レディ・トゥ・レディ

劇場公開日:

レディ・トゥ・レディ

解説

大塚千弘と内田慈のダブル主演で、女性同士の社交ダンスをテーマに描いたダンスエンタテインメント。日常に追われていた大人たちが、社交ダンスを通じて青春を取り戻していく姿を、笑いや涙を交えて描く。生活に追われる主婦・鈴木真子と売れない独身女優・城島一華は、かつて高校時代に競技ダンスで脚光を浴びたが、今は互いに人生の崖っぷち。同窓会で再会した2人はクラスメイトたちの前で大見栄を切ったことから、競技ダンスのカップルを組むことに。家庭のためではない自分のための時間を生きることになった真子と、女優生命を懸けた一華は、猛烈な練習に励み、競技ダンス大会に出場。2人の演技は大会を席巻するが、女性ペアの是非を問う議論が巻き起こる。そして真子には家庭の、一華には仕事の危機が迫り……。

2020年製作/90分/日本
配給:トラヴィス
劇場公開日:2020年12月11日

スタッフ・キャスト

監督
脚本
藤澤浩和
エグゼクティブプロデューサー
磯田貴彦
プロデューサー
佐藤圭一朗
アソシエイトプロデューサー
中畔弘敬
撮影
伊藤麻樹
照明
尾下栄治
録音
木原広滋
装飾
山田好男
スタイリスト
岩堀若菜
ヘアメイク
小出みさ
スーパーバイジングサウンドエディター
勝本道哲
サウンドデザイン
紫藤佑弥
音楽
井上泰久
古屋沙樹
音楽プロデューサー
菊地智敦
ダンス監修
堀口史朗
桜田まゆ
キャスティング
下鳥真沙
助監督
塚田芽来
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(C)2020 イングス

映画レビュー

3.0ジェンダーの視点で芸能に一石を投じた作品

2022年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

期待以上か期待外れになるか読めず、劇場に足を運ばずじまいだったこの映画をようやく配信で鑑賞。
ダンスは男女のペアで踊るもの、そしてリードするのは男性、という固定概念に一石を投じるテーマで、芸能界で横行するセクハラやパワハラも取り上げている、なかなかジェンダー・センシティブな映画。今となってはこの映画に木下ほうかさんが出演しているというのも皮肉なものですね・・・。

私も以前ペアダンスをやっていて、リーダーとフォロアー両方できる女性は当時もごくごく少数だった。ただ、ふだんフォロー役をしている女性がリードすると、リードされる女性の気持ちや感覚をよく知っているので、リードがやさしく分かりやすく配慮があって、一緒に踊っていて気持ちがよかったことを覚えている。

テーマ設定は面白いし、主演俳優2人もよかったけれど、過剰な演出や脚本のせいか、あと一歩という印象なのが残念。
それでも、一昔前なら疑問にも思われない、どうして女性がリードしてはだめ? 女性同士でペアを組んではだめ? という今の時代のムードに合った、チャレンジングな一作だったと思う。
将来、うまくリメイクされたらもっと面白いのでは、という期待を込めて星3つ。

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ピンクマティーニ

4.0舞台

2021年1月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

人生は舞台である。
主婦には主婦の舞台があり
女優には女優の舞台がある。
演者は与えられた舞台で演じるだけだが
演じる理由は人それぞれ・・・
演じたいから演じる人もいれば必要に迫られて演じる人もいる。
観客を笑顔にするのも、自身を笑顔にするのも、精一杯自分の舞台を全うできるから。

この映画は、改めて自分の舞台で日々頑張ってる人へのエールである。

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ちゆう

3.5なんか物足りなさが残る

2020年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

30代の俳優業と結婚して子供ありの女性二人が、くすぶっていた人生を女性二人のペアで社交ダンスを再開することで輝きを取り戻すドラマ。

個々人のドラマや社交ダンスのルールなどに切り込んでいて方向性や内容は楽しめた。どんでん返しなども綺麗に決まってる。

でもいわゆるフックがなくて、例えば同じ台本でハリウッドでリメイクされた方が面白そうな気がする。

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mikyo

1.5残念

2020年12月30日
Androidアプリから投稿

内田慈さんの芝居をたっぷり観たい

という思いで 8:20am という罰ゲームのような1日1回 都内単館 という上映に駆けつけた。

Chscotの売場をエレベーターで上がり、この映画の数少ない出資者と同じエールを抱いて座席に就いた。

しかし その期待はあえなく碎かれる

原因は脚本と演出力

この監督には修練して戻って来て欲しい

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イコン

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