ザ・ハントのレビュー・感想・評価
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おうち-289
序盤の3大選手権(飛行機寝付きのよさ選手権、私が禰豆子選手権、主人公は俺だ選手権)、永遠見ていられる。
お久しぶりです(/ω・\)チラッ。
最近、家でぼーっとするときはYouTube視聴ばかりで、映画はどうしても頭を使ってしまうので観てませんでしたが、
この作品は瞬きもせずに見てしまいました!
『パージ』『キル・ビル』大好き人間はホイホイ。
何が始まるんだ?ワカランゾー?ん、君は誰?あ、君が主人公ね、よろすくー、、、死ぬんかい!!
はいすき。視聴者に謎をポイッと投げては、考える暇なく展開を進めて、驚きとともに解消したと思えば、また新たな謎をポイ。
主人公が決まってからは、『パージ』『キル・ビル』的な展開に。
この2作品と比べると、戦闘シーン少なめかもしれませんが、この映画のストーリーにはこれくらいが合っている気がします。
ラストのシーンは、『キル・ビル』を連想せざるは得ないですよね??(どことなく主人公がユマ・サーマンに似てなくもない気が、、、。)
ところどころ、コメディ要素(ブラックジョーク)が混ざっているところも、、、。
さて、自分がもしマナーゲートに参加するハメになったらと考えてみましたが、
マレーシアぐらいなら着陸まで熟睡するほど寝付きはいいので、無事、森には到着できそう。
禰豆子コスプレは似合わなそうなので、カメラに抜かれる心配もないでしょうし、
主人公は俺だ選手権にも、ただのビビリなのでカメラに抜かれなさそうですが、
単純にドジ&足遅いので、禰豆子選手権のさなかに罠に引っかかるか撃たれてると思いました。
【”ウサギと亀。そして、G・オーウェル著『動物農場』” シニカルすぎる、”ハンティング・ゲーム”である。】
ー G・オーウェル著、『動物農場』に着想を得た映画は、近年では「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」が記憶に新しいが、今作も又、強烈な作品である。ー
・富裕層のアシーナ(ヒラリー・スワンク)達が、遊びで架空の”ハンティング・ゲーム”をスマホでしていたが、いつの間にか拡散してしまい・・。
ー 後半、この事実が明らかになるが、モラルに反した遣り取りが拡散した腹いせで、リアル”ハンティング・ゲーム”を、用意周到に仕掛けるトコロから、アシーナ達の狂気性が分かる。
作品構成としては、良く出来ている・・、気がしないでもない・・。ー
・亀だった筈の、捕らわれた人たちの中に、一人だけウサギが居た。その名は”スノーボール”本名クリスタル(ベティ・ギルピン)。アフガニスタン戦争経験者の強者で、日々、退屈なレンタカーの仕事に飽き飽きしていた・・。
ー 『動物農場』を読んだ方であれば、直ぐに分かると思うが、アシーナ達が”スノーボール”と名付けたクリスタルの位置づけが分かる。更に、アシーナ達が捕獲した、クリスタルは、同性同名の別人物だと分かるシーンも、ナカナカである。ー
<”ハンティング対象は全て亀を選んだと思っていたら、一人だけ俊敏な”ウサギ”が居た・・。”前半は、先の読めない展開と、不条理な世界観が面白かったが、全体概要が見えた後半は、狩る側が弱すぎて、少し拍子抜けしたかな・・。
ラスト、クリスタルがハンティング側が乗って来た飛行機で、高価なシャンパンをラッパ飲みするシーンは、ナカナカ良かったね。
劇場で観たら、怖かっただろうなあ・・。(映画チキンですから・・。邪道だなあ・・。)>
ストーリーは
ともかく、出だしからラストまで、騙しあいの殺しあいが途切れること無く続くテンポの良さで観やすかった。
冒頭の主人公の様な男女が、あっという間に殺されるのは斬新だった。
生き残った本当の女主人公の強さ、非情さ、タフさ、スタイルの良さは凄すぎ。
なかなか面白い。
primeビデオで鑑賞したのですが、評価が3.5と余り期待できそうな作品ではなかったのですが、これがなかなか面白い。私的には傑作でした。
最初、狩りの対象の人間たちが尽く殺られていきもはや太刀打ちできないのではと思っていたら、そこに1人のスーパーヒロインが登場、バッタバッタと返り討ち、なんてたって殺られる側が殺る側になるなんて痛快そのものです。まるで現代版夕日のガンマンである意味溜飲が下がる映画でした。
中二感のないサバゲー
マンガでも映画でも小説でもいいが作品が作品世界を展開している。そこへ突如、天の声(作者の脚注)が出てくるような仕組みのことを「メタ」と冠することがある。
(よくわかっていないが、たぶん。)
日本にはメタの構造をもっているマンガやアニメが多いと思う。銀魂のように脱力していて、それは辛辣な批評にたいする回避策にもなっている。メタフィクションてやつ。
そうこうするうちに、メタ構造が多様化した。
こじんてきな解釈として、登場人物が作品内世界を抜け出して、話しかける──ことだけでなく、構造にネタめいた気配をもっているものが、もはやぜんぶメタだと思う。
がんらいこれもネタの構造をもっている。物語は人狼のようなサバイバルゲームだが、和製のような中二展開やこけおどし感がない。死にざまはリアルで、そのリアル度とは裏腹な哄笑をはらみながら、すさまじいテンションで生き残り闘争が展開する。
ネタのポイントとして第一に挙げられるのが、俳優のポジショニング。
たとえば役所広司と津田寛治がでてくるドラマで、さきに役所広司が死んじゃうってことはない。俳優格の上下だけでなく、事務所都合的にも有り得ない。もしそれをやるとネタになる。ただネタでもぜったいにやらないだろう。The Huntは、まず、それを無視している。
imdbのtop500圏内のEmma Robertsがものの10分で頭を撃ち抜かれる。これがどれほど痛快な構造か、おわかりになるだろうか。和製の人狼ものでは、ポピュラリティと顔偏差値順で生き残りが決まる。例外はない。ぜったいにない。くやしかったら森田甘路が最後に生き残るドラマつくってみろや。──とわたしは思う。
つまり、転じて、なぜ和製でメタが流行るのかというと、メタ構造をしていながらも想定内だから──なのである。観衆は見る前から、銀時や新八や神楽がどこまでふざけるかを知っている。メタでさえ水戸黄門のようなもの──なわけ。
ところがあっちの奇才がメタをやるなら、予定調和をしなきゃならない理由はひとつもない。冒頭数十秒で山崎賢人と土屋太鳳がやられても、メタですからってことにしとけばいい。──という話。監督の来歴にCompliance(2012)があり反骨な作風をなるほどと解するものがあった。
また、これは偏見ではなく現実的なロジックだが、巨乳は、業界や作品や絵づくりのなかで、そこに注意が集中してしまわないように、三番か四番あたりの位置に居るものだ。それを打破しているBetty Gilpinに新しい時代性を感じた。It’s fucking great.
明るく楽しい人殺し映画
人が死ぬことをエンタメとして見せる低俗な思想のもと
作られた映画だが、それを気にさせない
明るく楽しいちゃんと振り切った割と珍しい描き方をしている。
命の重さや尊さを描かず
爽快感あふれる軽妙なテンポで人が死にまくる。
こんな映画ばかりみてるとバカになる
と、言えるほど振り切っているので
エンタメとしては成立しまくっている。
単純に面白い。
人が人を狩る映画は割とよくある設定だが
ダークな要素を一切捨てる潔さは
素晴らしい。
この映画や、グラフィックノベルの
サブリナなどを見て思うのは
日本も陰謀論者が増えてきているが
それはテレビを見なくなったせいだと思う。
テレビがつまらないのはコンプライアンスと
スポンサー、作り手が無能になってきたせいだが
ある意味で数多に増えたメディアの中では
一番の無思想なところは再評価されるべきだと思う。
このままいくと日本も陰謀論者が
さらに増え、自分は選ばれた人間だと勘違いした
バカたちが暴れ出す未来も近い気がする。
あのトランプちゃんが驚愕した問題作
あのぶっとんだ大統領、トランプちゃんでさえも待った!をかけた衝撃のサバイバル・アクション。あなたが主人公ね、ふむふむと観ているといきなりバーン、じゃあこっちかと思うと身体がド派手にドーン。この先どうなるの?と予想するが、悉く裏切られる展開にドキドキ、ハラハラが止まらない。序盤が特に面白いのでリピしよ。
良作
狩る方と狩られる方の攻防を描いている本作だが、何となく同じブラムハウスのプロデュースした、「パージ」と被る。だが本作の方が理由もわからずただただ狩りの対象となるという世界観であり、その訳のわからぬ理不尽さが好きである。
冒頭から早速始まるのだが、「この人が主人公か?」と思うと派手に体が飛び散るというシーンが続き、そのいい意味で期待を裏切る所が面白い。想像していたよりもスプラッタ的表現がキツいが、コメディ要素もあり、90分間非常に楽しみながら鑑賞出来た。
サバイバルだけでなく、騙し合いもあり、意外な人物までもが敵だったりもする。また、主人公は元軍人であり、身体能力には秀でた物があったが、返り討ちに遭うというリスクを狩る側が考えていなったどうかは謎だ。後半は立場が逆転する為、気持ちいい反面その辺が気になる所である。きちんと黒幕も用意されており、ラストは1体1の肉弾戦だ。このシーンもこれまでとは違った爽快さがあり、時折現れる笑いポイントを押さえつつ、ラストまでノンストップである。全米では上映禁止期間もあったそうだが、本作にはアメリカの病巣とも言える貧困の差や人種の差が色濃く出ており、メッセージ性が強いからだろう。近年またブラムハウスが乗りに乗ってこの様なインパクトのある作品を作ってくれることを期待したい。
世界クラスの上級国民
控えめに言って史上最高クラスのスリラー・アクションじゃないかと思う。
主人公的な視点がどんどん切り替わる序盤は良い意味で想像を超えてくるし、
物語の着地ってとこにも単に勝った・倒した・ハッピーエンド!じゃない爽快感がある。
社会風刺もたっぷり効いていて、まさに偏見 vs. 偏見みたいな。
特に主役・クリスタルキャラクター造形というか表現というか、
もうとにかくカッコよくって、「アトミック・ブロンド」とはまた違う強さというか
個人として生き残る、強くて賢い主人公っていうのに痺れた。
それにしても、エマ・ロバーツはやっぱり美しいと思って見てたら…笑
ホラー/スリラーであり、アクションであり、コメディであり社会風刺でありっていう
よくぞ90分でここまで全部盛りみたいな作品を仕上げたなって。
ゴア描写が大丈夫だよっていう人にはぜひ強く勧めたい。
四の五の言わさずとっとと殺る。
早い展開に意味不明のままラストまで直行。
スプラッターなわりには潔い殺人に、あまり恐怖を感じることなく鑑賞できる。
内容はほとんどない。
メモ
互いが、自分の正しさを主張している。
富裕層は傲慢さ、庶民は無知によるバイアスから。
原因は違同じ状態に陥っているのは滑稽。
作中でも触れられているがジョージオーウェルの動物農場の影響を受けている作品。
ブタの名前がオーウェルだったり、主人公がスノーボールと呼ばれていたり。
序盤の「主人公風な人物がすぐに殺される描写」により物語の予測不能性から、物語の展開・結末に期待感が醸成される。加えて、多くの登場人物を交えながらテンポよくストーリーが展開される為、ワクワク感を維持しながらあっという間に見終わってしまった。
富裕層と貧困層の対立、および、その原因の傲慢、無知、共感性の欠如。インターネット上で根拠なしに発展する陰謀論、情報のリークなど現代社会の問題を扱っている。
陰謀論を唱えること自体が、その妄想を現実化させる事もあるのだと、妙に納得した。
まぁB級だよね。
短く纏めれば、人狩りをしているという噂を信じた人間がエリートを批判して、噂で会社をクビになったエリート達が「じゃあマジにあった話にしてやるよ!」と噂を拡げた奴らをターゲットに制裁しようとするが、獲物に戦争経験者が混じっており、一方的な虐殺の筈が激しいバトルになると言う…。
こういうのがお好きな方には中々に楽しめる作品となります。
ヒラリースワンクとベティギルピンは共に肉感的な女優でラストのアクションも割に楽しめた。
服を着た豚の話はなるほど…とは思わないが、金持ちになるとやはり見栄えは変わっていくのだろうなぁ。
絶句・・・
うわさどおりのすごい映画だった。いやはや、どう言ったら、いいものか。
前半は、もう、いつ、どこで、誰が死ぬのか、まったくわからない。
あなたが登場人物の誰かを少しでも知ったような気になったら、もう、あっという間に死にます。
「リベラルのエリートでグローバリストの〇〇が、庶民50人を招く」 という表現自体が、差別プンプン匂う表現だ。
雰囲気がやや変わる後半も含めて、いやあ、とにかく、ぶっとび! こんなの、いいのかよ!? 誰にも 「観てみて」 とも言えないじゃんか・・・
すぐ撃つ・刺す
ハンターゲーム系で戦っていくかと思ったら企画者をバンバン殺していくシーンは見物だった。
しかも主人公の設定が元軍人(..)
素人が勝ち目ないでしょ…
判断力、瞬発力、全てにおいて完璧な相手を狙っても反撃される(笑)
自称コンサルタントを殺した時はスカッとした(^^;
最後格闘してたけど、普段から鍛えてる人は死なないんだと思った。
エマロバーツ即死はショッピングだった(T_T)
私が好きなプラムハウスプロダクションの作品らしく、下手すれば三流映...
私が好きなプラムハウスプロダクションの作品らしく、下手すれば三流映画になりがちな陳腐なシナリオを演出と配役で上質なスプラッターコメディに仕上げてます。アクションも上手で展開も面白く決して裏切らない映画でした。政治的背景をトランプが怒ったんですって?懐が浅い人だったんですね(^-^)
全107件中、41~60件目を表示