊かになりますね。
(ケンジの母性愛が目立つけど、実はシロさんの方がケンジへの愛が深い)
原作はまだ続いてますし、やはりシーズン2を制作して欲しい、また賑やかなシロさんとケンジに会いたいです。
ほっこり面白いけど、考えさせられた
二人のおっさんの美味しそうな自炊を主とした何気ない日々。
内野の演技の巧さが際立つ。さすが紫綬褒章受賞!
ゴツい男がちょっと女性っぽい仕草や話し方をするのでどうしても彼に目がいってしまうのだが、それでも、仔犬の様に首を右に傾げて、口先だけを使って優しい口調で喋る様は、それだけで女性っぽさを表現していた。演技者として とても巧みだなぁと、感嘆する。
それで疑問に感じてしまったのだが、ゲイカップルって、男側、女側としてアイコンの様に描かれるし、私自身もその様に捉えてしまっているが、全部がそうなのか⁈ そうじゃない形もあるんじゃないか?
ケンジとして、同じセリフをいわゆる女型アイコンではない人物として発する時、彼はどのように腹筋を使って発声し、どんな表情筋を見せてくれるのだろうとも思ってしまった。その時、物語はちゃんと成立したものとして、私は二人のおっさん物語を微笑ましいものとして見られるものたのだろうか。同様に、女優二人がカップルとして演じた時、ケンジとシロさんの時と同じように見て、おもしろい、微笑ましいと思える自分の心境になるのだろうか?とも思った。
二人の間柄を声高に出来ないもどかしさを抱えながらも、ごく普通に世の中に立っていたい、と言う形がキチンと描かれていたと思う。そして「ヒトが嬉しいことって、こっちも嬉しいじゃない?」とさりげなく言うケンジの人間性の優しさが滲みたー。
ほっこり
奇麗な京都の景色から始まり、奇麗な満開の桜のシーンで終わるのも良かった。
賢二がおもしろ可愛い。
史郎と賢二がお互いを思いやる場面は全て良きかな。
親と子がお互いを思いやる場面も全て良きかな。
ほっこり非常に心がなごむ作品。
(内野聖陽さんが紫綬褒章受賞も納得。)
それぞれの型にはまらない愛の形
パートナーとの愛、それぞれの家族との愛、そしてその自分達を囲む者との愛。様々な愛の形、向き合い方が日々の生活の中で大切に描かれている。2人はゲイのカップルだが別にそこが誇張して描かれているわけでもなく、ただ
一緒に暮らして、生きていく大事な家族としてのお互いの相手を思う気持ちが本作ではとても大切に描かれている。
もちろん、異性同士のカップルではなんの問題もないところもこの2人には自分達が思っているより周りからの反応は受け入れてもらいにくい。でも、悲観するのではなく
自分達も、周りにもそれぞれの思いと折り合いをうまく付け合いながら、そして理解してもらえるように生きていく様に思わず涙を誘われる。
そして、タイトル通り、毎回、関わる人を繋げていくのが
食事や、料理をする場面。大切な事も、喜びも、悲しみも顔を合わせて食事を摂る事で相手の変化を見つけたり、なかなか面と向かうと話しにくい事も料理をしながら一つの事を共有するなかでコミニケーションをはかる大切な時間としてとても大切な時間だ。食を生きる大切な事として描かれており、毎回、美味しいご飯を口いっぱいに頬張りながら会話する。楽しい時にはとても美味しいご飯となり、悲しみや心配があれば喉を通らない。だれもが経験した事のある当たり前とも言える風景がそこにはある。その2人を見るだけでも心が満たされて、ゲイカップルならではの笑いとちょっぴり涙の心温まる2時間でした。
ほっこりだけど、いろいろ考えさせられましたゎ
いやードラマからの劇場版嬉しいです。
原作も大好きで、今回の映画もうまいことまとまっていておもしろかったです。
随所に西島さんと内野さんのアドリブ?も笑わせてくれます。
大切な人を失うかもしれないという恐怖は性別年齢等関係なく怖いですよね。
それをまっすぐに聞ける関係
「死ぬの?」と
それはとてもステキな関係だと思いました。
今回は笑い話で、私も劇場で笑ってしまいました。
幸せな旅行を【なんのフラグ?】とゎ。
私にも子供がいて
例えお正月会えなくても
結局母親って子供が幸せなら
それでいいって思う。
わかってはいたけど、改めてシロさんのお母様を見て
あぁこういう親子関係っていいなあと思いました。
【”家族”両親、友人を大切な存在と認め、温かく想う気持ちをキチンと描いた作品。そして、大切な人と一緒に作り、食べる料理は美味しいのである。同性愛を描いた邦画のイメージを払拭してくれた作品でもある。】
ー 料理上手な弁護士、シロさん(西島秀俊)と、明るい美容師のケンジ(内野聖陽:あんな明るいキャラを演じているのは、初めて見た気がする。)との、相手を思い遣るが故に、ドンドン悲観的な妄想を催す様がとても、オモシロイ。
二人の複雑な心模様を、西島さんと内野さんの絶妙なモノローグで綴って行く・・。ー
◆感想
・シロさんと、ケンジの仕事仲間、友人、”お買い物仲間!”達が、二人の関係性を自然に受け入れている姿が良い。
ー ここには”同性カップルだから・・”と眉根を寄せる人はいない。ー
・だが、シロさんの母(梶芽衣子)が、毎年正月に息子が連れてくるケンジを”良い人だ”とは分かっていても、二人が帰った後に、具合が悪くなってしまうと言う事実を、ある日シロさんは、両親から告げられて・・。
で、ケンジの誕生日祝いに、京都旅行に行った際に、シロさんはその事実を告げ、深々と詫びる・・。傷つく、ケンジ。
ー シロさんの母も、二人の関係を認めつつも、自慢の息子の生き方を、年代的に受け入れられないのだろうなあ・・。
この映画では、シロさんの母親を悩める人間として描いている所が、良い。分かってはいても、気持ちが付いていかない・・。ー
・この映画の特長として、美味しそうな料理制作のプロセスを、キチンと描いている所がある。
「かもめ食堂」を、少し思い出す。
大きなキンメのアクアパッツァ(豪華だなあ)や、簡易版ローストビーフ(ここ、凄く参考になった・・。)、リンゴのキャラメル煮の作り方と、美味しそうな食べ方、おせちの黒豆の煮方・・。
ー 原作も、TVドラマ版も読んでないし、観ていないが、こういうシーンがキチンと描かれているのだろうなあ。ー
・友人の小日向(山本耕史)と、年下の同性の恋人の航(磯村勇斗)との関係性も、アクセントとして良い。
ー 航が、3日間急にいなくなって、航の好物のポテチが沢山入った袋を両手に必死に探す小日向の言葉。
”大切な人が、自分の前から消えてしまうかもしれない・・”
シロさんと、ケンジはその言葉を、”自分事として”捕らえてしまい・・。
シロさんの妄想が、ドンドン暴走していくシーンが、オモシロイ。ー
・ホームレスのおじさんの裁判員裁判のシーンは、問題提起であろう。
ー ここは、もう少しキチンと描いてほしかったかな・・。ー
・シロさんが、両親に”正月にケンジさんを連れて来ないで欲しい”と言われた事に、キチンと自分の考えを述べ、正月は豪勢ではないが、キチンとしたおせち料理をつくり、二人で過ごす姿。
ー シロさんの言葉を素直に受け入れる両親。
シロさんも、正月以外の時には、頻繁に高齢の両親の元を訪ねる事を決意する。ー
<桜の花びらが舞う中、シロさんとケンジは”シロさんが母親と作った肉団子”を美味しそうに口にする。
自分達が徐々に老いて行き、死を意識する年齢になったシロさんとケンジ。
今作では、お互いの親の老い、死も含めて、少し切ない部分もキチンと描いている。
この作品では同性カップルを終始温かい視線で、笑いも絡ませながら、描いている。
邦画で、同性愛を描いた作品は、私の記憶では暗いトーンの作品になりがちで、「性の劇薬」のようなナカナカな作品もあったが、そのイメージを払拭してくれた作品である。>
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